パトリックの、ちょっと後ろ向きの発言が、スケート界隈に波紋を広げているようです。
でも、私に驚きはないんですよ。
私は以前から、現実を見ようとしないパトリックに
「そんなことをしていたら、ハビやユヅだけじゃなく子供達にも抜かれるぞ」
と、何度も書いてきましたから。
(以前、書いた「クアド時代の憂鬱」はこちら)
パトリックは、休養していた時から「ハビやユヅの演技は見ていない」だの「見たけど特に変わっていない」だのと言い、復帰の時には「クワドを4本も入れたらすぐに天井に頭がつく。自分は2人とは違う道を行く」とかって言ってましたよね?
その頃から私は、こうなることは大体想定していました(笑)
だって、現実から目を背けているようにしか見えなかったんですもん。
パトリックは、陽気で前向きに見えて、実はかなり小心なんですよ。
気が小さいのにお喋りは好きで、何度も余計な事を言ってはネットを騒がせてきたんです。
悪いヤツでも嫌なヤツでもないし、やるときゃやる行動力もあるけれど、ちょっと自分を過大評価している小心者。
私のパトリック評はこんなところでした。
パトリックの放言は、自分を守るためのもので悪意はないんです。
それに、リーダーシップもあるから選手達に慕われてもいます。
そういった勇気も行動力もあるのに、リンクに出るとチキンになるんです
追い上げられるとビビッちゃうんです。
でも、パトリックもこういう事態になるのは想定してたと思うんですよ。
今年の四大陸やワールドで、後輩達の演技に驚きながらも褒めていましたし、その時の表情は晴れやかでしたから、吹っ切れてはいるんですよ。
なので、心配はいりません。
いつも色々な事をあーだこーだ言っていますけど、パトリックはやる男です。
ちょっとチキンで肝心なところでそれが出るけど(笑)でも、パトリックには団体金メダルの可能性があります。
ま、団体戦っていうのは、ロシア、カナダ、アメリカしか全カテゴリでメダリストを揃えられないので、実質この3ヶ国でメダルを争うことになると思うんです。
国別対抗戦はシングル選手の比重が大きいので日本が圧倒的に有利でしたけど、団体戦はシングル選手の比重が半分ですからね。
なので、カップル競技が強いカナダは団体戦の優勝候補です。
まだまだ、パトリックには頑張ってもらわないといけないんですよ。
で、私にはもう1人、メンタルを心配しているベテランがいます。
そう、ハビエルです
最近、オーサーがデールマン嬢とハビだけを連れて、時々他のリンクで練習しているそうです。
もちろん、オーサーの言うように、クリケットのトップ選手の数が増え、リンクが手狭になったということもあるでしょうが、違う目的もあるでしょう。
結弦くんのファンの中には、もしかしたらこれを「特別扱い」と感じる人もいるかもしれませんが、私はこれを、この2人にプレッシャーを与えないための「避難措置」だと思っています。
デールマン嬢は夏に手術をしたようで、それにより今シーズンは調整がかなり遅れているそうです。
他の選手はオリンピックシーズンに合わせ、早くからペースを上げている中で、自分はなかなかペースが上がらなかったら、やっぱり焦りますよね?
