30日、南海トラフ地震被害想定を県が公表しました。


正直、予想以上の想定が出たと驚いています。


西尾市では特に一色地区、吉良地区の浸水域が拡大しています。


津波の高さは2~5メートル。


震度6弱で、多くの防潮堤や土堤防が破壊されることが前提ですので、


まさに最悪の状況を想定しています。


今までの防災計画もそうですが、


市や地域で実施している現在の防災訓練では対応できないかもしれません。








記事提供「中日新聞」



26日、某新聞社の記者が


酒手島自主防災会の取組について取材にこられました。


防災訓練への地区住民、特に青少年の参加率を上げる方法や


高齢者など避難行動要支援者との率先避難方法、


そして一時待避所の確保等について意見交換をしましたが、


やはり「逃げる場所が絶対的に少ない」という現実に直面します。


訓練だけではどうしようもない現実があります。


大きな問題です。


愛知県の浸水状況を示した地図は、


中日新聞:中日防災ナビ (別窓)」でご覧いただけます。