ニュースで、炎天下で泥の掻き出し作業をやっているボランティアの方々の様子を見ました。
本当にご苦労様です。
九州はちょっと遠いので、私達は寄付での協力です。
いつもお世話になっている主催の方は、福島のボランティアセンターに中古の軽トラを何台も寄付をし、それが私達ボランティアの足として活躍しています。
原資の一部は、私達がボラ参加した時に集めたお金の余りです(笑)
一旦お金を集め、ガソリン代とかレンタル代とかを引いて、余ったお金を人数で割って返してくれるのですが、それをみんなは大体寄付するのです。
千円とか2千円の金額ですからね。
主催の方が、それを貯めて軽トラを購入して被災地に送ったりしているのですが、今回も私達はそちらの方で参加させてもらうつもりでいます。
車を流されて失った人たちが、短期間だけ利用できるカーシェアリングの組織があるのだそうです。
本当に、支援というのは色々な形があるものですね。
で、ニュースを見て、炎天下の作業のキツさを知っている身としては、暑さ対策は大丈夫かしらとそちらの方が気になります。
なんと言っても被災地は、怪我予防のため長靴長袖帽子が必須です。
つまり暑いんです。
ダラダラ汗をかいて「気持ちいい~!」ってやっている人もいますが(笑)無防備で作業をしていると熱中症になってしまいますからね。
私も、暑い場所でのボラを何度か経験し、暑さは体力を奪うということも痛感しています。
とにかく、暑い時は冷すしかありません。
水を含ませて首に巻くようなヤツは全く役に立ちません。
冷蔵庫がなければ水もすぐに人肌に温まります。
なので、これから先、被災地に行こうかと考えている方のため、私が使って役に立ったものを並べてみたいと思います。
◆日焼け止め
虫除け成分が入っていればなお可ですが、虫除け成分の入っているものはハーブの匂いがキツイです(笑)
でも、炎天下の作業で日焼け止めを塗らないと、エライことになりますよ!
◆凍らせたペットボトルの水
コンビニが近くになければ、水は持参です。飲み水をボラセンが用意してくれている場合もありますが、すぐに温くなります。
私は、最初の頃は冷凍庫で凍らせた水を3本ほどエアパッキンでくるんで持参しました。
まあ、被災地に入ったら冷たいものは手に入らないかもしれませんから、その前にコンビニで、凍った飲み物と凍ってない水を半々くらいに買い、小さめのクーラーバッグに入れて持って行くといいと思います。
その中に、濡らした手ぬぐいを入れて、休憩の時に身体をふけば生き返ります。
一瞬だけ、ですけどね(笑)
あ、飲み物はジュースやスポーツドリンクでもいいですが、1本は必ず水を用意して下さい。タオルを濡らしたりするのには水が必要ですよ。
また、凍ったペットボトルを首やワキに当てると大変気持ちがいいです。
一瞬だけ、ですけどね(笑)
◆シャツクール
これは私には必需品です。
濡らした手ぬぐい(タオル不可)にたっぷり振りかけて首に巻けば、しばらく冷たく感じます。
しかし、35度を超えれば役に立ちません!
◆塩飴
実は、これはあまり意味がありません。
日本人は意外と塩分を摂り過ぎているので、1日の仕事であれば、スポーツドリンクがあれば塩分はいりません。
ただし、大量に汗をかく方や数日作業をされる方はあった方がいいです。
この場合、食塩より岩塩のようなミネラル入りのものを舐めた方がいいそうですが、食事でも塩分はとっていますので余りとりすぎないようにして下さい。
高血圧の方は特に(笑)
◆帽子
首に日光が当たると辛いので、本当はキャップより麦藁帽子がいいんですよ。
ただ、作業に邪魔になる場合もあるので、キャップの後ろに手ぬぐいを垂らすのもアリです。
首を出す人は是非、首も日焼け止めを塗って下さい。
私は、濡らしてシャツクールをかけた手ぬぐいを巻いて首を保護しています。
◆長袖シャツ
ボランティアは長袖が必須です。
Tシャツにアームカバーという人もいますが、体に密着しているものは意外と暑いです(笑)
Tシャツにスポーツ用のUVカットのアームカバーをするより涼しいのが、実は長袖のコットンシャツです。
いわゆる、農家のおばちゃん達の格好が、実は一番涼しいんですよね。
中にブラトップを着て、それにたっぷりシャツクールを吹き付け帽子をかぶり、シャツクールまみれにした手ぬぐいを首に巻く(笑)
そしてリュックに凍ったペットボトル!
