【アイスショー】
どうやら今年のアイスショーは全滅のようですね。
K-1や木下サーカスが色々と対策を講じて開催していましたが、新コロの感染率の高さを考えればイベントの開催は難しいと思います。
真央ちゃんのサンクスツアーの延期も、友人からLINEで連絡が来ました。
まあ、そのままチケットを持っていれば次もそのチケットが生きるようなので、10月に伸びた代替の日を楽しみにしたいですね。
FaOIもこの分だと難しいかな。
中国での初開催になるはずだったんですが、こればっかりはどうしようもありませんからね。
イベントを開催している会社は今とても大変だと思うのですが、コロナ禍が過ぎ去ったら出来るだけアイスショーにも足を延ばしたいと思っていますので、ぜひ頑張って欲しいと思います。
【試合】
競技会も次々と中止が決まっています。
今の状況では、下手をすると欧米のCSやB大会がかなり中止に追い込まれるのではないかと思います。
下手をしたらGPSもどうなるか…。
中国もフランスもアメリカもかなりマズイことになっていますからね。
カナダも既に死者数で日本を抜いていますし、今の状況だとモントリオールワールドを秋までに開催するのも無理じゃないでしょうか。
今回ばかりは「代わりに開催しまーす!」と手を上げる国もないでしょうしね。
今大丈夫でも数ヶ月後にはどうなっているかわからないのが新型コロナの恐ろしさですから。
そもそも方針を決めなきゃいけないISUが、スイスに集まることすらできないんです。
今年のワールドはもう諦めるしかないんじゃないかと思いますね。
本当ならプレオリンピックシーズンということで、オリンピックに向けて新しいプログラムを作らなきゃいけないシーズンでもあるんですけど、でも、海外に行けないとなると、選手の皆さんは日本国内で振り付けをするしかないんでしょうか。
それとも、皆さん持ち越しでしょうかね?
一部の人によると持ち越しはズルイ行為なんだそうですが(笑)今年は持ち越しの選手も増えると思いますよ。
オリンピックシーズンに新しいプロにするのはバクチでもありますから、もしいい演技ができるなら今あるプログラムをオリンピックシーズンまで使ったっていいんですよ。
もちろん構成は上げる必要がありますけど、滑り込めば滑り込むだけ神演技が生まれる可能性が高くなるんですから。
今の状況は普通の状況じゃないんですから、毎年新しいのにしなくちゃいけないなんて先入観は捨てていいと思います。
本当に、来シーズンをどうするか、選手は皆さん悩みどころですね。
4Aが跳べたら即終了になりそうな結弦くんは、それまでバラ1とSEIMEIでいいと私は思っていたんですが(笑)どういう判断にするかなぁ。
このままだと北京まで行っちゃいそうですよね?(笑)
【読了】
「奇跡なんて起きない」をやっと読み終わりました。
私は視野が部分的に欠けているため縦文字を読むのが大変辛く、一気読みがなかなかできなくて、会社のお昼休みに数ページずつコツコツと読みました
結構インタビューの再掲が多かったのでマガジンを購入している層には残念なところもありましたが、マガジンを購入していない人には「羽生結弦」というアスリートの思考の一端を垣間見ることができたのかもしれないなと、そう思える内容でした。
でも、私個人としては「取材する側」の状況とか感情とかがもっと描かれていて欲しいなぁと思ったんですよね。
だって「長野に宿がない!」なんてエピソードが本当に「わかるわかる!私もやった!」って感じで、めっちゃ親近感が沸くじゃないですか(笑)
「どこに申し込めばいいのかわからない」
なんて、スポーツ専門雑誌社でもジャンルが違えばそんなもんなんですね。
あと、平昌の結弦くんの「必死こい…」とか「ばっちし」とかが可愛らしいエピソードとして紹介されていましたが、私あの「必死こい…」はわざとだったんじゃないかな?って思っていたんですよ。
計算されたユーモアというのともちょっと違う、ほんの少しだけその場を和ませようとした、ささやかなジョークなんじゃないかな?と。
オリンピックはいつもとは全く違って、取材陣も右往左往していて、現れた結弦くんに駆け寄った報道陣のちょっと余裕のない雰囲気を結弦くんなりに感じ取って、「自分は大丈夫ですよ」と、少しだけその場にいた人たちを笑顔にしたかったのかな?なんて、そんな風にも思ってしまいました。
痛くたってなんだって、動けさえするなら「ばっちし!」なんですよ。
報道陣にも笑っていて欲しいんですよ。
そういう心遣いがあるからメディアは結弦くんを追いかけるんですよね。
最後に、この本の中で1番驚いたことは
「山口さんは、私が住む町から友人が住む町に引っ越ししたんだ!」
ってとこです(笑)
上尾市民だったなんて!
