結弦くんが、アイスリンク仙台に5588万1272円の寄付をしたそうです。
今までも書籍の売り上げを寄付していたので、これでトータル8733万円以上になるのだそうです。
今までの「蒼い炎」の印税だけでも3千万以上になっていたわけですが、今回は一気にその倍近くの金額の寄付です。
確かに北京オリンピック以降、これまで出していた「蒼い炎」は海外でも出版されていたようですが、それだけでここまでの金額にはならないと思います。
となると、今年出した2冊の分と過去の増刷分が一気に入ってきたということでしょうか。
私が知ってる出版社さんは年に2回(だったかな?)の振り込みだったので、今年の第一刷分がすでに入金されているのかもしれませんが、その出版社さんによって決済のタイミングは色々違うのでそこはさすがにわかりません。
もちろん結弦くんのポケットマネーを追加したのだとしても全く驚きませんが、そこはもう私達が詮索すべき問題ではありませんしね。
でも、この出版不況にあって凄い数字だと思います。
とにかく、電気代高騰などで大変苦しい状況でのこの金額はとても有難いと思うので、今後のリンク維持のためにも大切に使ってあげて欲しいですね。
で、寄付の話が出ると思い出すのが、過去にこういった話題が出ると必ず言われていたのは
「ノブレスオブリージュ」
という言葉ですね。
実を言うと、個人的な好みの問題ではあるんですが、私はこの言葉があまり好きではありませんでした。
元々の意味は「社会的地位には義務が伴う」というフランスの言葉で、そこから最近は「高貴な人間の高貴な行い」というように受け取られているかと思います。
もちろん、結弦くんの寄付や被災地を気遣う行動はまさに「高貴」なものなんですが、高貴な人間じゃなくてもいい行動をすることはできるんだよと、私は常々そう考えているわけです。
スーパーボランティアの尾畠のお爺さんは決して高貴な生まれじゃありません。でも、やっていることはこの上なく素晴らしいことじゃないですか。
「ノブレスオブリージュ」のフランス語の大元の意味では「貴族に生まれてきたものには生まれながらの責務がある」というような意味だったと思うんですが、貴族に生まれていなくても正しいことはしていいんですよ。
困っている人がいたらできる限りのことはすべきだし、そこに生まれや育ちは関係ないんです。
結弦くんは、まだ金メダルを取る前から「蒼い炎」の印税を寄付していましたし、高貴な人間とみんなに思われるずっと前から、魂が高貴だったんですよ。
実際、金メダルの報奨金も全部被災地に寄付していますよね。
今回のことも、アイリンさんがいつもきっちりと報告してくれるからわかる数字であって、報告の上がっていない場所にも寄付はしているのかもしれません。
「羽生結弦展」などの売り上げも、結弦くんからの好意であることがちゃんと伝わるように新聞社さんなどはきっちりと金額を発表してくれますが、それが全てではないかもしれませんよね。
それは結弦くんが発表しない限り分からないことですし、そこは結弦くんのやりたいようにやっていけばいいと私は思っています。
羽生家は決して大金持ちだったわけじゃないですよね。
結弦くんが選手を続けるにあたり、お金がかかるからとお姉さんが選手をやめたりしています。
費用を稼ぐためにお母さんがデパートの紳士服売り場でパートをしていたというのも目にしたことがあります。
家族が自分のために頑張っている姿を当たり前のことだとは思っていなかったからこそ、結弦くんは全ての恩に感謝をし、今それを返そうとしているんだと思います。
それは結弦くんの心の中から沸き起こるもの。
結弦くんの善行は結弦くん個人のもので、私達が自慢して回ることでもありません。
ただ「素晴らしい人を応援させてもらっているんだな」と感謝するだけです。
私は「ノブレスオブリージュ」よりも「刻石流水」という言葉の方が好きです。
仏教の経典にある「懸情流水 受恩刻石(かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め)」という言葉から来ている熟語です。
スーパーボランティアの尾畠さんの座右の銘でもある言葉ですが、人の行いに生まれも育ちも地位も年齢も関係ないと私は思います。
プロとしての活動に邁進しつつも、決して辛い思いをしてる人に寄り添うことをやめない結弦くんには、本当に尊敬しかありません。
結弦くんは、おしゃれにも車にもお酒にも興味がないそうですが、欲しいと思ったカメラや音響機器は購入しているみたいです。
撮影や編集は大変ですが、そこに楽しみを見出しているのなら、欲しいものはどんどん買って楽しんで欲しいと思います。
ロゴやエフェクトもお金を出せばもっとカッコイイのが買えますよ(笑)
お金は天下の回りものなんですから。
結弦くんがそれを手にして「嬉しい」と感じたなら、使われたお金たちもきっと喜んでいるんですから。
そんなこんなやっていたらまた「AERA」さんの表紙が出るようですね。
遂に「お化粧」解禁?