夏場はこれが最強だと思います。
ズボンは、アウトドア用カッパのズボンが破けなくて意外とオススメです。
ジャージは結構、枝とかに引っかかるんですよ。
後は、リュックやヒップバッグに冷やした水と塩飴を入れて常に身につけておけば完璧です。
冬場は1時間おきに休憩を入れますが、夏場は30分もちません。
最低でも、30分働いて10分休むくらいの休みが必要です。
で、クーラーバッグの中で冷やした手ぬぐいで汗を拭きつつ(笑)しっかり休むと。
これが体力無しの私のペースです(笑)
時々、30分もたずに15分くらいで木陰に入りに行くことがあります。
体温より高い気温になったら本当に危険ですからね。
ボランティアに行って無理をして、帰ってきてから夏バテみたいになって寝込む人もいますので、無理は絶対禁物ですよ。
後は長靴と厚手のゴム手袋、乾いてホコリが舞うようなところへ行く場合、コンタクトの方はゴーグルもあった方がいいです。
顔、汗かきますけど(笑)
こういった緊急時には、ボランティアセンターでボラ保険の受付をしてくれる場合もありますが、そのボラセンによって対応は違いますので、まず確認してください。
そして、社協やボラセンのビブスをつけていない、飛び込みのボランティアは家に入れないように。
こういった災害があった時、来るのは善意の人ばかりではありません。
誰もいない家を狙うような人間たちも必ず来ますので、ボランティアを依頼する方も、必ずボラセンを通すようにしてくださいね。
ニュースでは善意の部分しか流しませんが、決して綺麗なことばかりじゃないので、そこは十分に注意してくださいね。
さて、この3連休、ボランティアに行く人も多いと思いますが、一気に行くとボラセンがパンクするかもしれません。
そういったことも想定の上、頑張って頂きたいと思います。
以上
本当にご苦労様です。
九州はちょっと遠いので、私達は寄付での協力です。
いつもお世話になっている主催の方は、福島のボランティアセンターに中古の軽トラを何台も寄付をし、それが私達ボランティアの足として活躍しています。
原資の一部は、私達がボラ参加した時に集めたお金の余りです(笑)
一旦お金を集め、ガソリン代とかレンタル代とかを引いて、余ったお金を人数で割って返してくれるのですが、それをみんなは大体寄付するのです。
千円とか2千円の金額ですからね。
主催の方が、それを貯めて軽トラを購入して被災地に送ったりしているのですが、今回も私達はそちらの方で参加させてもらうつもりでいます。
車を流されて失った人たちが、短期間だけ利用できるカーシェアリングの組織があるのだそうです。
本当に、支援というのは色々な形があるものですね。
で、ニュースを見て、炎天下の作業のキツさを知っている身としては、暑さ対策は大丈夫かしらとそちらの方が気になります。
なんと言っても被災地は、怪我予防のため長靴長袖帽子が必須です。
つまり暑いんです。
ダラダラ汗をかいて「気持ちいい~!」ってやっている人もいますが(笑)無防備で作業をしていると熱中症になってしまいますからね。
私も、暑い場所でのボラを何度か経験し、暑さは体力を奪うということも痛感しています。
とにかく、暑い時は冷すしかありません。
水を含ませて首に巻くようなヤツは全く役に立ちません。
冷蔵庫がなければ水もすぐに人肌に温まります。
なので、これから先、被災地に行こうかと考えている方のため、私が使って役に立ったものを並べてみたいと思います。
◆日焼け止め
虫除け成分が入っていればなお可ですが、虫除け成分の入っているものはハーブの匂いがキツイです(笑)
でも、炎天下の作業で日焼け止めを塗らないと、エライことになりますよ!