なんか運命感じちゃうわ〜!
【NHK】
いやあ、この砂漠期にNHKさんったら素晴らしい特集を組んでくれましたね~。
私はソチ以降のファンなので、それ以前の動画はどんなものでも嬉しいです。
もちろんそれ以後の演技やインタビューは全部録画していますが、こうやって並べてもらうと結弦くんの成長が一目瞭然で分かって、どんどん「今までこんな選手見たことない」というレベルになっていくのが分かりましたよね。
権利の都合からDVDには入らない「Let's go crazy」が入ったのはピョン落ちさんにも嬉しかったんじゃないかなと思います。
あのプロはあれで、私はとても好きなプロなんですよ。
その後どうにも4Sコンボが決まらなくなってファンをハラハラさせていくわけですが、あのNHK杯の素晴らしい4S-3Tを見ていましたから、私は全く不安にはなっていなかったんですよね。
4Sの流れ、3Tの軸の細さと驚くべき回転速度。
こんな素晴しい4Sコンボが跳べるんだから、その後跳べなくなった時はこれを見てイメージすればいいと、私はシロートながらそんなことを考えていました。
なんだかんだ言って、このプログラムは陽気なムードがあって、もう一度見てみたいプログラムですね。
そして「ホプレガ」
ヘルシンキのホプレガも好きですが、このNHK杯のホプレガも、ジャンプこそミスがありましたが、ちょっとだけ感情が込められていて大好きな演技です。
そもそもホプレガは、シェイ=リーンが最初にコンセプトとして考えたのは「ユヅルのスケート人生」だったんですよね。
「ここでユヅルはスケートと出会うの」
というように、結弦くんの大変だった道のりをスケートでイメージして作ってくれたはずでした。
結弦くんのスケート人生といったら他の選手とは比べ物にならないくらい大変なことがいっぱいあったわけじゃないですか。
それを演じるということは、結弦くんは悲しみの感情を「手放す」ことが出来たんだなと、乗り越えることができて、笑えるようになってきたんだなと、当時の私はそう考えるだけで泣けてしまったわけです。
苦しいこと辛かったことを乗り越えて、全てを昇華して未来に向かう。
それを表現したのが、私が最初受け取った「Hope &legacy」のイメージだったわけです。
神性とか自然というイメージの前に、羽生結弦の葛藤や感情がある。
元々はそういうプログラムだったんだと思っています。
ただ、あの曲は抑揚があまりない曲だったので4回転との親和性が薄く、更に流れるように進んでいく曲なのでジャンプミスをしたら魔法が解けてしまう感じだったんですよね。
それがホプレガに苦しんだ要因だったかなぁと思いました。
当時もそう書いた記憶があります。
そして、私達は結弦くんが苦しんでいるのを知っていたからこそ、ジャンプを1本1本決めて行くたびに涙を浮かべ、そして鬼門の4Sコンボを決めた途端、その涙は堪えきれずに溢れ出したわけです。
あの感動と興奮は、苦しんだ時間がなければ生まれなかったと思います。
結弦くんは決してミスターパーフェクトじゃないんです。
色々なことを経験し、苦しんで、乗り越えて、そして1度として逃げなかったからそこにいるのです。
スケートを長く見ていると、若い頃に綺麗に跳べていたジャンプやスピードのあったステップが、重く感じられるようになった選手も何人となく見てきました。
それなのに、結弦くんは常に「今がMAX」なんです。
今が最高の構成なんですよ。
技術も芸術も、どちらも追求してきた最高のスケーターだからこそ、結弦くんは常にファンを獲得し続けるんだと思います。
NHKさん有難う!
あの頃の、吐きそうになるほどドキドキしてハラハラして、そして壁を乗り越えた結弦くんに号泣していた時間を、ほんのちょっとですが思い出すことが出来ました。
これもファンとしての美しい思い出ですね。
いつか結弦くんが引退した暁には、NHK杯の解説をお願いしますね〜!(笑)
タケシ、すまんな!
でも「絶対王者だぞ」を使うのは勘弁してやって欲しかったわ(笑)
それ、ちょっと間違っただけだから!
「絶対王者になるんだぞ」と言いたかったんですから〜!
いや、まだまだインタビューはいっぱいあるのを知ってますからね。
いつか是非、それもまとめて流して欲しいですね!
コロナのためにフィギュア界もどうなるのか分かりませんが、それは全てのスポーツが同じことです。
結弦くんが、きちんと練習できる場を確保できていますように、結弦くんの周りのスタッフの皆さんにお願いするばかりです。
結弦くんのことだから、ファンが心配するよりもずっと賢く、この難局を切り抜けてくれていると思います。
次に結弦くんの姿が見れるのはいつになるのかは分かりませんが、私もコロナに負けず頑張るぞ~!
