今日、友人たちと映画を観て、帰る電車の中で「notte stellata」の開催を知りました。

もうビックリです。
結弦くん、働きすぎ!チュー


実を言うと、3.11は震災から12年の節目ということもあって、飯舘村でボラの仲間と集まろうと計画を立てていたんですよ。もちろんメインはボラ作業ですが。


でも、チケット取れたら、私こっちに行っていい?キョロキョロ汗



すると友人から
「飯舘村から開場まで1時間半で行けるよ」
と悪魔のささやきがガーン


いや、なにまた無謀なことを考えてんの?
ボラやってからアイスショー行ってそのまま帰ってくるなんて無理に決まってるでしょ~!


すると友人
「有給はこういう時のためにあるのさ」



まあ、確かにね、そうだけどねえー


まあ、ドームのチケットも取れていない時点で「notte stellata」のチケットの心配をしていても仕方がないんですけど、とにかく羽生プロの仕事の速さに慄くばかりですよ。



これはあれですよね。
結弦くん的には「プロローグ」は本当に、自分にどこまで出来るかの「お試しアイスショー」だったってことなんですよね?

「プロローグ」と「GIFT」を同時に進めていたという時点でものすごい仕事量だと思っていたんですが、それができていたんですから「GIFT」と「notte stellata」も同時に進められるってことなんですよね?


うう~ん、マジで羽生結弦は止まると死んじゃう回遊魚型の人間なのかもしれないなチュー



うん、もう私は全部は無理だと覚悟を決めました。
取れないショーは諦めます。
だって、すぐ次のショーが始まるんだもん。

地方から遠征の必要な方々も、多少は絞って行かなきゃいけないですよね。

私はもう、こうなることを覚悟して全日本も世界選手権もパスして結弦くんのショーに全振りする覚悟できましたけど、1年の前半だけでこれですもん。
後半だって何かありますよね?きっと。

FaOIは幕張が取れなきゃ諦めます。
多分、今までのように全通する人は減るんじゃないかと思いますが、仕方ないです。
羽生プロの活動が凄すぎるんですから。


結弦くんは、「プロローグ」ではプロジェクションマッピングとの融合などを見せてくれ、「GIFT]ではあの空間を生かした演出を計画しているようです。
そして「notte stellata」は日テレのnews every.の企画で東京大学が技術協力とありますから、ガッツリ震災に絡んだ演出になるんでしょう。

どのショーも、きっと同じようなものは一つもなく、そして結弦くんの性格的に、終わったらすぐ次に向かうんだと思います。






結弦くんと同じ日本人で、日本に住んでいて良かったと、今ほど思うことはありません。

海外住みのファンの方々にしてみれば、そのどれか一つでもいいから自分たちの国でやって欲しいと切望しているのでしょうが、たぶん、これだけの成功をもってしてもまだ、結弦くん的には試行錯誤をしている最中なんだと思います。


プロになったからこそ、3.11という大切な日にショーが出来る。
それに必要な経験は「プロローグ」である程度掴んできた。
そしてまだまだこれからも新しいことをやり続ける。


なんというか、私は「羽生結弦」という稀代の天才フィギュアスケーターを応援していたつもりだったんですが、実際にはそんな小さな枠で収まる人じゃなかったんですよね。

スケーターであり芸術家であり音楽家でありクリエイターでありパフォーマーでありプロデューサーでもある。

私達の常識の範疇に納まる人ではなかったということなんだと思います。




たぶん、結弦くんはこれからもずっと動き続けるんでしょう。
ハッキリ言って、フィギュア界のために貢献して欲しいなんて、そんなことを受け身で言っている人がいたら

「今、結弦くんが先を走って道を作っているでしょ!何とかして欲しいじゃなくて死にもの狂いでついてきなさいよ!道を切り拓くことの大変さに比べたら、後ろをついていくことの方が楽でしょ?強くなる方法も、試合に勝つ心構えも、ファンを増やす方法も客を集める手段も、みんな結弦くんがやって見せたでしょ。少しでもそれを真似する気があれば、強くなれるし勝てるしお客も呼べるんだから。それが出来ないのはなんで?すべてを注ぎ込んでないし逃げを打つし甘えているからでしょ?そんな人たちを助ける必要なんてどこにあるの?答えはもうあるんだから自分たちで何とかしなさい」

と言ってやりたいです。



結弦くんは誰もやっていなかったことをやっているんです。
誰かが築いたショーを引き継いでそのままやっているのでもなく、成功するかしないかわからないことを、恐怖を乗り越えながらやっているんです。

だからこそ、そのショーを見たい。
毎度同じ様なものではなく、どんなものかわからないから見てみたい。

それが素晴らしかったら何度でも見たい。
新しいことをやるならそこを体験したい。

人間ってそういうものなんですよ。




きっと、震災に触れるだけでアンチは叩くんでしょうが、そんなのもうノミの吐息のようなもんです。

結弦くんが見た星空を見て、経験した恐怖や絶望を追体験することになるかもしれないけど、目を逸らさずに見てみたいと、今はそう思っています。

チケット取れるといいなぁラブ



で、友人から届いたLINEの一言。

「宮城でボラしました特典とかないかな?」



そんなものあるわけないや~い!