行水にも淵瀬あり、

人の世に窮達なからめやは

 

樋口一葉

 

(解釈)

水の流れる川にも

淵 (水深が深く水がよどんだ場所) があり、

瀬 (水深が浅く流れが速い場所) がある。


人生にも

苦しいときと良いときがあるだろう。
悪いことばかりではないはず。
元気を出して頑張ろう。

 

 

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世のため人のため、

家族のため、

自分自身のため、

 

精一杯生きていく・・・。

 

そんな

私たちの人生の行く手には、

 

うまく進められないと焦る時、

激しい変化に巻き込まれ戸惑う時、

現実に失望する時、

 

そんな時もあるかもしれません。

 

 

川の流れの行く手には

よどみも滝もあります。

 

それでも川の水は

その場にとどまることなく、

海が見えるまで流れ続けていきます。

 

 

水がその流れに

絶望することが無いように、

 

私たちも、

 

昨日に戻ることなく、

今、そこを越えれば、

 

とどまることなく進んでいけば、

 

必ず流れを取り戻し、

いつか海が見える日が

きっと来ますね。

 

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昨日・今日・明日、そして未来へ・・・。

 

戻ることなく流れ続ける

時の流れもまた、

川の流れのようなもの。

 

 

永遠の時の

その流れの中での

束の間の時間に織りなされていく

 

人の人生もまた川の流れ。

 

 

時の流れという川の上にある

私たちの人生。

 

明日を、

そして未来を見つめて

 

決して逆流することのない

その流れの上で、

 

うまくいかない時があっても

 

「いい流れが来る時は必ず来る」、

 

そう信じて、

しっかり進んでいきたいですね。

 

 

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