以上
どうやら今年のアイスショーは全滅のようですね。
K-1や木下サーカスが色々と対策を講じて開催していましたが、新コロの感染率の高さを考えればイベントの開催は難しいと思います。
真央ちゃんのサンクスツアーの延期も、友人からLINEで連絡が来ました。
まあ、そのままチケットを持っていれば次もそのチケットが生きるようなので、10月に伸びた代替の日を楽しみにしたいですね。
FaOIもこの分だと難しいかな。
中国での初開催になるはずだったんですが、こればっかりはどうしようもありませんからね。
イベントを開催している会社は今とても大変だと思うのですが、コロナ禍が過ぎ去ったら出来るだけアイスショーにも足を延ばしたいと思っていますので、ぜひ頑張って欲しいと思います。
【試合】
競技会も次々と中止が決まっています。
今の状況では、下手をすると欧米のCSやB大会がかなり中止に追い込まれるのではないかと思います。
下手をしたらGPSもどうなるか…。
中国もフランスもアメリカもかなりマズイことになっていますからね。
カナダも既に死者数で日本を抜いていますし、今の状況だとモントリオールワールドを秋までに開催するのも無理じゃないでしょうか。
今回ばかりは「代わりに開催しまーす!」と手を上げる国もないでしょうしね。
今大丈夫でも数ヶ月後にはどうなっているかわからないのが新型コロナの恐ろしさですから。
そもそも方針を決めなきゃいけないISUが、スイスに集まることすらできないんです。
今年のワールドはもう諦めるしかないんじゃないかと思いますね。
本当ならプレオリンピックシーズンということで、オリンピックに向けて新しいプログラムを作らなきゃいけないシーズンでもあるんですけど、でも、海外に行けないとなると、選手の皆さんは日本国内で振り付けをするしかないんでしょうか。
それとも、皆さん持ち越しでしょうかね?
一部の人によると持ち越しはズルイ行為なんだそうですが(笑)今年は持ち越しの選手も増えると思いますよ。
オリンピックシーズンに新しいプロにするのはバクチでもありますから、もしいい演技ができるなら今あるプログラムをオリンピックシーズンまで使ったっていいんですよ。
もちろん構成は上げる必要がありますけど、滑り込めば滑り込むだけ神演技が生まれる可能性が高くなるんですから。
今の状況は普通の状況じゃないんですから、毎年新しいのにしなくちゃいけないなんて先入観は捨てていいと思います。
本当に、来シーズンをどうするか、選手は皆さん悩みどころですね。
4Aが跳べたら即終了になりそうな結弦くんは、それまでバラ1とSEIMEIでいいと私は思っていたんですが(笑)どういう判断にするかなぁ。
このままだと北京まで行っちゃいそうですよね?(笑)
【読了】
「奇跡なんて起きない」をやっと読み終わりました。
私は視野が部分的に欠けているため縦文字を読むのが大変辛く、一気読みがなかなかできなくて、会社のお昼休みに数ページずつコツコツと読みました
結構インタビューの再掲が多かったのでマガジンを購入している層には残念なところもありましたが、マガジンを購入していない人には「羽生結弦」というアスリートの思考の一端を垣間見ることができたのかもしれないなと、そう思える内容でした。
でも、私個人としては「取材する側」の状況とか感情とかがもっと描かれていて欲しいなぁと思ったんですよね。
だって「長野に宿がない!」なんてエピソードが本当に「わかるわかる!私もやった!」って感じで、めっちゃ親近感が沸くじゃないですか(笑)
「どこに申し込めばいいのかわからない」
なんて、スポーツ専門雑誌社でもジャンルが違えばそんなもんなんですね。
あと、平昌の結弦くんの「必死こい…」とか「ばっちし」とかが可愛らしいエピソードとして紹介されていましたが、私あの「必死こい…」はわざとだったんじゃないかな?って思っていたんですよ。
計算されたユーモアというのともちょっと違う、ほんの少しだけその場を和ませようとした、ささやかなジョークなんじゃないかな?と。
オリンピックはいつもとは全く違って、取材陣も右往左往していて、現れた結弦くんに駆け寄った報道陣のちょっと余裕のない雰囲気を結弦くんなりに感じ取って、「自分は大丈夫ですよ」と、少しだけその場にいた人たちを笑顔にしたかったのかな?なんて、そんな風にも思ってしまいました。
痛くたってなんだって、動けさえするなら「ばっちし!」なんですよ。
報道陣にも笑っていて欲しいんですよ。
そういう心遣いがあるからメディアは結弦くんを追いかけるんですよね。
最後に、この本の中で1番驚いたことは
「山口さんは、私が住む町から友人が住む町に引っ越ししたんだ!」
ってとこです(笑)
上尾市民だったなんて!
