何年も訴えてきた、津波避難タワー整備が今年度4月から始まります。

 

まず、一色町生田地区、吉良町大島地区に一基ずつ整備され、共に2022年2月に利用開始予定です。

 

その後も各地に順次整備され、2026年までに合計十基の津波避難タワーが整備されます。

 

当初の整備計画には、雨をしのぐ屋根や風をしのぐ壁(風避け)が無いことが分かり、皆様の声を伺い、これまでに一般質問等でその必要性を訴えてきました。結果、屋根、壁付きの津波避難タワーが整備される事となり安心しました。


2020年9月定例会一般質問より

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 今後建設予定の津波避難タワーにおける避難行動要支援者対策はどのようか。

 津波避難タワーについては、多くの避難行動要支援者が避難する施設なので、避難行動要支援者対策の重要性を十分に認識しており、加えて地元の要望に応えるよう様々な工夫を検討している。例えば、雨や風を凌ぐため「屋根やテントの横幕のような簡易的な壁」や「防災備蓄品の設置を検討。なお、避難スペースにつながる階段についても、1段の高さを小学校と同程度に設定するなど、避難行動要支援者が少しでも避難しやすいようにすることが必要であると認識している。さらに、避難した避難行動要支援者が、屋上からヘリコプターで緊急的に救助されることを想定し、屋上には救助スペースを設けることを検討している。

 

津波避難タワー整備とともに、収容人数の多さや平時の防災訓練、その他利活用の際に利点の多い「命山」の整備についても市民の声を伺い、訴えていきます。

 

 

記事提供「中日新聞」

記事提供「三河新報 (別窓)」2020年9月定例会より