待ちに待った新作BD/DVDの発売が発表になりました!

ポニーキャニオンからの予告が出ていた時点で「新しい円盤が出るぞ~!」と一瞬で理解できたわけですが(笑)
そこは皆さん大人しく、深夜12時を待っていたわけです。

かくいう私は、昨日は朝早くから友人たちと出かける用事があったため、10時くらいには布団に入っていたのですが、結局寝られなくて布団の中でスマホで告知映像を見てしまいましたよ(笑)

いや、決してワクワクして寝られなかったわけではなく、昼寝をしてしまったとがいけないと思うんですけどねチュー


さて、昨日は1日お出掛けでしたので、今日になってやっとBD/DVDの詳細を色々見て見たのですが、なんと!今回は[発売元]として【羽生結弦「進化の時」製作委員会】となっていますね。

これはやっぱりあれですかね。
権利の壁を越えるため、いわゆる「製作委員会方式」を取ったということなんでしょうかね?

「製作委員会方式」とはなんぞやというと、複数の企業が出資し制作することで、リスクを減らし、なおかつ外に利益配分をしなくてもいいようにつくる協同会社みたいなものです。

まあ、各企業がスタッフを出して運営する事務局みたいなもので、最近では何でもこの「製作委員会」が使われているのですが、ほとんどの場合は「製作委員会」を作らなくても1社で事足りる場合がほとんどです。

でも、今回の「進化の時」に関していえば、これを作らなければ今回のような素晴らしいラインナップで作品を集められなかったと思うわけです。


収録されている映像軍は下記の通りです。


◆本編収録演目(全15演技/収録楽曲順)
「バラード第1番」by F.ショパン(2014年 GPファイナル SP)
「オペラ座の怪人」(2014年 GPファイナル FS)
「バラード第1番」by F.ショパン(2014年 全日本選手権 SP)
「オペラ座の怪人」(2014年 全日本選手権 FS)
「バラード第1番」by F.ショパン(2015年 NHK杯 SP)
映画『陰陽師』より SEIMEI(2015年 NHK杯 FS)
「バラード第1番」by F.ショパン(2015年 GPファイナル SP)
映画『陰陽師』より SEIMEI(2015年 GPファイナル FS)
「バラード第1番」by F.ショパン(2015年 全日本選手権 SP)
映画『陰陽師』より SEIMEI(2015年 全日本選手権 FS)
「Hope & Legacy」(2016年 NHK杯 FS)
「Hope & Legacy」(2017年 世界選手権 FS)

映画『陰陽師』より SEIMEI(2017年 GPシリーズロシア杯 FS)
「バラード第1番」by F.ショパン(2018年 平昌オリンピックSP)
映画『陰陽師』より SEIMEI(2018年 平昌オリンピックFS)


◆映像特典
・All Japan Medalist on Ice
2011年バレエ音楽『白鳥の湖』より「ホワイト・レジェンド」
2015年「天と地のレクイエム」

・平昌オリンピックエキシビション
2018年「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」

・羽生結弦選手「2連覇おめでとう」パレード(ダイジェスト)


テレ朝からはグランプリシリーズとファイナル。
フジテレビからは全日本や世界選手権。
そしてHNKからはNHK杯と、もしかしたらオリンピックの映像。

この「進化の時」を作るには、これらフィギュアの放映権を持つすべての企業が参加しなければ、羽生結弦の歴史を紡ぐ作品は作り上げることはできなかったんです。

ただ売れるから作るというだけなら、ポニーキャニオンはフジテレビの子会社ですからフジテレビが持っている映像だけでもそれなりのものが作れると思うんですよ。

でも、それじゃあ羽生結弦の記録にはなり得ないですよね?


だから、全てに納得のいく映像の集大成を作ろうとしたら、企業の壁を取っ払うしかなかったんだと思います。




で、私が今回「おおッ!」と思ったのは、フィギュアの円盤にはつきものの

※収録楽曲は、権利上の都合により新録音、再編集したものです。

というフレーズが入っていなかったこと。



私も、そういった権利の関係については全くのシロートで、前回の「覚醒の時」の時に初めて
「映像と音源で権利が違うんだ…」
ということを知ったわけです。

まあ、「競技」に使うために取得した権利で、利益を生む商品化までしちゃいけないのかもしれませんね。

私は結弦くんのBD/DVDしか持っていないので比べようがないのですが、昔は明らかにオリジナルと違う音が乗せられていたDVDもあったようなんです。

そういった権利も丁寧にクリアしてくれたんでしょうね。
本当に、有難いことです。



そんな中、「Let's go crazy」が入っていないのは、これもやっぱり権利の問題なんでしょうね。


もし、色々交渉すれば何とかなるレベルの権利問題ならとっくに解決できていると思うんですよ。

前作はオリンピックでメダルを取ってから数ヶ月で出来上がっていました。
追加やら色々あって2ヶ月ほど発売が伸びたと記憶していますが、それでも半年はかからなかったはずです。

それが、今作は1年以上かかっているわけです。

これは、結弦くんが満足のいくものを時間をかけて作っているからだと思うんです。

それでも「Let's go crazy」が入らなかったのだとしたら、きっと「商品化」にはハードルが高いのでしょう。


もちろん、もしプリンスが現在も存命していたら、私はすぐにOKしてくれていたと思うんです。

フィギュアの曲にプリンスの曲を使うなんて、しかもそれを滑りこなすなんて、こんなアバンギャルドなことはないじゃないですか。
絶対に拍手喝采してくれましたよ。

だけど、いまはもう管理会社が権利を管理しているんでしょうから、そういった融通は利かなくなっているんでしょう。

きっと制作委員会の方々も頑張ってはくれたのだと思いますが、ここは仕方ないと思います。



何にしても、今回は2枚組ですよ!

前回の時も、単純にプログラムが並んでいるだけかと思ったら、インタビューやバックステージの様子など、色々な映像がてんこ盛りでしたからね。

きっと今回も凄いボリュームになるんでしょうね。


是非是非、シューゾーのインタビュー映像とかも入れて欲しいなあ(笑)
シューゾーは、結弦くんの歴史を一番近くで、なおかつ客観的に見ていてくれた人だと思うんですよね。

シューゾーといる時の、キャッキャとした素の結弦くんも、もっと見てみたいなぁ。


というわけで、オフシーズンのはずなのに全然ヒマじゃありません(笑)



で、Originとかが入っていないということは、去年のパレードから後の映像もまたいつかDVDになるのよね?


チョー期待~~!爆  笑



以上