「人を成長させるためには何をすべきか」
興味ありませんか?
自分の子供や部下、
そして自分自身を成長させるために、
私たちは
何を考えてどうするべきなのでしょうか?
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しっかり遂行して
達成するためには、
まず、
やるべきことを
細かく洗い出し、
課題は何か、
何を重点的にやるべきか
などの優先順位を決めます。
そして、
自分の手が回らないところは
他の適任者に任せるなど、
役割分担も必要です。
今回は前回に引き続き
北島康介、萩野公介らの
オリンピックメダリストらを育てた
水泳指導者であり、
現在は競泳日本代表
ヘッドコーチを務める
平井伯昌さんの言葉から
人を成長させるために必要な
心構えに関する言葉を
ご紹介していきます。
【北島康介さんが金メダルを獲得した
2008年北京オリンピック競泳競技場】
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考えることを怠り、
情報やマニュアルに
全面的に頼ることで
安心を得る人がいます。
でもそれは、
自分の価値観を
人に委ねていることと同じ。
いつまでも自信はつかないし、
達成感や満足感を
得られません。
平井さんは
「まずは自分自身の頭で考えるべき」
という理念を一貫して
語っています。
最新の科学情報を得ると、
その情報通りに
従いたくなります。
でも、それにとらわれると、
選手の泳ぎの良さが
失われる場合だってある。
情報を最大限に
活用するためには、
思考の柔軟さが必要です。
そのためにも
「自分の頭で考える」
という習慣が大事。
安易に既存の情報を
鵜呑みにしないこと。
知的な能力を
鍛える方法の1つとして、
マニュアルや通説に頼らず、
「この情報は本当なのか?」
と疑問を持ち、
自分で試せるものであれば、
検証することが効果的。
常に疑問を持ち
検証を心がけること。
世界との差がある自由形は、
海外のメソッドなどを
積極的に取り入れるべきだと
考えています。
しかし、
ただ真似をするのではなく、
自分たちで解釈しながら、
日本人に合うように
柔軟に取り入れなければいけない。
すぐれた手法は
取り入れるとしても
自分で考えて、
自分あるいは
成長させたい相手に
最も適した形にして
取り入れていていくこと。
それによって、
人の指示による選択と、
自分で考えた選択では、
その後のモチベーションが
変わってくる。
厳しい道を選ぶ時ほど、
自分で選んだという事実が
責任や覚悟
につながります。
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どんな時も
「ブレない自己」
を大切にしてほしい。
「ブレない自己」
とは、
大きな困難に対峙した時の
心構えでもあります。
「ぶれない自己」
とは、
自分のやることの意味を
自分自身に問いかけた上で
つかむもの。
なぜ泳ぐのか、
どうしたら速く泳げるのか、
競泳から何を学び取るのか
などを自らの頭で考え、
根底に哲学を持って
立ち向かえる選手こそ、
結果を出せる。
必要な場合には
自分のこれまでの固定観念に
こだわらないことも大切。
成長するために
1つ変化させれば、
すべての要素を見直し、
変えていく必要がある。
「今まではこうだった」
という固定観念を、
勇気を持って
捨てることが大事。
「競泳」
という観念を私たち自身が
求めるものに置き換えた上で
私たちも自分たちの中に
取り入れて実行していきたい
人をそして自分自身を
成長させるための心構えですね。
【北京オリンピック競技終了後の記念撮影】
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