25日、天気はいいが寒い朝に
午前10時、ご葬儀に参列。合掌。
11時、本日実施の避難訓練について電話で打ち合わせ。
昨年から計画していた地区避難訓練がついに実現する。
酒手島町内会を構成する世子単位での避難訓練は初の試み。
8つある世子の先陣として、44世帯の「西世子」が訓練を実施することに。
昼前、酒手島センター内で非常食を作って頂いている
生活改善グループの皆さんのところへ激励に伺う。
非常食の用意と渡し物の準備をして頂いた。
訓練が円滑に行われるようにと、10時から準備に入って頂いた。
たのしく準備をして頂いている姿に頭が下がる。
ありがとうございます。
午後0時、大地震発生(震度6強を想定)。
午後0時15分、センターに地区災害対策本部が設置される。
午後0時25分ごろ、各道路上で率先避難者の声が上がる。
私も自宅からメガホンを持って、近隣住宅に飛び込む。
遠くで、「津波がきます！センターに逃げてください！」の声。
私も、近隣宅の玄関口で
「大丈夫ですかーー！」
「津波が来るぞー！早く逃げろーー！」と大声を張り上げる。
こういうときメガホンは役に立つ。
100円均一で購入したが、一家に一個は欲しい。
家族に、となりのお婆さんと一緒に避難するように伝え、
小走りでセンターに向かいながら、近隣宅に飛び込む。
有事の際に、丁寧な言葉で状況を伝える余裕はない。
「津波が来るぞーー！早く逃げろーー！！」
すでにセンターまでの道路上ではかなりの住民が歩いている。
ある人は歩いて、ある人は小走りで。
子どもたちと、または高齢者に付き添いながら。
「逃げろ、とにかく津波から一歩でも遠くに逃げろ！」
この一点をテーマに、皆がセンターまで向かう。
センター入口で、家族構成、独居老人の有無、健康状態のチェック。
その後、
生活改善グループの皆さんから非常食を受け取り、2階へ。
今回、市役所防災課課長、一色防災ネットワーク、西尾警察
の皆さんにお越し頂く。
西尾署からは今後の参考のためにと防災担当者も同行。
警察の皆さんには、住民避難後に周辺宅の見回りを行って頂いた。感謝。
今回は、三河新報とケーブルテレビのKATCHも取材に来られる。
非常食を頂きながらそれぞれから講義を受ける。
西世子の岡田さんから津波に関する資料と講義を受け、
防災課長からは実際の津波の想定と橋梁の強度について、
一色防災ネットワークからは緊急持ち出し袋の中身について、
生活改善グループからは非常食の食べ方と、種類、
あと避難時に持ってきてほしい、「家にある食材」についてetc
警察からは災害時の行動について、
それぞれ15～20分程度のお話を頂く。時間がなくてすいません
酒手島町内会長のあいさつ
岡田さんは、元大学の講師(分りやすい)
鈴木防災課長
一色防災ネットワークの久保田さん
松木島駐在所の駐在さん
生活改善グループからの説明と提案
その後、同世子の良宣寺ご住職によるAED講習会。
今回のために赤十字から4体ものAED人形を借りてきて頂いた。感謝。
説明を聞きながら実際に心肺蘇生方法を学ぶ。
良宣寺ご住職の伴さん
2時過ぎに終了、解散。
今回の訓練参加者は、住民のみで約90名と聞く。
酒手島町内会役員の数を入れると、実に100名以上が参加している。
他地区(世子)からも参加して頂いた。
これが全部、「町内会の手作り」という点だけでも素晴らしい
非常に身近で内容が濃く、住民参加型の重要な訓練でした。
多くの住民の方たちが、
当事者意識、そして危機意識を共有するキッカケにして頂けたと思う。
今回の訓練が次につながるためには、
さまざまな視点からの課題がたくさん残ったほうがいい。
「率先避難者の確保は？」
「高齢者避難の改善点は？」
「避難時に持っていく食材はどんなものがいい？」
「逃げる場所はセンターで本当にいいのか？」などなど
次回も地域で考えて、より実践的な避難訓練を実施していきたい。
この訓練は今後酒手島地区内から離れ、各地域で自然発生してほしい。
重要なのは「逃げる」ことと、それを周知させれる地区(範囲)の選定。
これからの町内会の役目は大きい。
午後7時、酒手島センター。
平成23年度酒手島町内会総会に来賓出席。
「町内会」となって初めての総会。
はじめに平成23年度町内会役員の皆様への感謝を申し上げる。
「区長」から「町内会長」という名称以上の変化にご苦労されたと思う。
そして、
今日の避難訓練のお礼と、今後の発展的な訓練継続のお願い、
旧一色町と西尾市での行政サービスや補助金の違い、
町内会と市会議員の役割についてなどお話をさせて頂く。
どちらにしても西尾市、地域、住民のために全力で頑張ります
23年度役員の皆様、ありがとうございました。
24年度役員の皆様、よろしくお願いします。
8時ごろまで。