最近はじめて知った日本語

【愛しい】


なんて読むかわからなかった…

携帯の変換候補には挙がってこないし…


【いとしい】じゃないの?って。



『すぐ死ぬんだから』の本ではじめて知った。


この漢字には読み方が三つある。


一つ目は 【いとしい】

これは、一番知られている読み方で、ほとんどの人が読める。

かわいいとか恋しいっていう意味で、無償の愛情を示す言葉。好きよりもっと強い感情。




二つ目は【うつくしい】

あまり知られてない印象があるけど、小さく愛らしいものへの愛情。喜びなどの心の動きに伴う感情を示す言葉。



三つ目は
【かなしい】

知らなかった…そんな風に読むなんて。

悲しいとか哀しいは知ってるけど…
でもニュアンスの似た感情のことらしい。

切ないほどに愛しく想う気持ち。辛さを伴う感情。


この【かなしい】という読み方に、とても感動した。素敵な読み方だなぁ…


その小説の中では、息子の母親に対する感情を表す言葉てして使われていた。


【かなしい】って思える人がいるって幸せなことだなって思う。


深い意味のある素敵な日本語を知れて良かった!