あなたは幸せですか?
自分は幸せではない・・・。
もし今そう思われたとしたら、
まずは、この言葉を聞いて下さい。
家が貧しくても、体が不自由でも、
決して失望してはいけない。
人の一生の幸も災いも、
自分から作るもの。
周りの人間も、周りの状況も、
自分から作り出した影と知るべきである。
人生に失望したまますごすか。
それとも
自分の力で人生を変えていくか。
それはあなたの選択次第です。
今日は、私たちにそれを教え、
逆境にあったとしても、
それに立ち向かう勇気を与えてくれる、
この人の言葉たちをご紹介します。
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野口 英世。
1876年(明治9年)生まれ、
福島県出身の細菌学者です。
「日本の偉人」
の代表と言ってよいと思います。
そして
皆さんも彼の偉業は御存じだと思います。
貧しい農家に生まれ、
さらに、
幼い時の事故で左手が不自由である。
通常の人間なら、
人生に失望しあきらめてしまうような
壮絶な逆境の下でも、
野口英世は、通常の人間とは
違う考え方を持っていたようです。
自分のおかれた状況を
客観的に認めた上で、
それらに対して、
「ハンデ」「不幸」「絶望」
といった意味付けをすることなく、
「幸せも不幸も自分が作るもの。
自分が『そうである』と感じて、
自分自身で決めたこと」
という柔軟で前向きな思考。
この思考が、彼が「偉人」への道を
突き進む上での原動力の一つ
だったのかもしれませんね。
【異国の地、ガーナで黄熱病の研究中に
自身も感染し亡くなった、野口英世は
現在もガーナでは有名人のようです】
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絶望のどん底にいると想像し、
泣き言をいって絶望しているのは、
自分の成功を妨げ、
そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。
自分に足りないものに対する不満、
人生に絶望するための理由、
そんなものを探し出すことなど、
誰にとってもきわめて容易なこと
・・・ではないでしょうか。
でも、
人生を嘆き、失望し、行動をやめた人間に
成功や、心の平安が訪れた・・・。
そんな話をあなたはどこかで
聞いたことがありますか?
現実は思い通りにならないもの。
そして残酷なもの。
もしも今、
自分の現在が、
自分にはとても受け入れられないような、
状況にあったとしても・・・
それでも
決して絶望しないこと!
過去を変えることはできないし、
変えようとも思わない。
なぜなら
人生で変えることができるのは、
自分と未来だけだからだ。
時は前に向かってしか流れないもの。
時計は元には戻りません。
だから
既に起きてしまった事実は変わらないし、
変えられません。
だったら、
「過去を変えられたら・・・」
などと、嘆くことなく、
自分を変え、
未来を変えると決めること。
それこそが自分自身を
逆境から救いだし、
成功へと導いてくれる、
「成功者の思考」
である。
野口英世の人生、
そして語り継がれる栄光は、
それを私たちに示してくれていると
言えるのではないでしょうか?
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私は少しも恐れるところがない。
私はこの世界に、
何事かをなさんがために
生まれてきたのだ。
自分にはやるべきことがあると信じ、
自分がやるべきことを見つけ出す。
努力だ、勉強だ、
それが天才だ。
誰よりも、
3倍、4倍、5倍勉強する者、
それが天才だ。
そして
自分のやるべきことをやり遂げるために、
自分の使える時間全てを使って、
努力し続けることができる。
そういう人間こそが、
逆境を乗り越えて、
自分自身の、そして
世界の未来さえも変えていく。
人はそれを
「奇跡」
と呼び
そして、
その人を
「天才」
と呼ぶのかもしれません。
だけど本当は世の中には
「奇跡」も「天才」もない。
そこにあったのは、本人の
「意思」と「情熱」と「絶え間無い努力」
それらが起こした、必然…。
そういうものなのかもしれませんね。
【ガーナの野口英世記念館の胸像】
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