Toshlと結弦くんの出会いについて、何と表現すれば良いのだろうと、長い間考えていました。
「天の配剤」とか「魂の巡り合わせ」とか、何か常ならぬ力が働いていたような、そんな気がしたからです。
今回のFaOIでは、そういった「天の配剤」がどのような相乗効果を生むのか、リアルタイムにまざまざと見ることができたように思います。
そもそも、ToshlをFaOIに呼んだのは誰なんだろう。
「Crystal memorys」はゲームの曲だから、結弦くんがそれを聞いていたのかな?
なーんて考えていたら、なんと音楽プロデューサーの武部さんのところの関係者さんがToshlを薦めてきたのだそうで。
うーん、何という慧眼。
いつものように2〜3曲渡して1曲選ぶように言ったら、結弦くんは1曲に絞れないと言って2曲を選んできたのだそうです。
もしかして、結弦くんが1曲だけを選んだら、Toshlの全公演inは無く、いつものように前半か後半のどちらかだけの参加になったのかもしれませんね。
結弦くんが1人のアーティストと2曲コラボするというのは、それほどまでに異例なことだったように思います。
ただ、Toshlが全公演にinしたことで、明らかにFaOIが締まりました。
ずっと出ているアーティストがいて、オープニングとラストを締めてくれたことで、FaOIに1本、背骨が入ったような感じでしょうか。
そして、全公演にinすることで、Toshlにも「FaOIに呼ばれたお客さん」ではなく、アイスショーをを盛り上げる一員としての責任みたいなものが芽生えたのでしょうか。
Xのライブでやっているコール&レスポンスで、どちらかというとお上品なアイスショーの観客を「もっと盛り上がっていいんだぜ!」と「指導(笑)」してくれました。
やりすぎて「もう少し短く」と逆指導が入ったのはご愛嬌ですが(笑)
でも、Toshlがライブのように盛り上げてくれたことで、今年のFaOIに例年とは全く違う、熱いものが吹き込まれたように思います。
アーティストはお客じゃない。
アイスショーを構成する大切な存在で、彼らが本気になってくれなきゃマジックは始まらない。
スケーターが主役だからといって遠慮して1歩引くことはない。
FaOIに来ているスケーターはみんなプロだから、お互いにベストをぶつけあえばいい。
それこそのコラボだ。
なんか、今年のFaOIからはそんな熱い空気感を感じました。
去年、清塚さんも同じように結弦くんとプロ同士の熱いセッションを繰り返していたそうですよね?
それを清塚さんは何度も何度もコンサートで語ってくれているようなので、プロとして本当に嬉しかったんだと思います。
生身の人間に演奏してもらうそのメリットを、結弦くんは最大限に生かしてくれるんですから、プロ冥利につきたんじゃないでしょうか。
プロのアーティストに「自分もチャレンジしよう」と思わせるほど、結弦くんは練習から全力なんでしょう。
その全力を見て、プロの人達ほど「軽く仕事をこなしすればいい」なんて思えなくなるのでしょう。
FaOIは特に、長年各国のショーでメインを務めているようなレジェンドスケーターたちが揃っているわけですから尚更ですよね。
アーティストの方々も、皆さん真剣勝負なわけです。
今回、1ヶ月の長丁場はToshlにとっても初めてで、途中で喉を潰すわけにはいかないからと最初はキーを落としていました。
プロだからこそ、1ヶ月という期間を頭に入れてコンディションを組もうとしていたんでしょう。
それを、魂を削って編み上げるような結弦くんの練習を見て、自分もチャレンジしようと思ったのだとか…。
凄いですよね。
言葉で伝えなくても、一生懸命は背中で伝わるんです。
だからこそFaOIはみんなが熱くなるんですよ。
そんな、魂のセッションのようなものを、私は今回のFaOIから感じたのです。
そして、「マスカレイド」と「Crystal memorys」の2曲に出会えたのも、結弦くんにとっては僥倖だったように思います。
この曲に出会うのは必然だったんですよ。
結弦くんにとっても、Toshlにとっても、ね。
「マスカレイド」と「Crystal memorys」
結弦くんはこの2曲を双子だと言っていました。
多分「一対の」という意味なんだと思います。
私は、この2曲は一人の人間の成長の曲だと思いました。
