機動戦士ガンダムユニコーン episode1:「ユニコーンの日」 | @in's Hobby Room

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ついに解禁した「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 」。PSストアでの配信を経て果てはブルーレイディスクまで購入してしまったこの作品、遅ればせながら感想をば。ネタバレ注意。


しかし原作小説を読んだ人ならともかく、そうでない場合は(自分もですけど)予備知識ないとキツイかも。特に登場人物や用語などなど。

ただし下手にググったりしてしまうと、なにせ原作は完結している作品なので1話以降や物語の結末などのネタバレが激しいかも・・・なのでアニメ誌など、関連雑誌などを見ておくといいかもしれません。


「さよなら西暦。ようこそ、宇宙世紀!」

ということで実は描写されていなかった?西暦から宇宙世紀への改暦。物語はその式典から始まります。そういえば「ガンダムOO」は西暦の話だったけど、はて・・・

リカルド・マーセナス首相が演説していたこの場所が、「地球連邦政府首相官邸ラプラス」というらしく、この式典中に起こった、反連邦組織による攻撃で壊滅した事件が「ラプラス事件」と呼ばれるものらしい。


文字にすると「ラブプラス事件」と見間違えやすいのがなんとも。


「・・・カーディアス、私を赦(ゆる)すか?」

まさかの永井氏登場。(サイアム・ビスト役)この永井一郎氏というのはシリーズ第1作、「機動戦士ガンダム」のナレーションやレビル将軍でお馴染みな方で、今回の登場はサプライズ的といえますね。今回の起用によりそのファーストガンダムのナレーションはサイアムのものという意味合いが込められているんだとか。

見る限りサイアムはラプラス事件に巻き込まれた一人らしく、100年に渡って宇宙世紀の成り立ちに大きく関わる重要機密とされる「ラプラスの箱」を守り続けてきたらしい。


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「マリーダ・クルス、クシャトリヤ出るっ!」

時は飛んで宇宙世紀0096年、シリーズで言うと「逆襲のシャア」から3年後が舞台。


早速戦闘パートということで、クシャトリヤvsジェガン部隊。この時クシャトリヤのモニターをよく見ると、ジェガンはすぐに「TYPE RGM-89」という識別が出ますが、隊長機のスタークジェガンはまだ未識別のため「UNKNOWN」という表示になっているのが細かいですね。

マリーダの台詞でも「脚の速いジェガンが居る。特務仕様かもしれない。」とあったので初遭遇だったのが演出されてます。
ノーマルジェガンは相変わらずで安心する。


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「袖つきめぇ!!」
「袖つき」というのはジオン軍の部隊に対して付けられたあだ名で、モビルスーツ(MS)の腕部にあるマーキングが服の袖のようなことから名づけられているんだとか。「袖つき=ジオン」と覚えておくといいでしょう。


スタークジェガンからの攻撃からの回避運動による減速でGを受ける描写が良い。

それにしてもこのスタークジェガンのパイロットは優秀すぎる。対ニュータイプ(NT)専用MSの対応に馴れているようですね。武器を全て散弾にしたのも対NTを見通してのことか。それも相まってスタークジェガンかっこよすぎて濡れる。かつてこんなに活躍したジェガンが居たか・・・否!

もしこの人がリゼルに乗っていたら・・・まぁやられちゃったけど。


「就職率100%の謳い文句を鵜呑みにしていると・・・!」

工業コロニー、「インダストリアル7」。ここで主人公バナージ・リンクスが暮らしています。そして「アナハイム工業専門学校」の学生でもあります。

これはそのアナハイム工専の講師のセリフ。歴史の授業だったようです。こんな学校なら俺も行きたいわ(笑) まぁ就職率100%を鵜呑みに~というのは身を持って体験しているので妙に納得。


「おっ すげぇー、ザクだ!」

2分でシャアの反乱まで説明できるくらいの学生。バナージの友達ですね。やっぱこの世界にも居るんですねぇ、私らみたいなタイプの子が(爆)

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「モビルスーツ・・・」

しっかし、バナージ、髪の色変えたらカミーユにそっくりになるんじゃないか。

というかミコットの髪に埋もれたい(ry

「さすがだな・・・機体がだ」

青い軌跡がかっこいい。しかし「もし目に触れても一瞬の幻にしか見えんだろう」って、そんなに速いのか。中の人本当に大丈夫なのか;

