日本人は真面目で完璧主義な人が多い・・・。
一般的にそう言われますね。
例えば日本社会では、
「電車は必ず定刻で運転して当たり前」
「電車が定刻から遅れるなどありえないこと」
という風潮があり、
ダイヤが3分も遅れたら
謝罪のアナウンスが流れます。
でも海外では、
「電車が30分遅れるとか普通でしょ」
「電車が定刻で走った方がニュースになる」
・・・といった反応をよく聞きます。
私たち日本人にとっては当たり前な
日本の鉄道ダイヤの完璧ぶりは
世界的には決して当たり前のものでは
ないようです。
さて、この日本の鉄道ダイヤの
完璧ぶりを表すデータがあります。
2016年の東海道新幹線の
年間のダイヤ遅れ時間を積算して
年間の全列車本数約13万本で割った
「平均遅延時間」
は、なんと・・・
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嵐の中で「完璧主義」といえば彼ですね。
「時間に追われたり、
解決方法が見つからないと
逃げ出したくなることは
あるけど(笑)、
逃げたことはない。
折り合いをつけるというより、
折衷案も含めて
落としどころを探る作業は、
曲げることではなくて、
試行錯誤を重ねた上で
最終着地点を探すこと。
そこまで努力をしないと、
中途半端になって
後悔が残る気がする」
(松本潤)
嵐のコンサートの演出も手がける彼は、
彼らのコンサートでよく用いられる、
床板が透明で、観客の上を移動出来る
可動式のステージ
『ムービングステージ』
の発案者でもあるそうです。
ステージを盛り上げるための
演出に対する妥協は一切なく、
どんな時でも
決して逃げること無く
自分の理想にとことん向かい合い
努力を重ねる。
それはコンサートに来てくれる
ファンを向いてのものであるとともに
「自分自身が納得し、
後悔の無い仕事をすること」
をモチベーションとした
自分自身の中にある
「完璧主義」
から来るもの。
そしてそれこそが彼の
「プロフェッショナル魂」
なのかもしれませんね。
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自分自身を厳しく律する完璧主義・・・。
聞こえはいいですが、
自分を逃げ場の無いところに追い込む姿、
それはまるで、
洗面器に顔を伏せて
息を殺しながら
ひたすら仕事をするような・・・
そんな情景が見えてくる、
どう考えてもつらいもの。
息抜きが無ければやっていられないもの。
そう思えてこないでしょうか?
でも彼はこう言います。
「息抜きは必要ない。
朝起きて窓を開けて
空気を入れ替え、
部屋の植物を愛(め)でて
乾いていたら水をやるとか、
そんな小さな喜びで十分です(笑)」
これが彼の本心であるのかどうか、
それはわかりませんが、
少なくとも彼が
「そうありたい。
完璧でかっこいい自分でありたい」
そういう価値観を持って生きていることが
よくわかる言葉ですね。
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「お客さんから見た目線と
自分達がやりたいって思うことの
バランスを常に大切にしています。
舵ひとつ切り方間違えれば、
潰れちゃうから難しいよね。
プレッシャーはもちろんあるし、
ギリギリまで構成を迷うこともある」
単純にお客さんのことだけを考えて
仕事をする。
それは易しいものなのかも
しれません。
ただ人の言うことを聞いていれば
いいわけですから・・・。
自分や他のメンバーがやりたいことだけをやる。
それも易しいものかもしれません。
人を見ないで自己満足の世界に
ひたればいいわけですから・・・。
そのバランスを最適な状態に整えること。
お客さんたちにとっても、
自分たちにとっても、
素晴らしい感動のできるステージを作ること。
決して楽な方向には流れないこと。
それこそが、
彼がこだわる完璧さへの追求であり、
プロとしての腕の見せ所。
私たちも見習うべき精神といえますね。
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「つらいことがあったりしたとき、
コンサートに来てください。
必ず笑顔で返しますから」
ファンに対する思いだけでは無く、
彼の仕事に対する
思い、やりがい、プライド
そんなものが詰まった言葉ですね。
「笑顔って一瞬のことだけど、
それがものすごい力に
なったりするんですよね。
お金とかは一切かからないけど、
本当に嫌なことから抜け出す
きっかけになったりするものだし、
すごく大切なことだと思います」
自分たちを支え、
コンサートに足を運んでくれる
ファンたちを愛する。
そして、
ファンたちだけではなく、
メンバーやスタッフ、
そして自分自身までも笑顔にする。
そのために、
あくまでも自分に厳しく、
自分の中の完璧を目指して
妥協無く努力を重ねる。
関わる人たちを
笑顔にして幸せにしていく、
プロフェッショナル魂と完璧主義。
それは、
決して楽なものでは無いとは思いますが、
この世に大きな価値をもたらすもの
ではないでしょうか。
「完璧に」
とはいえなくても、
私たちもプロとして仕事をする際には
見習い、取り入れていくべきもの。
そう言えそうですね。
この人を見習って。
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2016年の東海道新幹線の
平均遅延時間は
24秒
だったそうです。
東京-新大阪間で約2時間半
乗車するとしたら、
乗客にとっては24秒など
「感覚の誤差」の範囲ですよね。
ちなみに2015年の
は平均遅延時間は12秒だったそうで
台風や大雪などによる遅延も含めての
ものと考えると、
通常の運行における遅延時間は
ほぼ0といえるのでしょう。
日本の新幹線のダイヤ。
利用者のために、
ひたすら完璧であろうと目指し、
そして、
それを実現するその実力。
日本が胸を張って世界に誇れる
「完璧主義」
の一つですね。
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