王者・・・
それは誰もが全てなれるものでは
ないのかもしれません。
そして、
だからこその
「王者」
なのかもしれません。
フレディ・マーキュリー
は自らが作詞・作曲した曲で
私たちにこう伝えました。
I've paid my dues
Time after time
代償は払ってきたよ
何度も何度もね
どんな世界でも、
頂点に立つためには代償が必要。
その価値が高ければ高いだけ
多くの代償が・・・。
We are the champions, my friends,
And we'll keep on fighting 'til the end
俺たちはチャンピオンだ そうだろ
俺たちは戦い続けるんだ 終わりまでね
そしてその戦いはいつまでも続くのです。
王者である限り。
その闘志がつきるまで。
やがてやってくるであろう
王者ではいられなくなる、
その時まで・・・
I thank you all
But it's been no bed of roses,
No pleasure cruise
みんなには感謝している。
だけどバラ色の世界では無かった。
楽しい道ではなかった。
人は彼らに見えている表側の世界のみに、
彼らに見えているその栄華のみに、
目がいくもの。
そして
「王者は常に恵まれた環境の中で育った
生まれながらの王者であったに違いない」
・・・そんな幻想を持って
王者を見るのでしょう。
だけど、
そう、
それは幻想なのです。
様々な代償を払い、
苦しくつらい思いをしながらのし上がって、
戦い続けなければならないのです。
それが王者の宿命なのかもしれません。
それでも・・・
And I ain't gonna lose
それでも俺は負けるつもりは無い
なぜか?
彼は王者だから・・・。
王者であり続けたから・・・。
今や伝説と化したロックバンド
「クイーン」
の代表曲の一つ。
"We Are the Champions"
(邦題「伝説のチャンピオン」)
既に今、この名曲を
口ずさんでいる方も
頭の中にメロディーが響いている方も
たくさんいらっしゃると思います。
実はこの曲、
ある曲とつながった1曲と
見なされることが多いそうで、
1977年にこの曲が発表されて以降の
クイーンのライヴでは必ず最後に
2曲続けて演奏されたそうです・・・。
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唯一無二と評された、
優れた歌唱力と独自のマイクパフォーマンスで
音楽会に一時代を築いた「王者」
フレディ・マーキュリー
彼はこう語っていたそうです。
"I’ll be the legend which won’t be a star ! "
「僕はスターではなくて、伝説になる!」
「スターになろう」
そう思って努力して、
それでも届かず、
いつかあきらめてしまうのが凡人。
「スターになろう」
そう思って努力し続けて、
夢を叶えた人がスター。
そして
「スターを超えた存在になる。
どんな代償を払ってでもそうなる」
と決めて、
高い志を持って、
決して楽では無いその世界の中で、
瞳にまばゆい光をともし、
熱い心に闘志を燃やし、
そして
唇でその世界を語って、
戦い続けた人が「レジェンド」となる。
そういうことなのでしょう。
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"It can’t be bought happily in money,
but it’ll be done sufficiently to give that ! "
「お金で幸せは買えないが、
それを与えることは十分にできる」
クイーンの代表曲の多くを作曲したフレディ。
彼は様々な音楽を組み合わせて
作曲する傾向があったそうで、、
ロカビリー、プログレッシブ・ロック、
ヘヴィメタル、ゴスペル、ディスコ
を含む広いジャンルで作曲したそうです。
それは、
自分を応援し、スーパースターの座に
押し上げてくれた人たちに
感謝の気持ちを持ち、
より楽しんでもらい、
より幸せになってもらうために・・・
そんな気持ちをもった挑戦でも
あったのかもしれませんね。
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“You can be anything you want to be,
just turn yourself into anything you think
that you could ever be.”
「何でもなりたいものになれる。
今までで一番の自分だと思えるものに
自分を変えるだけだよ」
何にでもなれる・・・
その歌声とパフォーマンスで
世界を魅了し続けた、
音楽会の「王者」らしい、
自信に満ちた夢のあふれる
そして私たちに
「きっとその通りだ」
そう思わせることのできる
パワーのこもった言葉。
そう思えないでしょうか。
自分で一番だと思えるものに
自分を変えること。
それには代償が必要であり、
戦い続けることも
必要となるのかもしれません。
だけど、
もしあなたにも
何か目標があるのなら、
「自分もなりたいものになれる」
そう信じて戦い続けるのも
いいかもしれませんね。
この人のように。
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既にご存じの方も多いかもしれません。
"We Are the Champions"
と続けて演奏され続けたその曲。
それは
"We Will Rock You"
(邦題「ウィ・ウィル・ロック・ユー」)
だそうです。
この2曲、1977年10月7日に
両A面シングルとして
カップリングされリリース。
全英最高2位、
全米最高4位の売り上げを
記録したそうです。
【"We Are the Champions"
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