AERAの新しい写真集「孤高の原動力」が11月11日に発行されるそうです。
なんというか、この一種異様な「人ならざるもの」とでもいうか、美しくも猛々しい写真に惹きこまれてしまいますよね。
今までの結弦くんの写真集はスケートをしているところが大半で、容姿よりもパフォーマンス重視で演技をしているところを切り取った写真が多かったわけですが、プロになってからは蜷川実花さんの写真でまたスケートとは違った表現を見せてもらっている気がします。
結弦くんは「この子(服)はどう見られたいのかな?」と、服の声を聴くイメージでやっていると語っていましたが、それこそがまさに「表現する」ということですよね。
ファッションショーのモデルのように「服を見せる」のではなく、その衣装の持つ力を最大限引き出すという感じで「その服の物語を具現化する」というイメージでしょうか。
服に負けない強いオーラを持つ者だけが、無機質な布に命を宿すことが出来るというか、なんかそんな感じです。
しかし、最近は本の発行日まで結弦くんの「1好き」に乗っかってきていて、微笑ましいやらやり過ぎやら(笑)
いや、なんか皆さん、結弦くんのパワーにあやかりたいのかもしれないですね
先日、ANAさんのオンラインツアーがありましたが、私はチケット以外は抽選というものに申し込んだことがありません。
いつもは買わないモノを色々購入して申し込んで、それで外れた時のガッカリ感ったら、普通のチケットの抽選よりダメージデカイですもんね!
またポイントをためて申し込むタイプの懸賞のあの面倒臭さ!
やってられません。
しかも今回は500人でしたっけ?
無理無理無理無理!
35000人のチケットが当たらなかった私が言う!
無理!
というわけで、もう完全に、どこか遠い国の話のような感じで皆様の感想を読んでいました(笑)
※なんと!ANAさんがアーカイブの販売をしてくれるそうです!やったぁ
姉ちゃんが来ちゃうのでしばらくは見れませんが、楽しみですね。
でも、最近ANAさん絡みのアレコレが多いですよね?
これはもしかして、数年前に一度話題になった「宮城県とANAホールディングスによる包括連携協定」とかいうやつが動き出してきたのかな?
現役の時のANAさんは、結弦くんの競技生活を支えて下さっていましたが今はそういうサポートは無くなっていると思うんですよ。
そのうえでこれだけ結弦くんが出てきているということは、何か大きなイベントがあるってことかなあと、おばちゃんは思いっきり勘ぐっているわけです(笑)
まあ、プレスリリースによると「防災学習を主とした修学旅行の誘致促進」「スポーツ観光やヘルスツーリズムの割出」などの言葉もあるので、ANAさんと結弦くんがガッツリタッグを組んで何かやってくれるといいですね。
あ、でも、LINEでクマさんが当たるのは申し込みました。
10秒で終わるのは面倒臭くないし、お金も労力もかかっていないので外れることのショックはほぼないので
そうそう、その機長さんのTikTok動画がバズって、ダンス界隈の方々に見つかってしまったみたいですね。
実を言うと、今年に入ってから少しダンスについての眼も養わなくちゃと思って、色々なアーティストのダンス動画を見ていたんですよ。
なので「ダンス解説」とか「リアクション動画」なるものは結構見ていました。
見たうえで思っていたのは
「この人たちがやっているのは、解説というよりアーティストを褒めてファンに気持ちよくなってもらうことなんだろうな」
ってことでした。
つまり「ウエーイ!」「すげ~~!」「おおおー!」とリアクションしているだけで、技術的なことはあまり解説していないんです。
まあ、下手なことを言っちゃうとファンの機嫌を損ねるかもしれませんし、あまりエラそうに見えることは言えないんでしょうね。
なので私は結弦くんの機長動画のリアクションを見た時は「まあ、褒めるしかないよね」とちょっと冷めた目で見ていたんです(笑)
ただ、一部の方がアイスショーの「if…」や「阿修羅ちゃん」まで見て素直に驚いてくれているのを見て、そこはちょっと嬉しくなりましたね。
だって、本当に「羽生結弦の凄さ」を語るなら、リンクの上の姿じゃなきゃ意味ないんですから。
そして思ったんですよ。
確かに「阿修羅ちゃん」とか「if…」「レゾン」は凄いプログラムで、あれはあれでフィギュアのエポックメイキングだと思うけど、それらの曲の後で「あの夏へ」を見てみてって。
全く違う体の使い方や音の取り方にきっと驚くから。
細かく音を取る技術だけが羽生結弦じゃないし、その曲その曲の物語を肉体を使って表現してるし、全く違うリズムや曲調の全てをスケートで演じることが出来るその凄さをもっと体感してチョと、そんなことを思っていたわけです。
ぶっちゃけると、ダンスの方々って結構得意とするジャンルは分かれているんですよ。
ストリートダンスにはヒップホップやブレイキン、ジャズダンス等々(10種類くらい?)ジャンルがあって、全部をやっている人はまずいないんです。
ヒップホップをやっていた人がタットダンスやワッキング(パンキング)までこなせるかというとそうではないってことですね。
なので、どんな曲調でも踊りこなすダンス職人のSnowManが凄いと言われているわけです。
そういう専門職的な人たちに、結弦くんのプログラムのバリエーションの多さを見てもらったら、そりゃあきっと驚いてくれるよね?と、そんな感じです。
で、それらの多々あるジャンルのいいとこどりをして結弦くんは振付をしているわけで、私が「プロにダンスを習うことがいいこととは思わない」と思っているのも、ひとつのジャンルに特化したプロの人に、そのジャンルの基礎を教えてもらってもあまり意味はないと思うからなんですよね。
特にSnowManの動画を見ていて思ったんですが、彼らがプロのアクロバットやパルクールを習いに行く動画で、インストラクターの方が半年かけて習得した技をSnowManの方々が数回やってみただけで会得しちゃったりするわけですよ。
つまり、長年やってきたプロより身体能力が高くて色々なジャンルの場数を踏んでいる人の方が最終的には上だと感じたんですね。
なので、専門的なプロに習うより、その人達の動きからスケートに使えそうな動きを吸収するのがベストだなと私は思っているわけです。
プロの人が教えてくれることの多くは肉体作りと基礎なので、それはきっとすでに結弦くんはできているんです。
あとは結弦くんの引き出しにはない動きを振りつけてくれる振付師の方がいてくれれば、それでいいと私は思います。
ダンスの種類は本当に多くて、ブレイクダンスのプロの人がジャズダンスの動きも教えられるかというとそういうわけにもいかないし、それを基礎からじっくりやっているとスケートには邪魔になる筋肉がつくかもしれないし…。
本当に、ダンスの世界も奥が深いわけです。
今、結弦くんはダンサーでありアーティストでありスケーターでありプロデューサーであり、それらを全てひっくるめた「表現者」だと私は思っています。
その結弦くんが編み出す世界を見ることが出来るのは、MIKIKOさんの言う通り「現代に生きる私たちへのご褒美」です。
これだけの表現者はそうそういないと私は思っているわけですが、それは表現を生業とする多くの人も思っているんじゃないかと思います。
ルールから解き放たれて自由になったら、そこには道がなかった。
今、結弦くんはそんな自由と苦悩を同時に体験しているんでしょうね。
大丈夫。
常に向上心を忘れず努力を続ける人は必ず成功を手にします。
これから先、どんな美しい世界を見せてもらえるのか、楽しみにしていますよ