もがき、苦しみ、血を流し、足掻きながらも幼い日に見た希望のため、仮面の下に自分を隠し、孤独に戦う若き日の人物が「マスカレイド」なら、乗り越えてきた日々に思いを馳せ、達観し、あとに続く者に勇気を与え導こうとしているのが「Crystal memorys」だと、私には何故かそう見えたのです。
著作権の都合もありますから歌詞は全部は貼りませんけど、この二つの曲の歌詞を眺めていると、フレーズのひとつひとつがすべて結弦くんの人生のような気がして、なんだか泣けてしまったんですよ。
まず「マスカレイド」
寂しさも
悲しみも
誰にも見えない
幼き希望の
記憶
舞い踊る
ああ、この歌は結弦くんだな。
結弦くんを突き動かしているのは幼い頃に思い描いた夢です。
それは必ず実行できると信じ、どんな困難も乗り越えてきました。
どんなに苦しくても「羽生結弦」という仮面をかぶって、決して他人に苦しむ様子を見せず、孤独に戦い続けている結弦くんの姿です。
そしてCrystal memorys。
目の前に そびえる高い壁
それにはきっと意味がある
欲しいものがあるならば
必ず乗り越えることができるはず
この曲も結弦くんです。
結弦くんが、私たちに見せている姿です。
こうありたい、こうあらねばと思っている結弦くんの姿です。
そうか。
この曲は「一対」なんかじゃなくて「表裏」だったんだ。
結弦くんの、内なる苦しみと、それに屈しない峻烈な向上心を表す、内と外だったのか。
そう思った瞬間に、鬼(私)の目にも自然と涙が流れてきたのです。
でも、この曲は決して結弦くんをイメージして作られた曲じゃないんですよ。
「クリメモ」はゲームの音楽で「マスカレイド」はテレ東のドラマのエンディング曲だったそうです。
つまり、Toshlの中から生み出され、紡がれた言葉ばかりなのです。
それなのに、まるで二人が同じ感情を持つかのように共通する歌詞で、なんと言うか、心理学者カール・グスタフ・ユングの言うところの「共時性原理」 (シンクロニシティ)を見ているかのようでした。
どちらかを選べと言われ、結弦くんはこの二つの曲を何度も聞いたんでしょうね。
もしかすると、自分が辿ってきた苦しい道のりを思い出して、泣いちゃったりなんかしたかもしれません。
結弦くんも、ピュアで涙もろい人ですから。
私達はこれらの歌詞の中に結弦くんの道のりを見出しましたが、きっとToshlもいっぱい苦労をしてきたんです。
辛い思いもいっぱいしてきて、それでもそれを乗り越えて今があるからこそ、そんなToshlだからこそ紡ぎ出せた「マスカレイド」であり「クリメモ」なんでしょう。
そして結弦くんは、Toshlの歌詞にそれを感じ取り、自分のなかにその思いを取り込んで、昇華させようとしたわけです。
Toshlの苦しみを昇華させることが、すなわち自分自身の苦しみからの解放でもあったのかもしれません。
だからこその「Toshlさんに捧げた」だったんでしょうね。
苦しくても、辛くても、乗り越えた先には希望があるんだよと。
そりゃおじさん泣いちゃいますよ。
辛い思いを乗り越えてきたその先で、結弦くんのライトに照らされた光り輝く姿を見たら、そりゃあ天使だと思っちゃいますよ。
それだけ辛い経験をしてきたんですから、Toshlも。
結弦くんも辛い運命を乗り越えてきていますけど、Toshlは結弦くんより少しだけ弱かったんです。
だから騙されちゃったりもしたんです。
そんな自分に、真っ白な光をまとった天使が腕を広げてくれたんですよ。
号泣もするってもんです。
運命をしみじみ感じ、そして強くなろうと思ったのだと思います。
生きてて良かったと、本当に心から思ったのでしょうね。
それほどまでに、きっと腕を広げて氷上に立つ結弦くんの姿は美しかったんでしょうね。
でも、結弦くんがクリスタルの剣を掲げて王の前に跪く騎士になり切っているのに、Toshlときたらさらに腰を折って小さくなっちゃうんだから(笑)
Toshlちゃん!その子厨二病だから!
騎士になり切ってるんだから、王様になってあげなきゃダメ~~
結弦くんは、公演当日に急遽、曲を入れ替えて欲しいと言ってきたそうです。
きっと最初のプランでは「クリメモ」のほうが先だったんでしょう。
でも、この2つの作品は一人の人間の人生そのものであり、つながっているんです。
苦悩があって、それを乗り越えた先に希望があるなら、苦悩を表す「マスカレイド」が先でなくちゃいけなかったんですよね?
