昨日、「every.」で結弦くんのコーナーを見ました。
先日のアイスショー「notte stellata 2025」に参加されていた輪島朝市の方々の様子も流されていましたが、輪島市はもう更地になっていたんですね。
私たちが輪島に行ったのは去年の5月だったと思いますが、あの時の輪島はまだ全然手付かずでいつになったら重機が入るんだろうと思っていたものですが、少なくとも崩れた建物は撤去されたようです。
あの頃、ボランティアに行った場所の近くの駅で、輪島塗りの漆器に「ご自由にお持ちください」と貼られて置かれていたんですよ。
どうやら絵付けをする前の、下塗りが終わった段階の器のようでしたが、売り物にならなくなってしまったんでしょうね。
ボランティアの仲間たちは「輪島塗の漆器ってメッチャ高いんだよー!」といって喜んでもらっていましたが、そうやって廃棄されたり売り物にならなくなったりした物もいっぱいあったんでしょうね。
それが少しずつ再開されているのなら、そんな嬉しいことはありません。
楢葉の方も「大丈夫」と言っていましたが、心さえ折れなければどんなことでも少しずつ前に進んでいくものです。
ただ、結弦くんが訪れた学校にいた女の子が9月の豪雨で亡くなっていたということで…。
これは辛いです。
結弦くんって、たとえ自分と関係ない人であっても人が亡くなったという話にはすぐ涙を流してしまうじゃないですか。
それなのに、自分が訪れていた学校の生徒となったらそりゃあ泣いちゃいますよね。
私が結弦くんのファンになって間もなかった頃、(たぶん同じevery.だったと思いますが)石巻の高台で会ったお爺さんが「家も女房もみんな流された」と語ったのを聞いて結弦くんは涙を流したんですよ。
それまでは私、結弦くんのことを「優しげな姿をしてるけど勝ち気で負けず嫌いな明るい子」だと思っていたんですが
「辛い、辛いぞ」
と言って後ろを向いて泣いていた姿を見て、私は「ああ、この人は本当に素直で優しい人なんだな」と思ったんですね。
例え見ず知らずの人であっても、悲しい思いをした人を目の前にして辛いと言って涙を流せる人は優しくて感受性が豊かで、人の痛みに敏感な人なんだと思ったんです。
そして、その姿を見て私は本当の意味で結弦くんのファンになったんですよ。
そこから今までずーーーっと、結弦くんの意志と行動は私の期待を裏切ったことはありません。
何度も何度も「こんな凄い人のファンになれて幸せだな」と思うことばかりです。
まあ、今年は私も友人もちょっと色々あって、ボランティアにはしばらく行けそうにないんですが、それでもいつも心の中には「被災地」を置いておきたいなぁと思っています。
しかし、そらジロー!
お前はなんでいつもそうやって結弦くんにぴったりくっつこうとするんだ?
ジローっつーんだから男の子なんでしょ?
はっ!まさかそらジロー…
アナタってもしかして…
以上自粛!