西城秀樹さん、亡くなってしまいましたね。
歌手として、タレントとして、
我々日本人に
「文化」
の楽しさを伝えてくれたことに感謝し、
ご冥福をお祈りしたいと思います。
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私の少年時代は、プロ野球全盛の時。
男同士が友達になった時は、
「おまえ、どこの (プロ野球チーム) ファン?」
が最初の会話でしたが、
(つまり、男の子は必ず、
「プロ野球が好きである」
という前提で会話が始まっていた時代です)
同じように、
「五郎と、秀樹と、ひろみだったら誰が好き?」
が女の子同士の最初の会話だったように思います。
(「女の子は必ずこの3人の中の誰かが好き」
という前提で会話が始まっていたわけですね)
私も、祖父の家に遊びに行くたびに、
いとこの3歳年上のお姉さんの影響で、
彼女が買っていた、
「平凡」「明星」
を読んで、
きらめくような「スター」たちの姿を
追いかけていました。
昨日のことのようです・・・。
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今も耳を澄ませば、彼の歌声が心の中に響きます。
YOUNG MAN !
さあ立ち上がれよ
YOUNG MAN !
今翔びだそうぜ
YOUNG MAN !
もう悩む事は ないんだから
YOUNG MAN !
ほら見えるだろう
YOUNG MAN !
君の行く先に
YOUNG MAN !
楽しめる事が あるんだから
生前、西城さんはこんなことを語っていたそうです。
「欲張りすぎないことも大事ですね。
あれもこれもすべてやろうと思ってもできない。
考えただけで頭がいっぱいになってしまって、
結局、何もしていないということになりかねないから。
それよりも、
一つでも二つでも、できることを着実に行う。
その方がずっといい」
そう、彼の代表曲、「YOUNG MAN」の歌詞のように・・・。
全てうまくやろうなんて思わないで、
悩んでないで、
立ちあがって、
今できることをやろう。
そこに楽しめるものがあるから・・・。
彼は、そんな想いをこめて、
我々にこの歌を届けてくれていたのかもしれません。
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YOUNG MAN !
青春の日々は
YOUNG MAN !
二度とこないから
YOUNG MAN !
思い出になると 思わないか
YOUNG MAN !
ほら両手あげて
YOUNG MAN !
足をふみならして
YOUNG MAN !
今思う事をやって行こう !!
西城さんは、こんなことも言っていたそうです。
「僕のモットーは
『今を大切に、今を楽しく生きる』
先のことより、将来のことより、
とにかく『今』を大事にしたい」
「今、この時」
は二度と来ないから、今を大切にしたい。
今が無ければ、未来も無い。
「今」という時を、
全力で生きるから、思い出になる。
それが彼の生き方だったんでしょう。
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今も目を閉じると、あの頃のことが目に浮かびます。
祖父の家で、いとこたちと遊んだこと。
中3の修学旅行の最終日のパーティーで
同級生、みんなで肩を組んで大合唱をしたこと。
そして、そこには、いつも
この曲と彼の歌声がありました・・・。
ゆううつなど
吹き飛ばして
君も元気出せよ
若いうちはやりたいこと
何でもできるのさ
西城秀樹さん、
楽しい思い出をありがとうございました。
そして、
YOUNG MAN よ、永遠に!!
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