蜷川実花さんは結弦くんでどんな世界を作りたいと思っているんでしょうね。
「ELLE」の表紙を見たら、写真家として「私も美しい羽生結弦を撮りたい!」と闘志がわいてくるんじゃないでしょうか(笑)
「マガジン」と「アイスジュエルズ」も読んでいます。
両誌とも、プロアスリート羽生結弦の雑誌であるという感じで「え?フィギュアスケートって何ですか?」ってくらいフィギュア界に触れていなかったですね。
その姿勢は清々しいほどです。
これからは、「アマチュアを引退した選手がプロになる」のではなく「アマチュアを経た選手がプロになる」という世界線に移行していくのかもしれません。
もしかしたら「アマチュアを経験せずにプロになる」という時代が来るかもしれませんし、そこは本当にこれからの結弦くんの活動次第だと思っています。
人は、凄い方面白い方に流れていきます。
体操とコラボしたように、どんどん新しい世界を切り開いて欲しいなと、「マガジン」と「アイスジュエルズ」を読みながら思っていました。
読んだ感想はまた後日。
以上
今までも書籍の売り上げを寄付していたので、これでトータル8733万円以上になるのだそうです。
今までの「蒼い炎」の印税だけでも3千万以上になっていたわけですが、今回は一気にその倍近くの金額の寄付です。
確かに北京オリンピック以降、これまで出していた「蒼い炎」は海外でも出版されていたようですが、それだけでここまでの金額にはならないと思います。
となると、今年出した2冊の分と過去の増刷分が一気に入ってきたということでしょうか。
私が知ってる出版社さんは年に2回(だったかな?)の振り込みだったので、今年の第一刷分がすでに入金されているのかもしれませんが、その出版社さんによって決済のタイミングは色々違うのでそこはさすがにわかりません。
もちろん結弦くんのポケットマネーを追加したのだとしても全く驚きませんが、そこはもう私達が詮索すべき問題ではありませんしね。
でも、この出版不況にあって凄い数字だと思います。
とにかく、電気代高騰などで大変苦しい状況でのこの金額はとても有難いと思うので、今後のリンク維持のためにも大切に使ってあげて欲しいですね。
で、寄付の話が出ると思い出すのが、過去にこういった話題が出ると必ず言われていたのは
「ノブレスオブリージュ」
という言葉ですね。
実を言うと、個人的な好みの問題ではあるんですが、私はこの言葉があまり好きではありませんでした。
元々の意味は「社会的地位には義務が伴う」というフランスの言葉で、そこから最近は「高貴な人間の高貴な行い」というように受け取られているかと思います。
もちろん、結弦くんの寄付や被災地を気遣う行動はまさに「高貴」なものなんですが、高貴な人間じゃなくてもいい行動をすることはできるんだよと、私は常々そう考えているわけです。
スーパーボランティアの尾畠のお爺さんは決して高貴な生まれじゃありません。でも、やっていることはこの上なく素晴らしいことじゃないですか。
「ノブレスオブリージュ」のフランス語の大元の意味では「貴族に生まれてきたものには生まれながらの責務がある」というような意味だったと思うんですが、貴族に生まれていなくても正しいことはしていいんですよ。
困っている人がいたらできる限りのことはすべきだし、そこに生まれや育ちは関係ないんです。
結弦くんは、まだ金メダルを取る前から「蒼い炎」の印税を寄付していましたし、高貴な人間とみんなに思われるずっと前から、魂が高貴だったんですよ。
