29日、終日、全議員で議会改革に係る行政視察に行ってきました。


場所は、議会改革の先進地である三重県松阪市です。














議会基本条例の制定まで2年8ヶ月を費やし、


17回の議会改革検討委員会、


11回の議会改革特別委員会、


50回の作業部会を開催して、同条例を制定し、


平成25年8月の改選後も特別委員会は存在しており、


今後も議会改革の取り組みは続けられるそうです。


正直感心しました。


そもそも議会改革に至った経緯として、


議員報酬5%カットの市長提案の修正可決(人事院勧告どおり)や、


市長の政策公約の副市長2人制の否決などがあり、


議会機能の発揮を再認識したとあります。


市長と議会とのある種の緊張関係が生んだ条例、と思えますが、


それをキッカケに


議会自らがさまざまな改革を提言したことは素晴らしいことです。


例えば、


一般質問方式の選択性として、


・総括方式

・一問一答方式(西尾市の主な質問方式です)

・分割方式(旧一色町のやり方でした)


の各質問方式を議員の選択性としたり、


正副議長選挙を立候補制にしたり、


市議会すべての会議を原則公開とし、


さらに各地で議会報告会を開催するなど、


一見当たり前のように見えて実現できていない、


全国各地の議会の一つのあるべき姿を見たように思いました。


西尾市議会も議会基本条例の制定に向けて動いています。


協議する事項はまだたくさんありますが、


こちらも真正面から向き合っていきたいと思います。


終了後に議場を見せてもらいました。


松阪市議会、同事務局の皆さんありがとうございました土下座