太陽のぬくもりに包まれながら
顔を上げた時、
暗い気持ちはなぜか消えて、
心に希望がわいてきますよね。
つらい時も、哀しい時も
まばゆい日輪の輝きは、
生きる力と勇気を
与えてくれますよね。
人の心の中にある
勇気や希望、
それは太陽のようなもの。
今日もまた日が昇ることに
感謝する人は少ないように、
勇気や希望も
そこにあったとしても
当たり前のように感じるもの。
だけど、
大地を照らし、
命を育む太陽が
この世から無くなったら
地球はたちまち凍りつくように
勇気や希望が
心の中から無くなったら、
心はたちまち
凍りついてしまうのでしょう。
ちなみに、
「真っ赤に燃える」
という表現がぴったりの太陽ですが
真空のはずの宇宙では
ものは燃えないはず。
なのにあの光と熱は何故???
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母がその胎内に
日輪が入った夢を見て
生まれた子といわれる
豊臣秀吉・・・。
好き嫌いはともかくとして、
この人の名を知らない日本人は
恐らくいないのではないでしょうか。
自分自身でも
「日輪の子」
と主張していた秀吉は、
織田信長のあとを引き継ぎ
戦国の世を実質的に終わらせたという
輝かしい実績とあわせ、
日本史において自他共に認める日輪。
太陽のような存在。
そう言っていいのかもしれません。
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「いつも前に出ることがよい。
そして戦のときでも
先駆けるのだ」
(豊臣秀吉)
人生は
前に出て生きるか、
それとも引いて生きるか
の選択の連続といえるでしょう。
前に出て生きるためには、
そのための覚悟も努力も、
時には、
リスクを背負うことも要求されます。
それでも強気に
「前に出て生きる」
そう決めた時、
そして、
その決断に行動が伴った時、
人は誰にも負けない輝きを放つ
日輪のような存在になっていく。
そういうものかもしれませんね。
貧しい家庭から身を起こして
自分の才覚だけで
太閤の地位にまで
登り詰めた秀吉からの
「人の後ろに隠れて、
何かを待って生きていても、
成功はつかめないよ。
どんな時も、
常に先頭を切っていこう!!」
そんな、まばゆいような
エネルギーに満ちた、
前向きなメッセージを受け止めて、
私たちも人生を
前に進めていきたいですね。
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「負けると思えば負ける、
勝つと思えば勝つ。
逆になろうと、
人には勝つと言い聞かすべし」
人にはそれぞれ自分に合った
ものの考え方
というものがありますよね。
勝ちにこだわりすぎて、
ガチガチになるのも
どうかとも思いますよね。
だけど、少なくとも
「自分は負ける」
・・・そんな思い込みと共に
希望を持たずに
勝負に出たところで、
その結果はやる前から
決まっているのかもしれません。
勝つ自信は無かったとしても、
それでも、
まずは心の中で
「やればできるね」
そうつぶやいて、
その後は、
日輪のような笑顔を見せながら、
「自分は勝てる」
そうはっきりと口に出して、
心に鮮やかな勝利を思い描く。
そうやって、
「勝つことは当たり前のこと」
肩の力を抜いて
そう信じきることで、
迷いも、焦りも、不安も断ち切って
あとは自分のやれることを
全力でやりきる。
それができる人のところに
他人の心も、
勝利も成功も栄光も
自然に集まるもの。
そういうものなのでしょうね。
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「障子を開けてみよ。 外は広いぞ。」
人はいつの間にか、
自分の慣れ親しんだ世界の中で、
その世界の中の 限られた灯りの下で、
見えるもの、 聞こえるもの、 触れられるものが、
この世の全てと思い、
それを心地よいものとして、 生きていくもなのかも しれません。
だけど、もしも 「その時」 が来たら、
自分の直感が
「今がその時」
そう教えてくれているのなら、
自分の世界の扉を開け放ち、 日輪の輝きをいっぱいに浴びた、
外の世界を見て、 外の世界を肌で感じること。
自分の世界には無いものを 手に入れるために、
自分の世界に閉じこもることなく、
太陽の光のさす外の世界に 飛び出して行くこと。 |
そんな勇気と行動力もまた、
成功者となるために必要な条件
なのかもしれませんね。
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昇る朝日は必ず沈む。
それもまたこの世の定め。
日輪でさえ逆らうことのできない
この世の定めを
人もまた受け入れ、
背負っていくしかないのでしょう。
「露と落ち露と消へにし
わが身かな
浪速(なにわ)のことは
夢のまた夢」
(朝露のように生まれおち、
朝露のように儚く世を去っていく
この身であることよ。
大阪(城)で暮らした日々の栄華も、
全ては夢の中の夢のようであった)
秀吉の辞世の句といわれる有名な歌です。
「人の夢」
と書いて
「儚い(はかない)」
と読むように、
夢中で人生の坂道を駆け上がり
この世の全てを
手に入れたかのような秀吉にも
当然のごとく落日の時は
やってきました。
そして、
私たちにもいつかその日が
やってくることも
私たちが受け入れなければならない
現実です。
だけど、
それでも、
静かに自分の人生を振り返ることは
私たちには
まだ早すぎますよね。
終わりがあるからこそ、
終わりがあると
知っているからこそ、
今、手の中にある
かけがえのないもの、
今、周りにいてくれる
かけがいのない人たち。
全ての人やものに感謝して、
今、ここにある、
かけがいのない時間を
あの日輪よりも熱く輝かせて、
生きていきたいですよね。
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ものは燃えないはずの、
真空の宇宙空間で、
太陽はどうやって
あの光と熱を放出しているのか?
実はあれは燃焼反応に
よるものではなく、
太陽に存在する水素による
「核融合」
で生じた熱と光です。
この核融合反応により、
太陽の内部にある核の温度は
1500万度にもなっているそうです。
ちなみに太陽の光が地球で
黄色や赤色に見えるのは、
地球の大気中で
紫や青の光が減衰されて、
赤や橙色しか目に届かないためで、
宇宙空間で太陽は
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫色
全ての光が重ねあわせった
白色に見えるそうです。