実際、金メダルの報奨金も全部被災地に寄付していますよね。
今回のことも、アイリンさんがいつもきっちりと報告してくれるからわかる数字であって、報告の上がっていない場所にも寄付はしているのかもしれません。
「羽生結弦展」などの売り上げも、結弦くんからの好意であることがちゃんと伝わるように新聞社さんなどはきっちりと金額を発表してくれますが、それが全てではないかもしれませんよね。
それは結弦くんが発表しない限り分からないことですし、そこは結弦くんのやりたいようにやっていけばいいと私は思っています。
羽生家は決して大金持ちだったわけじゃないですよね。
結弦くんが選手を続けるにあたり、お金がかかるからとお姉さんが選手をやめたりしています。
費用を稼ぐためにお母さんがデパートの紳士服売り場でパートをしていたというのも目にしたことがあります。
家族が自分のために頑張っている姿を当たり前のことだとは思っていなかったからこそ、結弦くんは全ての恩に感謝をし、今それを返そうとしているんだと思います。
それは結弦くんの心の中から沸き起こるもの。
結弦くんの善行は結弦くん個人のもので、私達が自慢して回ることでもありません。
ただ「素晴らしい人を応援させてもらっているんだな」と感謝するだけです。
私は「ノブレスオブリージュ」よりも「刻石流水」という言葉の方が好きです。
仏教の経典にある「懸情流水 受恩刻石(かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め)」という言葉から来ている熟語です。
スーパーボランティアの尾畠さんの座右の銘でもある言葉ですが、人の行いに生まれも育ちも地位も年齢も関係ないと私は思います。
プロとしての活動に邁進しつつも、決して辛い思いをしてる人に寄り添うことをやめない結弦くんには、本当に尊敬しかありません。
結弦くんは、おしゃれにも車にもお酒にも興味がないそうですが、欲しいと思ったカメラや音響機器は購入しているみたいです。
撮影や編集は大変ですが、そこに楽しみを見出しているのなら、欲しいものはどんどん買って楽しんで欲しいと思います。
ロゴやエフェクトもお金を出せばもっとカッコイイのが買えますよ(笑)
お金は天下の回りものなんですから。
結弦くんがそれを手にして「嬉しい」と感じたなら、使われたお金たちもきっと喜んでいるんですから。
そんなこんなやっていたらまた「AERA」さんの表紙が出るようですね。
遂に「お化粧」解禁?
蜷川実花さんは結弦くんでどんな世界を作りたいと思っているんでしょうね。
「ELLE」の表紙を見たら、写真家として「私も美しい羽生結弦を撮りたい!」と闘志がわいてくるんじゃないでしょうか(笑)
「マガジン」と「アイスジュエルズ」も読んでいます。
両誌とも、プロアスリート羽生結弦の雑誌であるという感じで「え?フィギュアスケートって何ですか?」ってくらいフィギュア界に触れていなかったですね。
その姿勢は清々しいほどです。
これからは、「アマチュアを引退した選手がプロになる」のではなく「アマチュアを経た選手がプロになる」という世界線に移行していくのかもしれません。
もしかしたら「アマチュアを経験せずにプロになる」という時代が来るかもしれませんし、そこは本当にこれからの結弦くんの活動次第だと思っています。
人は、凄い方面白い方に流れていきます。
体操とコラボしたように、どんどん新しい世界を切り開いて欲しいなと、「マガジン」と「アイスジュエルズ」を読みながら思っていました。
読んだ感想はまた後日。
以上