「木から落ちたリンゴを空中で静止させる」
「時間を逆戻りさせる」
「人が生身で空を飛ぶ」
・・・
世の中には確かに
「不可能」
なことってありますよね。
そして
あなた自身の中にも、
「不可能」
という価値観は存在している
かもしれません。
でもそれは
本当に不可能なことでしょうか?
地球の物理法則に逆らうような
ことはともかくとして、
自分自身で
「不可能だ」
と思って、
あきらめてしまって
「不可能にしてしまっている」
もの・・・
もしかしたら、
それもあるのではないでしょうか?
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「誰かがやった後に続くんじゃなくて、
誰かがやったことをやるんじゃなくて、
その上をとにかく超えていく。
何か大事を成し遂げた人って、
人々がムリだって不可能だって
言ったことに対して
『いや、できる』
と思って
新しいものを作っていったんだと思います」
(大谷翔平)
野球ファンの方も、
「野球のことはそれほど・・・」
と思っている方も、
海の向こうの夢の舞台で、
きらめくような光を放ちながら
活躍している
メジャーリーガー、
大谷翔平選手
の名前はご存知かと思います。
【大谷選手の夢の舞台、エンジェルスタジアム】
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通常は、投手か野手。
どちらかに専念することが
日米を問わずプロ野球界の常識。
それは
「プロのレベルでは投手と野手の
両立は不可能だから」
・・・と言われてきたから。
みんながそう思ってきたから。
その常識をくつがえして
ある時は投手、
ある時は野手
として試合に出場する
「二刀流」
選手の大谷選手。
先日も彼に関して、
こんな報道がされました。
「大谷選手、
1シーズンで15本塁打を放ち、
かつ投球回が50イニングスに到達。
メジャーリーグで1919年以来の快挙!」
そう、
誰もが不可能と思うことを
およそ100年前に達成していた
「元祖二刀流選手」
が実はいたのです。
それが
100年を超える
メジャーリーグの歴史の中で
「アメリカ球界最大の巨人の1人」
と呼ばれるこの人。
ベーブ・ルース
です。
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It may not be easy.
But that won’t be the reason that I say
” It isn’t possible.”
「簡単ではないかもしれない。
でもそれは
”できない”
という理由にはならないんだ」
(ベーブ・ルース)
生涯通算本塁打数714本の記録は
1974年にハンク・アーロン氏に
破られるまで39年間
メジャーリーグ最多。
ホームラン王12回、
打点王6回
をはじめとして数々の栄光に輝いた
ルースのメジャーリーグでの
キャリア序盤は、
現在の大谷選手同様、
投手としても野手としても出場する
「二刀流」
の選手だったのです。
「現在と100年前では野球の質が違う」
そういう人がいます。
確かにそうでしょう。
それでもルースの前にも、
ルースの後にも
「二刀流」
で成功した選手は、
大谷選手が出現するまで
アメリカにもいなかったのです。
誰もが
「不可能」
と思う常識を覆した、
ベーブ・ルースと大谷選手
2人の思考の共通点は
世の中にある、他人のいう、
「不可能」
という価値観を鵜呑みにせず、
「挑戦しよう」
と考える意欲。
そして
「不可能なんてない」
と思うことのできる心の強さ。
だったのだと思います。
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It isn’t easy, but you can do.
Because the world is yours.
「簡単ではないが、君にはできる。
世界は君のものだから」
(ベーブ・ルース)
どんな世界にも
「不可能」
と呼ばれることはあると思います。
「それでも挑戦する」
と決めることができた時。
「自分はやる」
という
意欲と自信と行動が揃った時、
不可能は可能になる。
世界の価値観が変わる。
そういうものかもしれません。
大谷選手やベーブ・ルースほどの
ことではなくても、私たちも
私たちの中に、今ある
「不可能」
を可能にしていくことは
できるかもしれません。
何もしなければ、
それは永遠に不可能のままです。
意欲と自信
を持って挑戦すると決めること。
そして
情熱をもって行動し続けること。
あなたも、
あなたの中の不可能に
挑戦してみませんか。
「簡単ではないけれど自分にはできる」
まずはそう信じて。
【新旧の投打二刀流メジャーリーガー】
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