16日から19日までの4日間、決算特別委員会が開かれました。


私も昨年度に続き委員として


「25年度のお金の使い方と今後の活かし方」について、


質疑をさせていただきました。






・一般会計


・国民健康保険特別会計


・公共下水道事業特別会計


・農業集落排水事業特別会計


・介護保険特別会計


・後期高齢者医療特別会計


・佐久島診療所事業特別会計


・西尾市民病院事業会計


・西尾市水道事業会計


・西尾市渡船事業会計


これら各会計区分ごとに、


事業内容、問題点、費用対効果等、多数の質疑を行いました。


決算委員会と言うと、とかく追及や糾弾の場となりがちですが、


今回の決算特別委員会では比較的そういった感じではなく、


特に「西尾市民病院事業会計」については


建設的、提案型の質疑が多かったように感じました。


医師確保は尋常ではなく難しい状態です。


で、あるならば


「今出来ることから始めましょう」という考えになります。


例えば、


病院職員の接遇の向上による「接遇日本一の市民病院」


専門スキル(認知症など)を身につけた看護師の育成


病院内カフェ(ランチ・女子会企画)など、、、カップ


私を含めて複数の委員から提案型の意見がありました。


いま西尾市民病院の経営は危機的な状態となっています。


議員はその立場から病院の問題に取り組み、


病院職員や医師、看護師も自身の立場から課題に取り組む。


にらみ合うのではなく、違う角度から課題を見つける。


決算審査から創る(れそうな)未来のカタチもあると思いました。


代案なく質疑という名の文句を言うばかりが議員ではないと考えます。


議員が傍観者になることほど、簡単で無責任なことはありません。


とりあえず、より巨大なナニかに責任転嫁しておけばいいわけですから。


少なくとも西尾市民病院の問題について、


誰しもが当事者意識を持ち、頭をひねらなければいけません。


あまり時間がないのですから。


医師が残りたくなる病院、


研修医が来たくなる病院、


看護専門学校の生徒達が就職したくなる病院、


看護師・その他医療専門職がやりがいを見いだせる病院、


患者やそのご家族が安心して任せられる病院、


市民の皆さんが自信を持って紹介できる病院、、、


ひとつの歯車が噛み合えば必ず病院は変わるはずです。


誰と誰をつなげば成功するか?


どことどこをつなげれば新たに生まれるのか?


これまでの常識で変わらなかった課題に非常識で挑みます。