他の選手に刺激を貰う前に自信を失うわけです。
彼女は元々あまり自信が持てないタイプだったようなので、そんな彼女にはペースを上げている他の選手は見せない方がいいのでしょう。
で、ハビはまた少し違います。
結弦くんがどんどん構成を上げていくことで自信をなくすというより、多分ハビの性格から
「自分も構成上げようかな?ルッツは無理でもループはいけるかも…」
と、迷ったり焦ったりするんじゃないのかな?と、そう感じたのです。
ハビは器用じゃありませんし、結弦くんのようにガンガン構成を上げるより、確実性を上げる方が向いています。
不安のある構成より、自信を持って演じられる構成の方が向いているんです。
だって、ハビもパトリックと同じく、かつてはチキンだったんですから
ハビは多分、構成を上げようと思ったら上げられるんですよ。
4Loも跳んでいるわけですから。
ただ、新しいジャンプを入れることで、それまで磨いてきた「安定」と「高いGOE」を失うかもしれない。
オーサー的には、それはなんとしても避けたいでしょうから、ハビがあれこれ余所見をしないように、結弦くんから離す必要があったということです。
クリケットで練習する他の子供達には、結弦くんの姿はお手本とモチベーションになるでしょうが、自分のスタイルを貫かなければいけないハビには「目の毒(笑)」になるって感じですかね
なので、この2人には他の選手の様子がわからないように、自分に集中できるように、別のリンクで自分のペースで練習するように隔離しているんだと思ったわけです。
元々デールマン嬢は、ハビには色々相談していたようなので、2人なら心強いでしょうしね。
オーサーは、選手の性格を良く掴んで、それぞれに合った練習をさせていると思います。
結弦くんは押さえつけちゃダメ。
利口な子だから自分のことはちゃんと理解して、自分でプランを立てる。
一見無謀に見えるプランでも結弦くんは必ずやり遂げるし、挑戦することがモチベーションだから、暴走しそうな時だけ手綱を引けばいい。
ハビは、頭から押さえつけてやらせないとダメ。
自分でやらせると楽な方に流れる。
難しい構成はミスをした時パニックになるからやらせない。
とにかくミスをしないようにして、プレッシャーなく楽しく滑れれば勝機は十分にある。
こんな感じで、きっとコントロールしてるんだろうな。
とにかく、どうしても勝ちたい試合の日に、ベストな状態で選手を送り出す。
それがオーサーの信念だと思います。
ところで、ショーマはスケカナで後半スタミナ切れを起こしたことで、練習りを増やし負荷をかけると言っていましたよね?
それは正しいんだろうかと、ちょっと私は疑問に思っています。
この時期に負荷をかけて、怪我をしなければいいんですが…。
まあ、まだ若いし身体も小さいから、ベテランより怪我のリスクは少ないでしょうが、そう考えていたのにさっとんが怪我をしましたからね。
コーチやトレーナーもついているから大丈夫だとは思いますが、それよりも朝型に切り替える練習もしておいた方がいいんじゃないかな?と思いますね。
さて、今週末は中国杯ですが、デカが無事出場できるようで安心しました。
五輪代表にアピールするためにも、ここはノビノビと頑張って欲しいですね!
今週末はボラ仲間の結婚式があります。
同じボラバスで生まれたカップルなので、ボラ仲間が大集合です。
で、私は仙台に行けるのかな~?
でも、私に驚きはないんですよ。
私は以前から、現実を見ようとしないパトリックに
「そんなことをしていたら、ハビやユヅだけじゃなく子供達にも抜かれるぞ」
と、何度も書いてきましたから。
(以前、書いた「クアド時代の憂鬱」はこちら)
パトリックは、休養していた時から「ハビやユヅの演技は見ていない」だの「見たけど特に変わっていない」だのと言い、復帰の時には「クワドを4本も入れたらすぐに天井に頭がつく。自分は2人とは違う道を行く」とかって言ってましたよね?
その頃から私は、こうなることは大体想定していました(笑)
だって、現実から目を背けているようにしか見えなかったんですもん。
パトリックは、陽気で前向きに見えて、実はかなり小心なんですよ。
気が小さいのにお喋りは好きで、何度も余計な事を言ってはネットを騒がせてきたんです。
悪いヤツでも嫌なヤツでもないし、やるときゃやる行動力もあるけれど、ちょっと自分を過大評価している小心者。
私のパトリック評はこんなところでした。
パトリックの放言は、自分を守るためのもので悪意はないんです。
それに、リーダーシップもあるから選手達に慕われてもいます。
そういった勇気も行動力もあるのに、リンクに出るとチキンになるんです
追い上げられるとビビッちゃうんです。
でも、パトリックもこういう事態になるのは想定してたと思うんですよ。
今年の四大陸やワールドで、後輩達の演技に驚きながらも褒めていましたし、その時の表情は晴れやかでしたから、吹っ切れてはいるんですよ。
なので、心配はいりません。
いつも色々な事をあーだこーだ言っていますけど、パトリックはやる男です。
ちょっとチキンで肝心なところでそれが出るけど(笑)でも、パトリックには団体金メダルの可能性があります。
ま、団体戦っていうのは、ロシア、カナダ、アメリカしか全カテゴリでメダリストを揃えられないので、実質この3ヶ国でメダルを争うことになると思うんです。
国別対抗戦はシングル選手の比重が大きいので日本が圧倒的に有利でしたけど、団体戦はシングル選手の比重が半分ですからね。
なので、カップル競技が強いカナダは団体戦の優勝候補です。
まだまだ、パトリックには頑張ってもらわないといけないんですよ。
で、私にはもう1人、メンタルを心配しているベテランがいます。
そう、ハビエルです
最近、オーサーがデールマン嬢とハビだけを連れて、時々他のリンクで練習しているそうです。
もちろん、オーサーの言うように、クリケットのトップ選手の数が増え、リンクが手狭になったということもあるでしょうが、違う目的もあるでしょう。
結弦くんのファンの中には、もしかしたらこれを「特別扱い」と感じる人もいるかもしれませんが、私はこれを、この2人にプレッシャーを与えないための「避難措置」だと思っています。
デールマン嬢は夏に手術をしたようで、それにより今シーズンは調整がかなり遅れているそうです。
他の選手はオリンピックシーズンに合わせ、早くからペースを上げている中で、自分はなかなかペースが上がらなかったら、やっぱり焦りますよね?
