スティーブ・ジョブズの有名なスピーチ。
「あなたの時間は限られている。他人の人生で時間を無駄にしてはいけない。」
これは人の人生全体に関わる発言だけど、これを聞いただけでは意味が分からない人もいる。
そもそも「他人の人生」とは何なのか?
どうすれば他人の人生ではなく自分の人生を生きられるようになるのか?
他人の人生とは、自分の意志ではない生き方のこと。
嫌なことから逃げて、好き勝手なことをすることが、自分の人生を生きることじゃない。
例えば身近なとこだと、
お客様が「これを明日までに仕上げてほしい」と言ってきた場合、それはお客様が「俺の都合に合わせろ」と言ってきているのと同じこと。
このお客様の要求に自分の意志で従うのではなく、仕方なく(無批判に)従うことを他人の人生を生きると言う。
ポイントは、それに従うのが自分の意志であるか否か、という点。
お客様のことを尊敬していて、お客様の願いなら叶えてあげたい、喜んでもらいたいと思っているなら、お客様の要求に従うことは本望。
この場合、お客様の要求に従う(期待に応える)のは自分の意志だから、それは紛れもなく自分の人生(自分の人生)ということになる。
でも、ただ単にお金のためだけに取引している場合、お客様の要求に仕方なく従うことになる。
本当はやりたくないし休みたいけど、お客様に言われたから仕方なくやる。
ここに自分の意志はない。
あるのは先方の要求だけで、それに仕方なく従うことは自分の意志ではない生き方(他人の人生)になる。
つまり、他人の人生とは、
そこに「自分の意志で従ってるんだ」という思いがなく、
「他人から強制されたから仕方なく従ってるだけだ」と思っている生き方のこと。
要は、やらされてやっているだけってこと。
何の考えも意志もなく、言われたことをなんとなくやるだけの人たち。
そんな人たちには共通点がある。
周りの目を気にする
(自分がどうしたいのかは二の次)
感情の起伏が激しい
(冷静に物事を考えられない)
何かと批判的
(自分と異なる価値観を受け入れられない)
心の余裕がない
(ちょっとしたことでパニックになる)
不安や不満が多い
(いつもストレスを抱えている)
自己中心的
(良好な人間関係を築くことができない)
虚栄心が強い
(格好をつけたがる)
言い訳が多い
(成長しない、失敗から学べない)
で、そんな人ほど、
他人の人生を生きるなって意味を履き違えて、やりたいことやるとかいう理由で、嫌なことから逃げることを肯定して、またどこかで同じことを繰り返す。
ワガママを通すことが、自分の人生を生きることだと思ってる迷惑な勘違い野郎…
誰かから言われたことでも、そこに自分の意志を持ってやれることで、自分も楽しくなる。
さあ、意志を持て‼️