今日は木野さんから1週遅れて発売になったコレです。
バンダイ S.H.Figuarts 仮面ライダーアギトグランドフォーム レビュー
「S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアギトグランドフォーム 」
平成ライダーシリーズ第2作にして、シリーズ中最高視聴率を誇った「仮面ライダーアギト('01年)」より、賀集利樹演じる主人公の津上翔一(本名は沢木哲也)が変身するライダー、アギト。
「翔一アギト」とも呼ばれています。
その翔一アギトがフィギュアーツデビュー。
木野さんがかなり気合の入った造形でしたが、こちらは従来の細身路線に戻ってしまってます;
まぁここまで来たら主役らくらいは統一させるべきか。
どう見てもクワガタかアリがモチーフのように見えますが、本当は「龍」がモチーフ(!)。
しかし肝心のアギト役=賀集利樹氏は、とあるバラエティ番組で「アギトはクワガタでしたよ」という仰天発言(笑) 演じた人間が間違えてどーすんだ・・・
しかし顔に関してはフィギュアーツ史上1,2を誇るほどそっくりにできています。ツノが大きいのがやや気になる程度ですが、クウガに比べたらまだまだ・・・
変身ベルト・オルタリングもよく出来ています。強いて言えば上下の金色のパーツの出っ張り具合がオーバー気味な点ですかね。
股関節はやっぱりドモンやクウガのころに戻ってます。
クロスホーン展開頭部はいいとして(付かない方がもっと大変ですがw)、この手首の異常な少なさ。
同じ値段でクウガならば変身ポーズ専用平手、アクション用平手、武器持ち手(マイティは武器持ちキャラじゃないにも関わらず)、さらにはサムズアップ用の手首まで付いていたのに、コレ。
どぉ~ひいきめに見ても少なく、手抜きに感じます。なぜこのグワッ手首じゃダメなのかは後述。
すでにこの時点で手首が似合ってません;せいぜい最後にベルトの両脇のスイッチを押すところくらい。
手の形としてはクウガのような開き方。
それとものすごーくどうでもいいことですが、翔一、と言うよりは賀集氏の「変身!」の掛け声って、力みすぎてる所為か「へんちん!」って聞こえるんですよねー。
まぁそれでも大分カッコイイです。この際細い造形は気にしない。
気のせいか、翔一クンの掛け声は「ほっ!」て言うのが多かった気がする。
最大の問題点はここ。
ライダーキック時の、アギト特有の構え。この手首になるだけであまりにも別物に見えてしまうほど。
クウガや木野さんがあれほどこだわってできていただけに、これはかなり痛い。
・・・もっとも原作知らん人にはなんのこっちゃって感じですがねw
ちなみに頭部は半分のみ交換というエコ仕様。
木野さんは頭部まるごと付いてたのに・・・ボソッ
ためしにカブトの手首を移植。すこしはマシになったかな。
木野さんと。
同月発売でありながらこの力の入れようの違いはさすがに・・・; まぁ原型師違うんでしょうけども。そもそも担当が悪いのか。。。
そういえばウワサで聞いたため真偽不明ですが、アナザーアギトの姿は設定上、翔一アギトとまったく同一の姿をしていて、視聴者にわかりやすく差別化させるためにここまでデザインを変えたとかなんとか・・・
それにしちゃわかりやすすぎな気がw んーん、どうなんでしょね。
4号、もといクウガと。
こうしてみると兄弟というか、近い存在に見えますね。主にツノ的に。
「ディケイド」でのアギトの世界では残念ながら実現しなかったこの2ショット。果たして8月公開の「オールライダー対大ショッカー」ではこのような共演は見れるのでしょうか。
ここでクウガ変身ポーズ用の手首を拝借。
・・・・・。
そして原作放映当時の装着変身と。(もちろん当時から残っているブツですw) ・・・親子か?w
これに加えフレイム+ストームフォーム用の換装パーツが付属していました。クウガの時はフォームごとの発売だったのとは逆に、アギトは基本3フォームを1セットにしての販売だったのです。
こちらも当時モノのマシントルネイダー。
装着変身用といいながらフィギュアーツでもばっちり乗せられます・・・んが、ライディングポーズはちょっとキツい。
ちなみに持ち手はカブトから拝借。
差し替えナシでスライダーモードも再現可能。フィギュアーツもどうにか自立してくれます。
ちなみに商品にはスライダーモード専用の固定フィギュアが付いてました。(マグネットで固定)
この手首はさすがにアンケート送った方がいいかな・・・。しっかし、なんでこう、バンダイってのは良いところができた瞬間にガックシ落とすような真似をするんだ・・・マゾっ気でもあるんかw
それとも担当に思い入れがないだけなのか・・・もう少し買う側の身にはなってほしいなー。「できてたことをやらない」ってのはちょっと、ねぇ?
そうか、手首はアレか、「ウェブ限定」(爆)
とりあえずG3とギルスの発売は急務ですね!(ぇ