でも、2曲を交互に演じるという縛りから、苦悩→希望→苦悩という結果になっちゃっていましたね(笑)
めぐりめぐって元に戻っちゃってますけどね(笑)
もしかしたら「苦悩」→「苦悩」→「希望」の方が良かったのかもしれないですね(笑)
真壁さんは、歌詞が英語だから海外に発信するのにふさわしいということで「クリメモ」を推していたようです。
ポジティブで、第三者に対してのアピール力も高いということでしょう。
衣裳の手の込みようを見ても、これが次のEXだろうなというのはバシビシ伝わってきます(笑)
でも、人間はそれほど強くないんですよ。
希望だけを掲げられてもついていけない時もあるんです。
だから、時には「マスカレイド」もラインナップに入れて欲しいなと思うわけです。
まあ、感情を開放するプログラムは結弦くん自身が大変消耗するみたいなので、次のオリンピックの時でもいいですから。
あ、言っちゃった
何というか、私の頭の中にはひとつのイメージが湧いているんですよ。
東京オリンピックの開会式。
国歌斉唱はToshlで良くね?
演奏はYOSHIKIで良くね?
日本が世界に誇るアーティストというのなら「X JAPAN」をおいて他にないんじゃね?
そして、2人の周りに敷いたLEDパネルに、結弦くんが天使のように舞う映像を流せばいいんじゃね?
もうそれで、言祝ぎの舞が完成するんじゃね?
YOSHIKIのクリスタルピアノ(あれ、チャリティに出しちゃったんだっけ?)はこういったイベントにピッタリだもん(笑)
いやあ、なんか、Toshlちゃんは個展まで開催するようですし、皆さん天使の司令を受け取ったんですかね。
まだまだお前はこんなもんじゃねーだろ!
もっと上まで上がって来いよ!
と。
個展は完全クローズドなのかもしれませんが、やりたいことを「やろう」と思えるようになるということは、大変勇気のいることで、それを決断させたのが結弦くんの存在ならば、それは本当に素晴らしいことだと思います。
運命は、一度回り始めるとドンドン動いていきます。
私たちファンはただ降り落とされないようにジェットコースターにしがみつきながら、結弦くんがどんな人と関わってどんなことを成して行くのか、これからも楽しみにするしかありませんね!
闇が深ければ深いほど
瞬く星は光り輝くだろう
恐れることは何もない
自分自身を信じて
僕と一緒に前へ進もう
「Crystal memorys」
※今回は、書いている内容が回顧に近いため、あえてToshlに敬称をつけませんでした。その点についてはご理解いただければと思います。
以上
「天の配剤」とか「魂の巡り合わせ」とか、何か常ならぬ力が働いていたような、そんな気がしたからです。
今回のFaOIでは、そういった「天の配剤」がどのような相乗効果を生むのか、リアルタイムにまざまざと見ることができたように思います。
そもそも、ToshlをFaOIに呼んだのは誰なんだろう。
「Crystal memorys」はゲームの曲だから、結弦くんがそれを聞いていたのかな?
なーんて考えていたら、なんと音楽プロデューサーの武部さんのところの関係者さんがToshlを薦めてきたのだそうで。
うーん、何という慧眼。
いつものように2〜3曲渡して1曲選ぶように言ったら、結弦くんは1曲に絞れないと言って2曲を選んできたのだそうです。
もしかして、結弦くんが1曲だけを選んだら、Toshlの全公演inは無く、いつものように前半か後半のどちらかだけの参加になったのかもしれませんね。
結弦くんが1人のアーティストと2曲コラボするというのは、それほどまでに異例なことだったように思います。
ただ、Toshlが全公演にinしたことで、明らかにFaOIが締まりました。
ずっと出ているアーティストがいて、オープニングとラストを締めてくれたことで、FaOIに1本、背骨が入ったような感じでしょうか。
そして、全公演にinすることで、Toshlにも「FaOIに呼ばれたお客さん」ではなく、アイスショーをを盛り上げる一員としての責任みたいなものが芽生えたのでしょうか。
Xのライブでやっているコール&レスポンスで、どちらかというとお上品なアイスショーの観客を「もっと盛り上がっていいんだぜ!」と「指導(笑)」してくれました。
やりすぎて「もう少し短く」と逆指導が入ったのはご愛嬌ですが(笑)
でも、Toshlがライブのように盛り上げてくれたことで、今年のFaOIに例年とは全く違う、熱いものが吹き込まれたように思います。
アーティストはお客じゃない。
アイスショーを構成する大切な存在で、彼らが本気になってくれなきゃマジックは始まらない。
スケーターが主役だからといって遠慮して1歩引くことはない。
FaOIに来ているスケーターはみんなプロだから、お互いにベストをぶつけあえばいい。
それこそのコラボだ。
なんか、今年のFaOIからはそんな熱い空気感を感じました。
去年、清塚さんも同じように結弦くんとプロ同士の熱いセッションを繰り返していたそうですよね?
