クリスマスの前の晩、
暖かくそして静かな部屋の中で、
女優オードリー・ヘップバーンは子供たちに
こんな詩を読み聞かせたそうです。
"For atractive lips,
speak words of kindness.
For lovely eyes,
seek out the good in people."
「美しい唇であるためには、
美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳であるためには、
他人の美点を見つめなさい」
オードリーのお話は
さらに続きます・・・。
"Remember,
if you ever need a helping hand,
you'll find one at the end of your arm. "
「覚えておいて。
もし、あなたが助けの手を
必要になったら、
それは自分の腕の先にあるから」
"As you grow older
you will discover that you have two hands.
One for helping yourself,
the other for helping others."
「成長するにつれ、
あなたは二つの手を持っていると
わかるでしょう。
一つは自分自身を助けるために、
もう一つは他人を助けるために」
(Barry Paris著「Audrey Hepburn」より)
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ハリウッドの銀幕を彩る多くのスターたち。
その中でもひときわ大きく輝いていた、
映画史に残る女優の一人
オードリー・ヘップバーン。
銀幕の中のその輝きの裏に隠された、
彼女の暗く壮絶な前半生にについては
以前にこのブログでもご紹介しました。
(人生を楽しむこと、幸せを感じること / オードリー・ヘップバーンの世界)
女優として大成功し、
晩年はユニセフ親善大使として
亡くなる直前まで
熱心な人道活動家として活躍した
オードリーが、
強烈な光と闇が織りなした
その人生の中で培った、
信念と価値観・・・。
オードリーの生き方。
そして
彼女が子供たちに
伝えたいと願った生き方。
クリスマスの前の晩に、
彼女が子供たちに語った言葉には、
それらが集約されていたのかもしれませんね。
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その口は美しい言葉を語り、
その瞳は美しいものを写す。
美しさとは、
それは、
単純な見た目では無く、
うわべだけの優しさでも無く、
心の中からにじみ出るものにより
より輝きが増し、
真実となるもの・・・。
だけど、
それは「弱さ」の裏返しでは無く、
困った時、苦しい時、
その困難に立ち向かう心の「強さ」。
自分の身は自分で救うことができるという「自信」。
それらと共にあってこそ
本当の輝きを放つもの。
そして、
あなたのその手の中にある、
その強さ。
それはいつか、
自分のためだけでは無くて、
地球上で助けを求める
誰かのためにも役立てて欲しい。
あなたのその力、その強さは
そのために授かったものだから。
優しさと共にあってこそ、
それらはあなたの美しさとなって
あなたを内面から輝かせるものだから・・・。
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静かで聖いこの夜、
優しく、強く、暖かい
オードリーのメッセージ、
あなたも受け止めてみませんか。
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人生を楽しむこと、幸せを感じること / オードリー・ヘップバーンの世界
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