29日、市内須脇町に建設され、この4月に開校する県立にしお特別支援学校の見学会に行ってきました。

 

愛知県初となる知的障害・肢体不自由の児童生徒が通うことができる学校です。小学部・中学部・高等部が設置され、57学級、約240人が通うことができるそうです。

 

今日は、議員のほかにも保護者、医療関係者、福祉事業所など多くの関係者の皆さんが見学に訪れていました。

 

広い廊下や広すぎず落ち着いた教室、各所に設置された充実した多目的トイレ環境、同じく各所に設けられた机やイス、休憩スペースなどなど。より良い学校生活を過ごすことができるようにと、細部にまでこだわった学校内設備に驚き・感心の連続でした。

 

合併前の町議会議員時代に、特別支援学校建設の要望活動をされていた「だっこの会」会長の中根さんにお会いし、そこから応援をさせていただいていました。本当に長い期間の地道な要望活動署名活動に感謝します。

 

にしお特別支援学校には、西三河南部地域の特別支援教育を支えるセンター的機能・役割もあり、特別支援学級を持つ各学校の教職員の研修の場として、また、児童生徒、その保護者の各種相談、卒業後も生活や就労など気軽に相談できる中長期的な支援への期待もあります。

 

新年度から新たな特別支援教育のうねりがこの西尾市から始まります。