シルクロード・・・。

 

それは、

中国と地中海世界の間の

歴史的な交易路であり、

 

絹が中国側の最も重要な

交易品であったことから名付けられた、

 

「絹の道」

 

 

中国側起点は長安(陝西省西安市)、

欧州側起点は

シリアのアンティオキアとする説や

 

中国側は洛陽、

欧州側はローマとする説など諸説あり、

 

中には、

日本がシルクロードの東端だった・・・

とするような考え方もあるそうで、

 

そのルートや距離は明確に1つに

定められるものではないそうですが、

 

一般的にその距離は

およそ7,000kmともいわれるそうです。

 

 

その中で最も古いルートは

紀元前2世紀頃の前漢の時代には

確立していたとされるもので、

 

私たちもその名をよく耳にする

中国のあの有名な僧侶も

歩いたという記録があるとか・・・。

 

 

遙か昔、

その途方も無く長い道を

歩いた人たちは

 

その心に何を思ったのでしょうか・・・。

 

 

///////

「大きな目標は
掲げなくてもいいかな。
ひとつひとつを
一生懸命やっていけば、
きっといい形に繋がると思う」

(相葉雅紀)

 

 

シルクロードを旅した旅人たちの、

その遙かな旅路も

 

まずは一歩目から。

 

そしてその次の一歩。

また一歩と、

 

彼らもそうやって目的地まで

歩き通したのではないでしょうか。

 

 

歩けど歩けど

一向に近づいているとは

感じられない

 

遠い目的地を

ずっと見続けていたのでは、

きっとメンタルがまいってしまった

はずですからね。

 

 

私たちの人生における

目標達成への道でも

同じことが言えるのかもしれません。

 

 

遠く大きな目標であればあるほど、

 

その目標から目をそらさずに

歩み続けると、

 

自分自身の進歩の感覚が追いつかず

 

その道はとんでもなくつらい、

苦難の道となってしまうのでは

ないでしょうか。

 

 

シルクロードの旅人たちが

一歩一歩、

堅実に歩みを重ねたように、

 

私たちも

その目標が大きく遠い場合には、

 

 

その目標を細分化して、

小さな進歩と成功を重ねていくこと。

 

一生懸命に重ねていく

その小さな積み重ねこそが、

 

気づいたら自分を遠くまで

連れてきてくれている。

 

 

そういうものかもしれませんね。

 

//////////
 

人は誰だって、

できれば楽をして

遠くまでいきたいものですよね。

 

でも

 

私たちの人生には

そんなに都合のよい近道など、

 

はじめから用意は

されていないのかもしれません。

 

 

やるべきことを

正しくきちんとやり続けた者だけが

 

ようやく、

その先の道を見ることができ、

 

目指す目的地到達への

挑戦権を持ち続けることができる。

 

 

そう、

彼の言う通り、

 

「目の前のことを
ちゃんとやらないと、
その先は見えないからね」

 

そういうことなのだと思います。

 

 

/////////

それでも、

そうとはわかってはいても、

 

あまりに遠い道のりに

「自分は本当にそこまで到達できるのか」

と悩んだり、

 

その歩みが思い通りにならず、

「自分はそこへ行く力は無いのではないか」

と落ち込む時は、

 

誰にでもあるものですよね。

 

 

そんな時は、

 

「悩んだり

落ち込んだりするのもよし!
その分きっと

何かが得られるから」

 

 

私たちも、そう口にして、

 

自分を許して、

心を楽にして、

 

この人を見習って、

 

いつも笑顔で、

その道を歩いて行きましょう。

 

必ず目的地にたどり着く日が

来ると信じて!!


 

////////

【こちらの記事も是非どうぞ】

笑顔は取り柄 / 相葉雅紀の世界

 

【その他の名言記事へのアクセスは】

ここからアクセス!/過去の名言集記事 (# 171~# 180)

 

///////

シルクロードのうち

「西域南道」

と呼ばれるルートは、

 

中国の敦煌から

タクラマカン砂漠南縁のオアシスを

ぬけてパミール高原に達するルートで

 

紀元前2世紀頃の前漢の時代には

確立していたといわれています。

 

極めて危険で過酷なルートながら、

7世紀に中国の僧侶、

 

玄奘三蔵

 

つまり

 

「西遊記」にでてくるあの三蔵法師が、

 

インドから経典を持ち帰る際に

このルートを通ったとされる

文献が残っているそうです。