『人の期待に応える』
よく耳にする言葉。
でも、本当に『人の期待に応える』必要はあるんだろうか?
その気持ちはわかるし、素晴らしいマインドだと思うけど、『人の期待に応える』ことばかり気にしていると、本当に大切なものを失くしてしまう。
期待に応える必要なんてない。
むしろ、期待に応えてはいけない。
期待になんか応えられる訳がない。
なぜなら、『期待』っていうのは自分以外の誰かの『感情』であり、自分のものではない。
しかも、人の感情はその時々で変化していて、そんなのに付き合っている場合じゃない。
あの人に嫌われたくない、怒られたくない、好かれたい、評価されたい、認められたい、そんな気持ちばかりが先走りると、その人の『期待』という『思惑』にはまるばかりか、『コピーロボット』や『操り人形』になるのがオチ。
人の期待に応えようとするあまり、人の人生を生きてしまうことになり、自分がなくなってしまう。
いわゆる、【依存型人間】にしかなれない。
だから、『期待に応える』のではなく、【責任を果たす】こと。
今自分が置かれた環境で、与えられた役割を全うすること。
その中で、もっといい方法を考えたりしながら工夫することが、自分らしさになる。
当然、わがままや自分勝手ではいけないが、誰かのいいなりになるような時間を送ってはならない。
親、先生、監督、コーチ、上司、先輩…
そんな立場のある人であっても、その人の期待に応えようとするのではなく、自分の責任を果たすだけ。
その結果として、【評価】されることはあるけど、褒められるためや評価されるためにやること自体がナンセンス。
責任を果たすのみ。
行動が先。結果は後。