去年まで、ヨーカドーであんなにガンガン流していた恵方巻のアナウンスが、今年はちょっとトーンダウンしているように思います。
まあそうですよね?
海苔屋と寿司屋が作り出した、縁起物でもなんでもない商品なんですから、実態がわかっちゃうとトーンダウンもするってもんですよ。
(去年書いた記事はこちら )
それだけではなく、最近は、恵方巻の元となったのが、関西の若旦那衆が芸者にやらせた御座敷芸だということも広まり、恵方巻をやめさせようという動きも出てきたようです。
まあ、元となった御座敷芸がつまり、男のアレを咥えるのを模した遊びからきているわけですからね。(太巻きを、目をつぶって咥えるというのは思いっきりそれです)
それを、知らなかったとはいえ、小学生の子どもなんかにやらせるのはいかがなものかと、私だって思っていましたよ。
まあ、縁起物でもなんでもないことを、ルーツもわかったうえで自分の子供にやらせるかというと、やっぱり大人はためらうと思うので、恵方巻はそのうちなくなるかもしれませんね?
ちなみに、豆まきは確かに由緒正しい縁起物ではあるんですが、元々あれは旧暦の行事なので(笑)グレゴリオ暦を使っている日本には意味がないといえば意味がないんです。
新年の初めに、魔よけをして新しい年を迎えるという行事を、2月にやっても遅いっちゃ遅いんですよ。
でも、ま、こっちは出自のはっきりした縁起物なので、今後も続いていくといいですね。
以上