ご無沙汰。 | Shinichi Tsutsui OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

ご無沙汰。

ご無沙汰しております。
まだこのブログを見ていてくれる方がいるかは定かではありませんが、なんだか眠れないので久々更新。(正確には、なんだか眠れないので自分のブログを2008年の最初から見返してみたところ、なんだか楽しそうでちょっと更新してみたくなった)New Yorkは現在、深夜の2時です。
そう。僕はまだアメリカ合衆国ニューヨークにて生活をしています。

ふらふらと気ままに写真を撮りながら死なない程度に生きています。
今年の7月でこの国にきて丸二年。思い返して見れば本当にあっという間のような、はたまたずっと昔からここにいたのではと思う程に長くも感じる、そんな24ヶ月でした。なんだか少し色々と書き留めたい気分。つらつら書いちゃうかも(そして明日の朝恥ずかしくなって削除しちゃうかも笑)

渡米前にさんざんいろんな人からここの前評判は聞いていて(この国では自分を持っていないと流される、実力主義で何事も勝ったもん勝ち、等々)色々自分なりにシミュレーションしたりして。どんな感じだろうと。
結果、全部合ってる。でも全部間違っていたとも言える。結局、そんな一言で言い表せるような簡単なものではないって事と伝聞とは得てして大げさなものになるってことを肌身を持って感じています。人の言う事は話半分に聞くのが一番。あとは自分で感じてみて初めて自分の中での答えにする。人の意見にとにかく感化され、流されやすい俺にとってはいい経験になったと言えます。

ただ、日本とは大きくかけ離れたこの街のカルチャーの中で、自分でも気づかないうちに自分の中で色々な事が変わったことは確かに感じています。

まだまだとは言え、英語が話せる様になり、それぞれの言語が持つ性格に触れ、もちろん今までは話す事の出来なかった人たちと言葉をが交わせる様にもなり、そしてその中で見聞きする今までに触れた事も見た事もない考え方や信念、大きく言えば人生観を目の当たりにして。日本で育ち、培った(植え付けられたとも言える)自らのアイデンティティーとの板挟みによる悩み、葛藤、そんなものとも日々付き合いながらゆっくりゆっくりと自分の人生が指針を変えて行っている事を感じています。

あー、なんかマジでまとまりがなくなりそうだ。笑

でも一つ言える事。俺はこのニューヨークという街が好きであるという事。
まだたかだか二年の新人。少し片足を突っ込んだだけひよっこの早計で自己陶酔的な戯れ言かもしれないけど。

"この街の人は本当に人間らしく生きている"

そんな風に思う。
来るべく所に、来た、という感覚はある。自分の直感は意外と当てにしていいもんだと感心する瞬間。

これから先、どうなって行くか。明日の事もわからないけど。上を上を、高みを高みを、というより、深く、どっしりと根をおろして行けたらいいなと思っています。