いやあ「RE_PRAY」の大楽、良かったですねぇ。

今日はCSで見ていましたが、会場にはアジアだけではなくその他の国から来ている人達も多かったようで、そりゃチケット激戦にもなるわなと思って見ておりました。

 

 

色々ちょこちょこ変わったところもありましたよね?

私が気付いていなかったところもあったのかもしれませんが…チュー

 

 

「鳥蛇」の神殿のようなライトが私はとっても好きなんですけど、ライトひとつで空間が変わるのは見ていて本当に楽しいですよね。

 

鳥蛇様は本当にカッコイイです。

雄々しくもあり狂おしくもあり、いや、メガロバニアにもトランスクジャ様にも共通していますが、そういった苦悩と狂気と勇気と解放といった、何とも言えない複雑な感情が伝わってきます。

 

 

 

「RE_PRAY」はゲームをモチーフにしていることからゲーマーさん達にも刺さっていたようなんですが、それは結弦くん自身がゲーマーだから、そのゲームに対する解釈が皆さんと一致してるということですよね。

 

ゲームを素材というか、あくまでモチーフとして利用するだけの演出であれば、これほどそのゲームを愛してきた人たちの心に響かないと思うんです。

そこはやはり、好きを追求した演出だからこそ響いたんでしょうね。

 

マニアを唸らすにはよりマニアである必要があると、そういうことです。

 

 

それにしても「破滅への使者」は緊張しますよね。

6錬の部分からどんどん緊張していって、試合でもないのに祈るように見つめてしまうなんて、これぞ羽生結弦のアイスショーといったところです。

 

しかもすでに何曲も滑っていて、体力的にキツイのは見る方も知っているわけですからね。

そりゃひとつひとつのジャンプで悲鳴も上がっちゃうってもんです。

 

 

「いつか終わる夢」で、文字が流れていくシーンがあるじゃないですか。

あの言葉たちは、「プロローグ」の時よりポジティブなものが増えているように思うんですが、第二部の時はさらに文字が小さくなっていて、まるで囁く言葉のように優しい雰囲気を感じました。

「プロローグ」の時はあのシーンで切なくなったものですが、少しずつネガティブな言葉が減っていくのなら嬉しいですね。

 

 

 

「阿修羅ちゃん」での細やかなステップ、「あの夏へ」の伸びやかなスケーティング。

そして「メガロバニア」での自在にポジションを変えるスピン。

 

結弦くんには本当に武器が多いです。

スピンを苦手とする選手はたくさんいますが、スピンだけでこれだけ見られるプログラムが出来るんですから、武器は多い方がいいと思いますね。

 

 

 

最後のおしゃべりタイム(笑)で、時々結弦くんの素の言葉が出てくるのがなんだか楽しいですよね。

「今日も今日とて」ってこういう風に使う言葉じゃないよね?とちょっとクスッとしちゃったり(笑)

 

でも、あんなに自信満々に演技をした後に、こんなにも自信なさげに自分を卑下している結弦くんを見ると

「ナニ言っとるんじゃ!結弦も最強だぜ!っつーか結弦が最強だぜっ!プンプン

と声を大にして言いたくなってしまいますよね。

 

 

でも、本当に、結弦くんがやりたいことをやらせてくれる人たちがいて、環境があって、結弦くんは幸せ者ですよね。

でもそれは全て、寄せられる期待に常に全力で応えてきたからこそです。

 

円盤化の話も上がっていましたし、まだまだ色々な企画が上がってくるんでしょうね。

 

それを大きな事務所にも所属していない一人のアスリートがやっていることに、今さらながら驚いています。

 

 

 

ところで、「RE_PRAY」の終わりの頃の映像を見ると、いつも私は

 

「水の呼吸、拾壱の型… 凪…」

 

という言葉が頭に浮かんでしまいます。

 

 

同じ人いるよね?

絶対いるよね~?えーん

 

 

以上