それを清塚さんは何度も何度もコンサートで語ってくれているようなので、プロとして本当に嬉しかったんだと思います。
生身の人間に演奏してもらうそのメリットを、結弦くんは最大限に生かしてくれるんですから、プロ冥利につきたんじゃないでしょうか。
プロのアーティストに「自分もチャレンジしよう」と思わせるほど、結弦くんは練習から全力なんでしょう。
その全力を見て、プロの人達ほど「軽く仕事をこなしすればいい」なんて思えなくなるのでしょう。
FaOIは特に、長年各国のショーでメインを務めているようなレジェンドスケーターたちが揃っているわけですから尚更ですよね。
アーティストの方々も、皆さん真剣勝負なわけです。
今回、1ヶ月の長丁場はToshlにとっても初めてで、途中で喉を潰すわけにはいかないからと最初はキーを落としていました。
プロだからこそ、1ヶ月という期間を頭に入れてコンディションを組もうとしていたんでしょう。
それを、魂を削って編み上げるような結弦くんの練習を見て、自分もチャレンジしようと思ったのだとか…。
凄いですよね。
言葉で伝えなくても、一生懸命は背中で伝わるんです。
だからこそFaOIはみんなが熱くなるんですよ。
そんな、魂のセッションのようなものを、私は今回のFaOIから感じたのです。
そして、「マスカレイド」と「Crystal memorys」の2曲に出会えたのも、結弦くんにとっては僥倖だったように思います。
この曲に出会うのは必然だったんですよ。
結弦くんにとっても、Toshlにとっても、ね。
「マスカレイド」と「Crystal memorys」
結弦くんはこの2曲を双子だと言っていました。
多分「一対の」という意味なんだと思います。
私は、この2曲は一人の人間の成長の曲だと思いました。
もがき、苦しみ、血を流し、足掻きながらも幼い日に見た希望のため、仮面の下に自分を隠し、孤独に戦う若き日の人物が「マスカレイド」なら、乗り越えてきた日々に思いを馳せ、達観し、あとに続く者に勇気を与え導こうとしているのが「Crystal memorys」だと、私には何故かそう見えたのです。
著作権の都合もありますから歌詞は全部は貼りませんけど、この二つの曲の歌詞を眺めていると、フレーズのひとつひとつがすべて結弦くんの人生のような気がして、なんだか泣けてしまったんですよ。
まず「マスカレイド」
寂しさも
悲しみも
誰にも見えない
幼き希望の
記憶
舞い踊る
ああ、この歌は結弦くんだな。
結弦くんを突き動かしているのは幼い頃に思い描いた夢です。
それは必ず実行できると信じ、どんな困難も乗り越えてきました。
どんなに苦しくても「羽生結弦」という仮面をかぶって、決して他人に苦しむ様子を見せず、孤独に戦い続けている結弦くんの姿です。
そしてCrystal memorys。
目の前に そびえる高い壁
それにはきっと意味がある
欲しいものがあるならば
必ず乗り越えることができるはず
この曲も結弦くんです。
結弦くんが、私たちに見せている姿です。
こうありたい、こうあらねばと思っている結弦くんの姿です。
そうか。
この曲は「一対」なんかじゃなくて「表裏」だったんだ。
結弦くんの、内なる苦しみと、それに屈しない峻烈な向上心を表す、内と外だったのか。
そう思った瞬間に、鬼(私)の目にも自然と涙が流れてきたのです。
でも、この曲は決して結弦くんをイメージして作られた曲じゃないんですよ。
「クリメモ」はゲームの音楽で「マスカレイド」はテレ東のドラマのエンディング曲だったそうです。
つまり、Toshlの中から生み出され、紡がれた言葉ばかりなのです。
それなのに、まるで二人が同じ感情を持つかのように共通する歌詞で、なんと言うか、心理学者カール・グスタフ・ユングの言うところの「共時性原理」 (シンクロニシティ)を見ているかのようでした。
どちらかを選べと言われ、結弦くんはこの二つの曲を何度も聞いたんでしょうね。
もしかすると、自分が辿ってきた苦しい道のりを思い出して、泣いちゃったりなんかしたかもしれません。
結弦くんも、ピュアで涙もろい人ですから。
私達はこれらの歌詞の中に結弦くんの道のりを見出しましたが、きっとToshlもいっぱい苦労をしてきたんです。
辛い思いもいっぱいしてきて、それでもそれを乗り越えて今があるからこそ、そんなToshlだからこそ紡ぎ出せた「マスカレイド」であり「クリメモ」なんでしょう。
