思えば、去年こそ「キバ」があったので、キャストやスタッフに誕生日を祝ってもらったり、たくさんのコメントを頂いたりしておりましたが、元々松田さんは、誕生日は1人で静かにしていたい人なんですよね?
そう思って一昨年のブログを見たら、誕生日なんてスルーしていました(笑)
もちろんプレゼントは贈っていますけど、静かに誕生日を迎えたいという、照れ屋の松田さんの意思は、いつも尊重したいと思っています。
でも、思い起こせば、「黄金の猿」からまだ一年経っていないんですよね?
「黄金の猿」の劇場外で、松田さんが客出しをして、寒い中、ファンの言葉に一つ一つ耳を傾けていてくれる姿に感激し、「キバ」のイベントで、周囲の若い子たちにさりげなく気づかいをしている姿に「賢二くん、成長したわぁ」と感涙し、ライブトークイベントで見せてくれた、懐の広さに感動し、この一年、松田賢二という人間に何度も何度も惚れ直しました。
本当の本当に「いつも楽しいひと時を有難う」と、松田さんに言いたいのはそれだけです。
私は松田さんに、こうして欲しいああして欲しいと、何かを要求したことは一度もありません。
というか、松田さんが提供してくれるものだけで十分満足しているんです。
松田さんはアイドルではなく役者さんですので、自分でやりがいがあると思えるような役をやっていていただければ、私はそれが一番嬉しいことだと思っています。
そしてそれが、松田さんの飛躍につながるお仕事であれば、なお嬉しいと思います。
ファンにできることなどたかが知れています。
イベントに参加したりDVDを購入したりすることももちろんそのひとつですが、私は、私にできることとして、松田さんの足跡をHPに残していこうと考えています。
残さないと、どんどん記憶は薄れていきますからね。
自分の思い出のために、そして、新しく松田さんのファンになった方に、過去のことを知っていただくために、コツコツと出来ることをやっていこうと思います。
記憶は本当にすぐ薄れていきます。
成子坂でお会いした時の話の中で、すっかり忘れていた話を、先日突然思い出して自分でもびっくりしました。
あまりにくだらなさすぎて、聞いたからと言ってどうという話でもないのですが、つか、もっと興味深い真面目な話はいっぱいあるだろうと、自分でも呆れてしまったのですが、とにかく聞いてみたかったので聞いちゃったんです。
「松田さんは、黒チョコポテチ派ですか?それとも白チョコポテチ派ですか?」
多分、差し入れの話をして、そこから東京イベントでいっぱいチョコポテチをもらった話になって、それでそんな話になったのだと思うんですが、私が聞いたとき、松田さんは意味が分からずキョトンとした顔をされたんですよ。それで
「チョコポテチは、白派と黒派に明確に分かれるんですよ。私と彼女は白派、彼女ともう一人が黒派なんです」
と説明すると、松田さん、小さな声で
「…え…どっちも好き…」
マ~ジ~?
有り得ない~!
と、オバチャンたちにガッツリ突っ込まれていましたが(笑)でもさすがに少し飽きてきたそうです。
こんなネタも忘れていたなんて、本当に記憶というのはあっという間に忘却の彼方です。
記録するというのは、大切なことですね。
(いや、ネタそのものはどうでもいいことなんですが…
)
私が松田さんを尊敬することの一つに、役者としてブレないその姿勢があります。
多彩な才能を持ちながら、愚直なまでに役者であるというその姿勢が好きなんです。
きっと今日も、普通にお仕事をされているか、それとも、映画専門チャンネルで映画を見ているか、そんなところなんだろうなあと、そんなことを考えながら、これからの一年もしっかり応援していこうと、ささやかながら、心に誓わせていただいた次第です。