先週、何も知らずに行って玉砕されたのがいささか悔しくて
「(そんなに人気なら)今度の土曜日行っちゃおうかな」
と言った友人に
「ああ~ん!昴さんが行くなら私も行く~!泣
となり、行ってしまった次第です。

しかし…
「日本人おかしいよ!なんで開場30分前から並んでいるの!わーんあせ
(お前もな。笑)
ってな感じの混み具合でした。

でも、2300円は仕方ないと思いました。

多分、輸送コストが目茶苦茶かかっているはずです。それに、物が巨大過ぎて通常の美術館などを使えなかったため、一般の展示施設を使わざるを得ず、展示設備に普通の数倍お金がかかっていると思いました。
海の近くの展示施設を使っているのは、陸を移動させることが難しいからでしょう。

もちろん、収容物の内容と美しさは、大英博物館とは比べるまでもありませんが、海から引き上げられた遺物のみで構成されているというそのコンセプトは一見の価値はあると思いました。

そもそも、大英博物館のあの凄い量の収容物は、過去、大英帝国だった頃のカッパライ品ですからね。
いい物だけカッパラってきたわけですから、素晴らしいのは当然です。

それを思うと、今回の品々は学者達の努力と熱意の賜物です。
ただのエジプト展ではなく、海から引き上げられている過程そのものが、今回の展示品だったというわけです。

しかし、ユリウス・カエサルとジュリアス・シーザーが同一人物だということも知らないようなジジババや子供たちが、

「ふんふん、ホウホウ」
と言いながら熱心に見ている姿は面白かったです。


なんつーんでしょうね。
人間のこの、好奇心と知識欲は大変微笑ましいものですよね。
(でもカッパライはいけないよふん

混み具合の方は、中が広いので思った程ではなかったかな?という印象です。
時間によっては並ばずに入れる時間帯もあるようです。


で、私達ですが、展示品を見るのに約3時間半(途中、ジジババに混じって、椅子で休憩したりもしました。いやあ、椅子は必要です!)その他、物販とレストランで2時間半(笑)

計、6時間も会場の中でウロウロしておりました。


いやあ、堪能堪能!

2300円分は十分に元を取りました。

少なくとも、展示の仕方や設備等は、開港博の数倍優れていたと思います。


レストランは、食べた瞬間

「あ、このシェフは、エジプト行ったことないな苦笑

と思っちゃうくらい、イスラム圏の味が全くしない、どちらかというと中華に近い味だったのですが、朝食抜きでゲロゲロに疲れていた私達は

「うまいっ!キラキラ

を連発して食べていました。


ただ、遺跡巡りと言ったらコーラとファンタオレンジなんですが、このレストランにはコーラがなくてビックリです。

疲れたらコーラという、「ワンピースのフランキーかよ」といった感じの私ですが、仕方なくコーヒーにしました。

でも、ココナッツアイスが、疲れた体に沁み渡るほど美味しかったです。


意外とね、みんなが混むだろうと思って敬遠するため、この連休は空くかもしれませんよ。

まあ、歴史好きの人以外にはオススメはしませんが(笑)


最後に、ひとつだけ後悔したことがあります。

今回、音声ガイドを借りて回ってみたのですが…

「私もコナン君のガイドにすれば良かった~!泣あせ


音声ガイドには、一般向けのガイドと、子供むけのガイドがあったのですが、子供むけのガイドは「名探偵コナン」の音声だったのです。しかもコナン君の絵のついたガイド器で…。

それを見るたびに、ちょっと羨ましい気分になったワタクシでございました苦笑



オシマイ