24日に結弦くんが上げてくれた動画「Goliath」と「アクアの祈りについて、最初に見た時は恥ずかしながらワタクシ、「Goliath」を正しく読めていませんでした。
ゴリアス?ゴリアシュ?
どういう意味だろう。
でも、もっぴーさんの曲の雰囲気からきっとゲーム関係のタイトルなんだろうな。
ゲームはマジわかんないから、まあいいや
ゲームは私の管轄外なのでソッコー考えるのをやめた私ですが、そのタイトルの読みは報知さんの新聞ですぐに判明しました。
「ゴリアテ!あれ、ゴリアテって読むのか!つまりゴライアスってこと?ああゴライアスなら読めるわ」
それが分かった時、ふと結弦くんはこの名前の意味を分かって使ったのだろうかと不思議に思いました。
もちろん、「Goliath」も「アクアの旅路」ももっぴーサウンドさんの曲のタイトルで結弦くんがつけたものではないんですが、名前の背景を知れば本当に意味深長だなと唸ってしまうのです。
まあ、多くの人は「ゴリアテ」と聞いたら「天空の城ラピュタ」に出てくる飛行戦艦を思い浮かべると思います。
一部のミリタリーマニアは第二次世界大戦の時にドイツ軍が作った遠隔操作できる自走兵器を思い浮かべるかもしれませんが、元々は神話の時代にいたとされるペリシテ人の巨人の名前です。
巨人と言っても3m弱だったそうなので、まあアンドレ・ザ・ジャイアントより50センチほど大きい程度です(余計分かりにくい?笑)
問題はそのゴリアテはペリシテ人の兵士で、どこと闘っていたかというとイスラエルなんですよね。
ペリシテ人というのは今の言葉にするとパレスチナ人のことで、実に、今もまだ、戦争をしている民族たちなんです。
巨人ゴリアテの威容に恐れおののいていたイスラエル兵の元に羊飼いのダビデがやってきて、ゴリアテを一発の投石で倒したというのが旧約聖書に書かれている神話の一節です。
(※以前私は「ユダヤ教の聖典は読んだことがない」と書いたことがあるのですが、ユダヤ教の聖典はすなわち旧約聖書でしたね。旧約聖書は持っています。読んだことがないのはコーランでした)
私はイスラエルとハマスの戦争が始まった時、友人たちに
「このふたつの民族はペリシテ人だのアレキサンダーだのの時代から争っているんだから、仏教徒が首を突っ込める問題じゃない」
とLINEを送ったものですが、本当に古くからの因縁があるんですよ。
ゲーム音楽っぽくてちょっとミステリアスな曲調はいかにも結弦くんがチョイスしそうな感じだと思うので、結弦くんに世界の紛争に絡める気があったとは思いません。
もっぴーサウンドさんもこの曲をアップしたのは何年も前のようですので、結弦くんが選ぶと分かってつけたタイトルじゃないでしょうし、このセレクトは本当に偶然なんだと思います。
でも、恐ろしい偶然ですね。
まあ、今回のプログラムについてどこかで結弦くんが詳細を語っていたとしても私は目にしていないので分かっていません。
なんせメンシプもアカウントを弾かれてクレジットカードを捨てることになってしまったことで怖くて入れていませんし、結弦くんに何かの意図があったとしても目に出来ていません。
なので「何を今さら」という話題でしたらゴメンナサイです。
神話の世界の存在として、大きなものを表す名前として「ゴリアテ」「ゴライアス」は商品名やチーム名、あるいはゲームの世界などによく使われていますが、そもそも神話の時代から数千年も闘い続けるというのは日本人に理解できることではありません。
ただ、この終わらない争いに「アクアの旅路」という祈りが届けばいいなぁと、そう思っただけです。
首を突っ込める立場ではないけれど、でも平和を祈ることはできるよね?と、結弦くんの滑りを見てそう願う日々です。
以上