ガエルがエギーユ・デラーズにそっくりで吹いてしまう。っていうか字幕みるまでずっと「ガイル」だと思ってました。「ガエル」が正解なのか。

この時の英語通信も字幕見てやっと何いってるか判明した。


「司令が堅物で・・・」「ブライト・ノアといったか」

名前だけの登場だったけどロンド・ベルの司令になってたのかブライトさん。出世したというかなんというか・・・口封じ込みかな。


「”赦す”か・・・」

今回、本当に「赦す」という言葉が多い。ていうかビスト一族。


「さて、ラプラスの箱 どんな代物か」

声だけでなく見かけまでジャック・バウアーに見えてしまうフラストさん(笑)


「やばいだろ、あれ」

バナージ、トイレカってやっと喋ったハロ。

このシーンからなにから、バナージの動きにすぐ反応するミコットのバナージセンサーぶりは異常。


「居た!でも日の出の時間だ、まずい」

このまずい、というのはコロニーがまだ「夜」の時間であったため、コロニーに火が入っておらず、これが「朝」に変わるとき人工太陽が発熱を始めてしまうため、その近くに投げ出されたオードリーが丸焼けになってしまうから、ということ。


「止める、って何を?」「戦争・・・」

コロニービルダーをカタツムリと呼ぶ、と解説が入ってくれてよかった。そうでなかったら延々謎ののままだ;でも何でカタツムリなんだろか。


「歩きながら食べるなんて・・・」

ホットドッグを食べたことないオードリーのお姫様っぷりを現す1シーン。この時とあるポスターが映ります。


「立場を考えればこそ、ここへ来たのです」

吹っ飛ばされた連れのサングラスをかけなおさせるマリーダさんが優しすぎて辛い。その直後物凄い勢いで2人を猛追したり、気絶させた職員を目覚めさせてから立ち去る、という描写がマリーダの優しさをあらわしているんでしょうが、こういうのって絶対フラグだよね・・・

オードリーが驚いていたのはバナージの身体能力だからでしょうか。「こいつ使える・・・」とか思ってたら笑える。

「私は・・・オードリー。オードリー・バーン」

さっきのポスターというのが「ローマの休日」のもの。この名前はそれに載ってた某女優さんの名前を拝借したもの。

監視カメラにちゃっかり映っちゃってるのがお茶目。


「ここを知ってる・・・この絵を見たことがある」

この「貴婦人とユニコーン」というのは実在する絵らしいです。(許可取ったのかな?)手に入れた先代、というのはサイアムかな?

ていうか理事長権限怖すぎ。


「今朝、君が空から落ちてくるのを見て、すごくドキドキした」

ラピュタ吹いた。親方ー!空から女の子がー!!てか。

まぁそんなん誰だってドキドキするだろうよ・・・


「必要ない。」

キッパリ過ぎてまたも吹いた。


「暴れ馬ですよ、あれは」

私の愛馬は凶暴で(ry

ラプラスの箱には鍵があるという。暴れ馬、馬・・・やはりユニコーン(ガンダムの方)がその”鍵”なのかな。


「力・・・身をもって感じた者ならではの言葉だ」

カーディアスによるニュータイプ談義スタート。


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「地球に・・・魂を繋がれた犬どもがぁ!!」「ネオ・ジオン万歳ぁぁぁぁぁい!!」

すんません、ギラ・ズールとリゼル一般機のプラモはまだ買ってないんです・・・;

このときのリゼルの一撃離脱戦法というのがなかなかにエグイ。首がブラブラしたズールさんが哀れ。

リゼルのライフルは出力を変えることでZガンダムのロングビームサーベル(ビームライフルの砲身からサーベルを出す)のような使い方ができるんですね。


この時隊長機が制止しようとする描写があったのは融合路が爆発するのを嫌っているためなんだとか。


「ひとつ事とは?」「・・・ジオンの再興。」

ジェガンはやっぱりこんな扱いだなぁw 登場→即撃破って販促になってるのかしら(笑)

「人が人を信じるのは本当に難しい」・・・ごもっともですな。けど銃向けられてるのに冷静すぎだ理事長。


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「非難させろ!」

1番に動くバンクロフト先生さすが。

リゼルのメガランチャーのビームが真っ赤なのがOOの擬似太陽炉搭載MSを思い出した。


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「まとわりつくな!」

クシャトリヤの隠し腕ってそう使うのか!ここで疑問なのがビームサーベルとはいえ敵軍の武器を使えるのか!という点ですが、リゼルもクシャトリヤも同じアナハイム社製だから、というのが有力な説ですかね。実際どうなのかわからないですけど・・・

この大爆発、MSが核で動いてるというのを再認識させられますね。あんなに被害出てるのに真近くにいたクシャトリヤはよく平気だったな;