なんか運命感じちゃうわ〜!
【NHK】
いやあ、この砂漠期にNHKさんったら素晴らしい特集を組んでくれましたね~。
私はソチ以降のファンなので、それ以前の動画はどんなものでも嬉しいです。
もちろんそれ以後の演技やインタビューは全部録画していますが、こうやって並べてもらうと結弦くんの成長が一目瞭然で分かって、どんどん「今までこんな選手見たことない」というレベルになっていくのが分かりましたよね。
権利の都合からDVDには入らない「Let's go crazy」が入ったのはピョン落ちさんにも嬉しかったんじゃないかなと思います。
あのプロはあれで、私はとても好きなプロなんですよ。
その後どうにも4Sコンボが決まらなくなってファンをハラハラさせていくわけですが、あのNHK杯の素晴らしい4S-3Tを見ていましたから、私は全く不安にはなっていなかったんですよね。
4Sの流れ、3Tの軸の細さと驚くべき回転速度。
こんな素晴しい4Sコンボが跳べるんだから、その後跳べなくなった時はこれを見てイメージすればいいと、私はシロートながらそんなことを考えていました。
なんだかんだ言って、このプログラムは陽気なムードがあって、もう一度見てみたいプログラムですね。
そして「ホプレガ」
ヘルシンキのホプレガも好きですが、このNHK杯のホプレガも、ジャンプこそミスがありましたが、ちょっとだけ感情が込められていて大好きな演技です。
そもそもホプレガは、シェイ=リーンが最初にコンセプトとして考えたのは「ユヅルのスケート人生」だったんですよね。
「ここでユヅルはスケートと出会うの」
というように、結弦くんの大変だった道のりをスケートでイメージして作ってくれたはずでした。
結弦くんのスケート人生といったら他の選手とは比べ物にならないくらい大変なことがいっぱいあったわけじゃないですか。
それを演じるということは、結弦くんは悲しみの感情を「手放す」ことが出来たんだなと、乗り越えることができて、笑えるようになってきたんだなと、当時の私はそう考えるだけで泣けてしまったわけです。
苦しいこと辛かったことを乗り越えて、全てを昇華して未来に向かう。
それを表現したのが、私が最初受け取った「Hope &legacy」のイメージだったわけです。
神性とか自然というイメージの前に、羽生結弦の葛藤や感情がある。
元々はそういうプログラムだったんだと思っています。
ただ、あの曲は抑揚があまりない曲だったので4回転との親和性が薄く、更に流れるように進んでいく曲なのでジャンプミスをしたら魔法が解けてしまう感じだったんですよね。
それがホプレガに苦しんだ要因だったかなぁと思いました。
当時もそう書いた記憶があります。
そして、私達は結弦くんが苦しんでいるのを知っていたからこそ、ジャンプを1本1本決めて行くたびに涙を浮かべ、そして鬼門の4Sコンボを決めた途端、その涙は堪えきれずに溢れ出したわけです。
あの感動と興奮は、苦しんだ時間がなければ生まれなかったと思います。
結弦くんは決してミスターパーフェクトじゃないんです。
色々なことを経験し、苦しんで、乗り越えて、そして1度として逃げなかったからそこにいるのです。
スケートを長く見ていると、若い頃に綺麗に跳べていたジャンプやスピードのあったステップが、重く感じられるようになった選手も何人となく見てきました。
それなのに、結弦くんは常に「今がMAX」なんです。
今が最高の構成なんですよ。
技術も芸術も、どちらも追求してきた最高のスケーターだからこそ、結弦くんは常にファンを獲得し続けるんだと思います。
NHKさん有難う!
あの頃の、吐きそうになるほどドキドキしてハラハラして、そして壁を乗り越えた結弦くんに号泣していた時間を、ほんのちょっとですが思い出すことが出来ました。
これもファンとしての美しい思い出ですね。
いつか結弦くんが引退した暁には、NHK杯の解説をお願いしますね〜!(笑)
タケシ、すまんな!
でも「絶対王者だぞ」を使うのは勘弁してやって欲しかったわ(笑)
それ、ちょっと間違っただけだから!
「絶対王者になるんだぞ」と言いたかったんですから〜!
いや、まだまだインタビューはいっぱいあるのを知ってますからね。
いつか是非、それもまとめて流して欲しいですね!
コロナのためにフィギュア界もどうなるのか分かりませんが、それは全てのスポーツが同じことです。
結弦くんが、きちんと練習できる場を確保できていますように、結弦くんの周りのスタッフの皆さんにお願いするばかりです。
結弦くんのことだから、ファンが心配するよりもずっと賢く、この難局を切り抜けてくれていると思います。
次に結弦くんの姿が見れるのはいつになるのかは分かりませんが、私もコロナに負けず頑張るぞ~!
以上