他の選手に刺激を貰う前に自信を失うわけです。
彼女は元々あまり自信が持てないタイプだったようなので、そんな彼女にはペースを上げている他の選手は見せない方がいいのでしょう。
で、ハビはまた少し違います。
結弦くんがどんどん構成を上げていくことで自信をなくすというより、多分ハビの性格から
「自分も構成上げようかな?ルッツは無理でもループはいけるかも…」
と、迷ったり焦ったりするんじゃないのかな?と、そう感じたのです。
ハビは器用じゃありませんし、結弦くんのようにガンガン構成を上げるより、確実性を上げる方が向いています。
不安のある構成より、自信を持って演じられる構成の方が向いているんです。
だって、ハビもパトリックと同じく、かつてはチキンだったんですから
ハビは多分、構成を上げようと思ったら上げられるんですよ。
4Loも跳んでいるわけですから。
ただ、新しいジャンプを入れることで、それまで磨いてきた「安定」と「高いGOE」を失うかもしれない。
オーサー的には、それはなんとしても避けたいでしょうから、ハビがあれこれ余所見をしないように、結弦くんから離す必要があったということです。
クリケットで練習する他の子供達には、結弦くんの姿はお手本とモチベーションになるでしょうが、自分のスタイルを貫かなければいけないハビには「目の毒(笑)」になるって感じですかね
なので、この2人には他の選手の様子がわからないように、自分に集中できるように、別のリンクで自分のペースで練習するように隔離しているんだと思ったわけです。
元々デールマン嬢は、ハビには色々相談していたようなので、2人なら心強いでしょうしね。
オーサーは、選手の性格を良く掴んで、それぞれに合った練習をさせていると思います。
結弦くんは押さえつけちゃダメ。
利口な子だから自分のことはちゃんと理解して、自分でプランを立てる。
一見無謀に見えるプランでも結弦くんは必ずやり遂げるし、挑戦することがモチベーションだから、暴走しそうな時だけ手綱を引けばいい。
ハビは、頭から押さえつけてやらせないとダメ。
自分でやらせると楽な方に流れる。
難しい構成はミスをした時パニックになるからやらせない。
とにかくミスをしないようにして、プレッシャーなく楽しく滑れれば勝機は十分にある。
こんな感じで、きっとコントロールしてるんだろうな。
とにかく、どうしても勝ちたい試合の日に、ベストな状態で選手を送り出す。
それがオーサーの信念だと思います。
ところで、ショーマはスケカナで後半スタミナ切れを起こしたことで、練習りを増やし負荷をかけると言っていましたよね?
それは正しいんだろうかと、ちょっと私は疑問に思っています。
この時期に負荷をかけて、怪我をしなければいいんですが…。
まあ、まだ若いし身体も小さいから、ベテランより怪我のリスクは少ないでしょうが、そう考えていたのにさっとんが怪我をしましたからね。
コーチやトレーナーもついているから大丈夫だとは思いますが、それよりも朝型に切り替える練習もしておいた方がいいんじゃないかな?と思いますね。
さて、今週末は中国杯ですが、デカが無事出場できるようで安心しました。
五輪代表にアピールするためにも、ここはノビノビと頑張って欲しいですね!
今週末はボラ仲間の結婚式があります。
同じボラバスで生まれたカップルなので、ボラ仲間が大集合です。
で、私は仙台に行けるのかな~?