今のあなたの周囲の環境。
あなたの目の前にある現実。
満足していますか?
それとも、
「こんな現実いやだ!!」
そう思っていますか?
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It isn't
what you have,
or who you are,
or where you are,
or what you are doing
that makes you happy or unhappy.
It is what you think about.
幸せかどうか、それは
あなたが何を持っているのか、
あなたが誰か、
あなたが何処にいるのか、
あなたが何をしているのか
で決まるのではない。
あなたが何を考えるかで決まるのだ。
今日は、
アメリカの実業家、作家、ビジネスセミナー講師
デール・カーネギー
の言葉から
「幸せ」
について考えていきたいと思います。
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私がサラリーマンだった頃、
打合せのために来日した、
サウジアラビア人のお客さんと
ある雨の日に、
こんな雑談をしたことがありました。
「今朝起きたら雨が降っていましたね。
朝起きて窓を開けた時、
薄暗くてしとしとと雨が降っていると、
なんか、心も沈みますよね」
「そうですか。
私にはいつもと変わらない、
真っ青な空とまぶしい太陽より、
空から水が落ちてくることの方が
ずっと感動的で、
心が踊るんですがね」
彼の顔は本当にうれしそうでした。
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その時、私たちの前にあった現実は
「雨が降っている」
ということ。
それだけです。
それが、私にとっては
「残念な」雨
であり、
同じその雨が、
サウジアラビア人のお客さんにとっては、
「感動的な」雨
だったのです。
「雨が降っている」
という淡々とした、
ただそれだけの、
無色透明な現実に対して、
私の心は
「残念だ」
と意味付けし、
サウジアラビア人のお客さんの心は
「感動的だ」
と意味付けしていたのです。
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私たちが今おかれている環境。
持っているもの、
居場所、
していること、
そして
今の自分自身。
それらも全ては淡々とした
無色透明な事実です。
事実自体にはそもそも
それ以上の意味はありません。
「快適な」場所も
「退屈な」時間も、
そんなものはそもそもない。
本来の事実としてそこにあるもの、
それはただの
空間と時間
それだけです。
そこに意味づけをしているのは
私たち自身の心。
「意識」なのです。
だから、
自分を取り巻く事実。
それらを、
肯定するのも、
否定するのも
全ては私たち次第。
「自分はダメだ。
何の結果も出てない。
何も持ってない。
こんな場所はいやだ。
自分はなんて不幸なんだ」
そう思うのも正解です。
だけど、
今ここにあるもの、
今いる場所、
今していること、
今の自分
の中の肯定的な意図をとらえて、
それらに感謝して
「自分は幸せだ」
そう自分で決めることも可能であり
そう思うのもまた正解なのです。
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心が痛む時があっても、
その両手が力を無くしてしまう時、
両足が道に迷う時、
そんな時があっても、
あなたは生きているから、
地球は回っているから、
それは誰にとっても事実だから、
明日は必ずやってきます。
自分の心が、
自分に希望と幸せをくれる。
全ては自分の心次第。
幸せと不幸せ、
どちらを選ぶこともできるなら、
それが自分自身の選択で決められるなら、
自分の身の周りの環境、
それは全てが、
「幸せの予感」。
幸せの予感を見つけて、
そして
幸せを感じて、
毎日を生きていきたいですね。
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