18日、決算特別委員会の前に要望書を提出しました。
要望内容は、
「衣崎漁港(千間港)の港内及び航路のしゅんせつ」です。
今年に入り、何回か同港で時間を変えて調査を行いましたが、
場所によっては、干潮時には漁港の底が見えるほどで、
漁業者の出入港時にはかなりの支障が出てます。
過去には十隻ほど係留していた四tクラスのディーゼル漁船も、
土砂等の堆積物により水深が浅くなってしまったため
利用ができなくなり、
ここ10年は、港としてまともに機能していないのが状態です。
以前は、四tクラスの比較的大きめの漁船が通ることで、
一般の道路でいう「除雪車」的?な効果があり、
港内・航路上の堆積土砂等が外に押し出され、
結果として、小さい漁船の安全が確保されていました。
しかしその代償として、
漁船のプロペラは堆積物をかくことで激しく損傷し、
さらにエンジン内部には大量の砂が入り込むこととなり、
すぐに壊れてしまいます。
その四tクラスの漁船もいない今では、
小型船の出入港時でも船外機が海中の砂を吸い上げ、
大変なことになっているのが現状です。
アサリや海苔業者の皆さんが日々利用される重要な港です。
早急に何とかしなければいけません。
午前8時、川上県議事務所。
県議に要望書を手渡しご協力をお願いしました。
8時45分、衣崎漁協正副組合長が市役所に到着。
9時、市長室で、榊原市長に同じく要望書を提出。
その後、
私が前に撮影した映像DVDを見ながら現状説明と今後の協議。
衣崎漁協組合長からも同漁港の厳しい現状について
現場の立場から詳細な説明をして頂きました。
西尾市の漁業の安定経営は、
結果として西尾市の活性化につながります。
国や県との連携の中で、
早急な対応を今後も働きかけていきます