コンビニでこんなモノを発見しました。


Do not pay attention to me



「棒っこ」



発音は、「ぼうっこ」ではなく「ぼっこ」です。
たぶん(笑)

細長い、チーズ味とチョコ味の大福なんですがこんな名前をつけるのは北海道のメーカーに違いない!と思っていたら、その通り、でした。


まあ、例えば「娘っこ」のように「こ」をつけることで、可愛らしくなるのもあるのですが、北海道では、小さいものには何にでも「こ」をつけるところがあります。
動物の子供は「犬の子ッコ」「鮭の子っコ」、空き缶は「缶コ」棒の小さいのは「棒ッコ」

等々…。


それにしても、そんな名前をお菓子の名前にしてしまうなんて、これだから北海道のユーモアは底が知れません。


実をいうと、S田家には「棒っこ」にまつわる笑い話があります。


あれは、妹の結婚式の日。

これから始まる結婚式のため、私と姉は会場近くの美容室に行きました。

その日は和装なので、髪を結ってもらう予定だったのですが、なにぶん、髪につける飾りはどうするのかがさっぱりわかりません。

姉は家から自分のかんざしを持って来て「これ、使ってもらえるべか?」と言っていたので、その辺は美容師さんに相談しなさいということになりました。


髪を結う段になって、姉が北海道弁丸出しで美容師さんに相談しました。


「家から持ってきたのがあるんだけど、それ使ってもらえるんだべか?」


思いっきり田舎もんです。

笑わない美容師さんは凄いと思いました。


「どのようなものをお持ちになったんですか?」


「あの…棒っこ持ってきたんだけど…」




しばしの沈黙…


「え?…ボッコって何ですか?」


大爆笑!きゃはっあせ


「お姉ちゃんお姉ちゃん!ボッコなんて言っても通じないよ!えーと、箸みたいな、飾りのついていないかんざしですあせ



いやもう、その場は大爆笑でした。

その後「お姉ちゃんのボッコ事件」は、S田家では語り継がれているのですが、よりにもよって、そんな名前のお菓子が出るとは(笑)


姉に話すと「いや~!やめてよね~!」とプンプンしていましたが、さすが北海道のお菓子。

味は普通に美味しかったです。


以上!