◆凍らせたペットボトルの水
コンビニが近くになければ、水は持参です。飲み水をボラセンが用意してくれている場合もありますが、すぐに温くなります。
私は、最初の頃は冷凍庫で凍らせた水を3本ほどエアパッキンでくるんで持参しました。
まあ、被災地に入ったら冷たいものは手に入らないかもしれませんから、その前にコンビニで、凍った飲み物と凍ってない水を半々くらいに買い、小さめのクーラーバッグに入れて持って行くといいと思います。
その中に、濡らした手ぬぐいを入れて、休憩の時に身体をふけば生き返ります。
一瞬だけ、ですけどね(笑)
あ、飲み物はジュースやスポーツドリンクでもいいですが、1本は必ず水を用意して下さい。タオルを濡らしたりするのには水が必要ですよ。
また、凍ったペットボトルを首やワキに当てると大変気持ちがいいです。
一瞬だけ、ですけどね(笑)
◆シャツクール
これは私には必需品です。
濡らした手ぬぐい(タオル不可)にたっぷり振りかけて首に巻けば、しばらく冷たく感じます。
しかし、35度を超えれば役に立ちません!
◆塩飴
実は、これはあまり意味がありません。
日本人は意外と塩分を摂り過ぎているので、1日の仕事であれば、スポーツドリンクがあれば塩分はいりません。
ただし、大量に汗をかく方や数日作業をされる方はあった方がいいです。
この場合、食塩より岩塩のようなミネラル入りのものを舐めた方がいいそうですが、食事でも塩分はとっていますので余りとりすぎないようにして下さい。
高血圧の方は特に(笑)
◆帽子
首に日光が当たると辛いので、本当はキャップより麦藁帽子がいいんですよ。
ただ、作業に邪魔になる場合もあるので、キャップの後ろに手ぬぐいを垂らすのもアリです。
首を出す人は是非、首も日焼け止めを塗って下さい。
私は、濡らしてシャツクールをかけた手ぬぐいを巻いて首を保護しています。
◆長袖シャツ
ボランティアは長袖が必須です。
Tシャツにアームカバーという人もいますが、体に密着しているものは意外と暑いです(笑)
Tシャツにスポーツ用のUVカットのアームカバーをするより涼しいのが、実は長袖のコットンシャツです。
いわゆる、農家のおばちゃん達の格好が、実は一番涼しいんですよね。
中にブラトップを着て、それにたっぷりシャツクールを吹き付け帽子をかぶり、シャツクールまみれにした手ぬぐいを首に巻く(笑)
そしてリュックに凍ったペットボトル!
夏場はこれが最強だと思います。
ズボンは、アウトドア用カッパのズボンが破けなくて意外とオススメです。
ジャージは結構、枝とかに引っかかるんですよ。
後は、リュックやヒップバッグに冷やした水と塩飴を入れて常に身につけておけば完璧です。
冬場は1時間おきに休憩を入れますが、夏場は30分もちません。
最低でも、30分働いて10分休むくらいの休みが必要です。
で、クーラーバッグの中で冷やした手ぬぐいで汗を拭きつつ(笑)しっかり休むと。
これが体力無しの私のペースです(笑)
時々、30分もたずに15分くらいで木陰に入りに行くことがあります。
体温より高い気温になったら本当に危険ですからね。
ボランティアに行って無理をして、帰ってきてから夏バテみたいになって寝込む人もいますので、無理は絶対禁物ですよ。
後は長靴と厚手のゴム手袋、乾いてホコリが舞うようなところへ行く場合、コンタクトの方はゴーグルもあった方がいいです。
顔、汗かきますけど(笑)
こういった緊急時には、ボランティアセンターでボラ保険の受付をしてくれる場合もありますが、そのボラセンによって対応は違いますので、まず確認してください。
そして、社協やボラセンのビブスをつけていない、飛び込みのボランティアは家に入れないように。
こういった災害があった時、来るのは善意の人ばかりではありません。
誰もいない家を狙うような人間たちも必ず来ますので、ボランティアを依頼する方も、必ずボラセンを通すようにしてくださいね。
ニュースでは善意の部分しか流しませんが、決して綺麗なことばかりじゃないので、そこは十分に注意してくださいね。
さて、この3連休、ボランティアに行く人も多いと思いますが、一気に行くとボラセンがパンクするかもしれません。
そういったことも想定の上、頑張って頂きたいと思います。
以上