そして結弦くんは、Toshlの歌詞にそれを感じ取り、自分のなかにその思いを取り込んで、昇華させようとしたわけです。
Toshlの苦しみを昇華させることが、すなわち自分自身の苦しみからの解放でもあったのかもしれません。
だからこその「Toshlさんに捧げた」だったんでしょうね。
苦しくても、辛くても、乗り越えた先には希望があるんだよと。
そりゃおじさん泣いちゃいますよ。
辛い思いを乗り越えてきたその先で、結弦くんのライトに照らされた光り輝く姿を見たら、そりゃあ天使だと思っちゃいますよ。
それだけ辛い経験をしてきたんですから、Toshlも。
結弦くんも辛い運命を乗り越えてきていますけど、Toshlは結弦くんより少しだけ弱かったんです。
だから騙されちゃったりもしたんです。
そんな自分に、真っ白な光をまとった天使が腕を広げてくれたんですよ。
号泣もするってもんです。
運命をしみじみ感じ、そして強くなろうと思ったのだと思います。
生きてて良かったと、本当に心から思ったのでしょうね。
それほどまでに、きっと腕を広げて氷上に立つ結弦くんの姿は美しかったんでしょうね。
でも、結弦くんがクリスタルの剣を掲げて王の前に跪く騎士になり切っているのに、Toshlときたらさらに腰を折って小さくなっちゃうんだから(笑)
Toshlちゃん!その子厨二病だから!
騎士になり切ってるんだから、王様になってあげなきゃダメ~~
結弦くんは、公演当日に急遽、曲を入れ替えて欲しいと言ってきたそうです。
きっと最初のプランでは「クリメモ」のほうが先だったんでしょう。
でも、この2つの作品は一人の人間の人生そのものであり、つながっているんです。
苦悩があって、それを乗り越えた先に希望があるなら、苦悩を表す「マスカレイド」が先でなくちゃいけなかったんですよね?
でも、2曲を交互に演じるという縛りから、苦悩→希望→苦悩という結果になっちゃっていましたね(笑)
めぐりめぐって元に戻っちゃってますけどね(笑)
もしかしたら「苦悩」→「苦悩」→「希望」の方が良かったのかもしれないですね(笑)
真壁さんは、歌詞が英語だから海外に発信するのにふさわしいということで「クリメモ」を推していたようです。
ポジティブで、第三者に対してのアピール力も高いということでしょう。
衣裳の手の込みようを見ても、これが次のEXだろうなというのはバシビシ伝わってきます(笑)
でも、人間はそれほど強くないんですよ。
希望だけを掲げられてもついていけない時もあるんです。
だから、時には「マスカレイド」もラインナップに入れて欲しいなと思うわけです。
まあ、感情を開放するプログラムは結弦くん自身が大変消耗するみたいなので、次のオリンピックの時でもいいですから。
あ、言っちゃった
何というか、私の頭の中にはひとつのイメージが湧いているんですよ。
東京オリンピックの開会式。
国歌斉唱はToshlで良くね?
演奏はYOSHIKIで良くね?
日本が世界に誇るアーティストというのなら「X JAPAN」をおいて他にないんじゃね?
そして、2人の周りに敷いたLEDパネルに、結弦くんが天使のように舞う映像を流せばいいんじゃね?
もうそれで、言祝ぎの舞が完成するんじゃね?
YOSHIKIのクリスタルピアノ(あれ、チャリティに出しちゃったんだっけ?)はこういったイベントにピッタリだもん(笑)
いやあ、なんか、Toshlちゃんは個展まで開催するようですし、皆さん天使の司令を受け取ったんですかね。
まだまだお前はこんなもんじゃねーだろ!
もっと上まで上がって来いよ!
と。
個展は完全クローズドなのかもしれませんが、やりたいことを「やろう」と思えるようになるということは、大変勇気のいることで、それを決断させたのが結弦くんの存在ならば、それは本当に素晴らしいことだと思います。
運命は、一度回り始めるとドンドン動いていきます。
私たちファンはただ降り落とされないようにジェットコースターにしがみつきながら、結弦くんがどんな人と関わってどんなことを成して行くのか、これからも楽しみにするしかありませんね!
闇が深ければ深いほど
瞬く星は光り輝くだろう
恐れることは何もない
自分自身を信じて
僕と一緒に前へ進もう
「Crystal memorys」
※今回は、書いている内容が回顧に近いため、あえてToshlに敬称をつけませんでした。その点についてはご理解いただければと思います。
以上