Do not pay attention to me

GIFTさんのツイッターで、初演の時の「軍鶏」を見て、「凄かったね」以外言葉がなかったというコメントがありましたけど…。


本当に凄かったです。


なかなか泣かない私がのっけから泣きました。


まだチケットが残っている日があるなんて信じられない感じです。



この作品の初演は5年くらい前でしょうか。
こう言っちゃなんですが、東さんの筆が一番ノッていた頃の本なんじゃないかと、そんなことすら思いました。

(同じことを「ふうふうの神様」の時も「エル・スール」の時も思ったので、結局東さんは天才なんでしょうね苦笑



無駄なセリフも、いなくてもいいキャラも、余分なエピソードもありません。
反戦物というひとくくりにもできません。


堕ちたくて堕ちるんじゃない。
生きるために必死になっていたら、いつの間にか堕ちていたんだ。

堕ちるしかなかったんだ。



そんな人々のやり切れなさが、いっぱい詰まった作品です。



「アニー」を見て、「このセットで8000円は安い。子供向けでなきゃ、きっと1万以上したよ」
と思った私ですが、「軍鶏307」を見て思いました。


「これで3000円だなんてクレイジーだよ!こんなことやっていたら絶対黒字になんないよ!もぉだめ・・・



中野英樹さんのblogじゃないですけど、芝居バカ一代劇団なんですよね?


バックステージツアーがとっても楽しみです。



しかし、もりさんのあのキャラが、Bバージョンでは外山さんになるんですか?
原口さんが
「それもまたコワイわ~」
と言っていましたが、恐るべし桟敷童子!ですね?

個性が全く違う役者さんがどう演じるのか、今から、もう楽しみで仕方ありません(笑)



あと3回、チケット取っておいて良かった~。



以上