あーあ、バンクロフト先生・・・


「戦争やってんだよ、あれ」

悲鳴や断末魔が聞こえないのが恐怖感を際立たせている気がします。非難しようとしてビームに巻き込まれたおっちゃんとかも。

指パチンでメガ粒子砲発射させるしゃれた艦長ですが、この人はじめ連邦側のキャラクターが一切しゃべらないのもまた怖い。


「特殊部隊のようです!コマンド・モジュールもおそらく・・・」

連邦の介入による混乱ぷりが半端じゃない。しゃべらないから特に。複数勢力というのはガンダムではお馴染みですけど、袖つき側の描写もある所為でどこに味方につけばいいやら(笑)

この時はいけガエル!やっちまえ!でしたが(爆)


クシャトリヤの叩きつけ→ファンネルのコンボが子気味いい。


「軍を利用したつもりだろうが、利用されているのは・・・!」

カーディアス強し。

アルベルトの声優は高木渉氏らしい。やっぱりしゃべらなかったですけど。


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「す・・・凄ぇ・・・」

小型の割りに結構火力あるのね、ロト。しかしダグザ(ロトのパイロット)の顔がヤクザすぎる。

このゴロゴロを転がってくクシャトリヤに萌えたという人も多いと聞く。プラモじゃ上手く畳めんのが残念。


「RGZ-95、リゼルだぜ、ミコット!」

あんな状況でしっかり救助を要請できるのは私からすれば立派だよタクヤ。

ガエル映らなくなったけど死んじゃったのかな。


「自身とか覚悟なんて・・・ない。俺は彼女に必要とされたいだけなんです」

なぜバナージがここまで入れ込むのかはわからないですが・・・あれか、恋ってヤツか。

赦してほしいってまた言ったな理事長。てか父親。

ハッチ閉じてモニターが再起動するまでの間があって、カーディアスが爆発で吹っ飛ぶ瞬間見せない演出がにくい。


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「父さん・・・母さんごめん・・・俺は・・・行くよ!」
何度見てもここは燃える。狙ってる感があるけど、それでも十分かっこよすぎる。音楽も素晴らしい。サントラ早く欲しいよ・・・

クシャトリヤのモニターに映る爆煙の中から出てくるユニコーンがまた良い。

マリーダさんはとりあえずファンネル!ってイメージだなぁ。機体の武装上しょうがないんだけど。


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「ここから・・・ここから、出て行けぇぇぇ!!」

ユニコーンの握力すげぇ!と思ったのは私だけではないはず。

押されながらもファンネルで壁を破壊していたのは叩きつけられる衝撃を防ぐためかな?


なんというかこのシーンもかっこよすぎてユニコーンのコクピット再現したフィギュア出てほしいと思った。フィギュアーツサイズで。


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「ガンダム・・・」

ファンネルはじくバリアーが素敵すぎる。撃たれたら即変形開始すれば無敵じゃないか・・・ってんなわけないか。

NT-D起動するとコクピットが変形するのが「ヱヴァ破」での初号機ダミープラグ発動っぽい。パイロットを拘束するところもそっくり。うん、変形ギミック込みで商品化をぜひ!(ぇ


ここで終了。同時に「episode1 ユニコーンの日」とサブタイトルが出るのがなんとなく「マクロスプラス」を思い出した。


というわけで1時間があっという間と感じるくらい凝縮された内容でした。なんといっても見所は終盤のユニコーン起動ですが、それ以外にもMSのコクピットの描写が結構印象に残りましたね。というか私がああいうコンソール類の描写が好きなんだというのが改めて認識させられた気がします(笑)かといってガンダムゲームとかでコクピット視点でやるのはえらく苦手なんですけどw

ロンド・ベル(連邦)側の行動がほぼ謎のまま終わったので、それは2巻以降に持ち越しですね。なによりもしゃべってくれることを願う(笑)


次は秋ごろの発売らしいです。まだまだ先なのが辛いですが楽しみですね。それまでに原作小説を見ようか迷いますが小説みたいな文字ばっかりなのは苦手なのでなんとも・・・(笑)


ブルーレイ版では、メインメニューからネットに繋いで見られる情報コンテンツ、「BD-LIVE」で2巻や「ガンダムOO劇場版」の予告も見れるのでおすすめ。

今日更新されて、初日舞台挨拶や絵コンテを見れるようになっています。(私は現在ダウンロード中なのでこれから見ます)


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そういえばユニコーンガンダムのことを原作者などが「史上初の変形するガンダム!」みたいにアピールしてたんですが、 あれは思いっきりシャイニングガンダムさんをディスってるんでしょうか・・・