2/4、妹と友人たち計四人で、東京は中野の「ポレポレ東中野」まで行き「新根室プロレス物語」を観てきました。

 

私がたびたびパクって使わせてもらっている「無理しない、ケガしない、明日も仕事」をキャッチフレーズにしている、北海道根室市のアマチュアプロレス団体「新根室プロレス」のドキュメンタリー映画です。

 

病気や家庭の問題などで行き場を無くした大人たちが「プロレスが好き」という一念だけで集まり、それを観客の前で披露することに喜びを見出し、イナカのプロレス団体として成り上がっていく様と、その団体の代表だったサムソン宮本氏が難病で他界するまでの過程を追いかけたドキュメンタリーです。

 

 

でも、本当に馬鹿なお話しでした。

 

夢破れて田舎に帰ってきた大人や病気や不幸を抱えた人間たちの話ですから、本来ならフジテレビの「ザ・ノンフィクション」なんかで取り上げてもいい題材だと思うんですよ。

でも、この登場人物たちは底抜けに明るい…。

 

いや、自分が根室出身だからこそはっきり言えるのですが、明るいというよりオカシイんです(笑)

 

新根室プロレスのスター「アンドレザ・ジャイアントパンダ」は以前24時間テレビの後に始まる番組にも出ていましたが、あれのメカが体の中でショートして(笑)煙を上げながらシワシワになっていくところで大爆笑しましたよ。

 

本当に、プロレスは人々を明るく照らすエンタメですよね。

 

 

 

代表の死去と共に失われていくかと思われた団体が、小さな頃にそのプロレスを見て憧れて育った青年と共に復活していく…。

大爆笑あり、涙あり、そして見終わった後に「プロレスって面白いよね」と、そんなことをしみじみ噛み締めてしまういい映画でした。

 

 

 

で、映画が終わった後、プロレスラーの大仁田厚さんとライターの鈴木健さんのアフタートークがありました。

 

しかし、トークが終わったら突然

「それでは、ここからフォトセッションを始めます!皆さん、いっぱい写真を撮って映画の宣伝をしてください!」

 

え?

 

は?

 

フォトセッションって、メディアのカメラマンたちがやるやつじゃないの?びっくり

シロートが撮っていいの~?爆  笑

 

 

というわけで、ポレポレ東中野では次の3連休までやっています。

プロレス好きでお暇な方がいらっしゃいましたら、ぜひ。

 

 

 

以上