今年の春、ある日突然くしゃみや咳が止まらなくなりました。


去年効果があった「なた豆茶」を飲んでもなかなか治りません。


梅雨に入った直後だったので、カビやホコリのアレルギーが悪化したのかしら…。


そう思ったのですが、会社だろうが電車の中だろうが家だろうが全く同じだったので、どうにも原因はわかりませんでした。



以前、耳鼻咽喉科には何箇所か行ってアレルギーテストもやったことはあるのですが、命にかかわらない軽いアレルギーは医者もやる気を見せず、楽になる薬をもらって終わりにされてしまいました。


生活に困るほどではないレベルのアレルギーでは医者のテンションも上がらないのです。



そうは言っても突然始まる咳やくしゃみは大変厄介なものです。


でも、病院で治せないなら、原因となりそうなものを自分で見つけて除去して行くしかありません。


というわけで、まず空気清浄機の小さいやつを買ってみました。
しかし、なにぶん生活に困るほど咳込むわけではないので、効果は全くわかりませんでした。


そして、次に考えたのは柔軟剤です。


1年以上前から、どうも匂いの強い柔軟剤が苦手になっていたのです。


特にダウニー。


元々、香水の匂いがダメで、デパートの化粧品売り場に入るだけでくしゃみをする人間だったのですが、最近流行りの、香りの強い柔軟剤もイマイチ苦手になってきたのです。


最初の頃は大丈夫だったんですよ。
でも本当に、段々匂いに敏感になってきてダメになったのです。


で、柔軟剤をやめてみました。


ぶっちゃけ「いや~ん、洗濯物バリバリになった~!」と思うほど、柔らかさの違いはわかりませんでした。


元々タオルがバリバリでも気にしないガサツな人間だったからでしょうか。


しかし、やめた途端、以前洗って畳んでいた、自分の衣類の匂いで気分が悪くなるようになりました(笑)


時間がたっても香る柔軟剤というのは、シーズン前にしまい込んだ衣類からも、かなり強烈に匂うのです。


本当なら、歳をとって加齢臭を気にするお年頃なので、柔軟剤の匂いでごまかしたいところではあるのですが、ダメとなったらダメなのです。



お香やルームフレグランスは大丈夫なんですよ。
多分、合成された薬品がダメなんでしょうね。



ただ、ネットで調べているうちに、興味深いことを知りました。


最近、ドラム型洗濯機が主流になってきていますが、あれが出回るようになってから皮膚アレルギー等が増えているのだそうです。


理由は簡単。
ドラム型は、水の中をグルグル泳がす従来型と違い、基本的に上げて落とす叩き洗いなんです。


なので、洗剤を入れると衣類に残る率が高いんだそうです。


さらに、柔軟剤は洗い流さないため衣類に確実に残ります。


そのため、科学物質に弱い人がアレルギーを発症してしまうんだそうです。



そういった人達は、結局従来型の洗濯機を使い、大量の水ですすぐしかないそうで、アレルギー持ちは時短も節水も出来ないということになります。



まあ、私も洗剤アレルギーなのかどうかはわかりませんが、とりあえず柔軟剤はやめてみました。


効果は…わかりません(笑)


先日、法事で実家に帰った時、妹が私の服も一緒に洗ってくれたのですが…。


「くっさ~!あの家、ナニ使ってるの~?ダメだぁ顔あせ


荷物を開けた瞬間広がる柔軟剤の強烈な匂い!


あまりに臭かったので、帰ってきてすぐに他の洗濯物と一緒に洗ったくらいです。


しかし!今度は何と、一緒に洗ったものから、ほのかに柔軟剤の匂いがするのです!


柔軟剤って恐ろしい…。

っつーか、柔軟剤をやめたら鼻が良くなったのかしらん。



電車の中でするダウニーの匂いと加齢臭が、とても苦手になった今日この頃です。