これからトークショー後半のゲームコーナーに入るという時、田中さんが言いました。
「これから皆さんにゲームをしてもらいます。勝った方にはプレゼントがあります!」


すると、一番驚いたのは松田さん(笑)
「え?何も持ってきてない…」
と、小さな声で田中さんにヒソヒソ。
「さっき書いて貰ったでしょ」
「ああ、あれ?」
ヒソヒソヒソヒソ(笑)

「任せて下さいよ。ちゃんと用意してますよ」
ここが違うんですよ、ここが、というように自分の腕をポンポン叩きます。

始まる前に、ポスターにサインをしてもらっていたらしく、それが、ゲームで勝った2名の方にもらえるそうです

で、ゲームコーナー担当の加藤さん登場。
加藤さんはこの日が初めてのMCだったそうなのですが、ちゃんと松田さんについて下調べをしてきたそうで…


「僕、松田さんのこと知ってますよ。高槻〇〇高校ですよね?」(すいません。覚えてません)
「ええっ?なんで?」
「僕、高槻××高校なんです」(すいません。全く覚えてません)

すると「ええええ~?」と驚く松田さん。
「当時ふたつ申し込むことができてぇ」
「並願というやつですね?」
「そこ、受けようと思ってた高校!」


「…?高槻××高校はできてまだ10年ですが…」


「……?」
「……」


沈黙ショック


あのね賢二くん。
そこね、違う高校だよね苦笑
ケンジーが高校生だったのは20年も昔なのよねぇ汗

まあいい、とゲームを始めようとする加藤さんに向かって
「加藤くんって、誰かに似てるよね?」
「え?誰にですか?」
「うーん、誰だったかな~」
またしてMC潰しの荒業です(嘘です)


「僕は…誰ですか?」
と観客席に向かってつぶやく加藤さんですが、答えが出る気配はないので、強引にゲームの説明を始めます。


「これから僕が松田さんに問題を出します。答えはグー、チョキ、パーの三択になっています。皆さんは、松田さんがどれを選ぶか予想して、正解と思うものをグーチョキパーで上げて下さい!」


はーい!



「…ちょ…ちょっと待って下さい…」


「一人だけ、分かってない人がいますね…」
大爆笑!

「勝負じゃないんですよ。同じのを出すんです」
「ああ、はい。…あ、その中に答えがなかったら…?」
「無理矢理答えて下さい」

「あ~はい」
※質問の順番は違っていると思いますが、ご勘弁下さい。また、私の心の声と合わせてお読みください(笑)


「まず、『これからやってみたい仕事は?』グー、旅番組のレポーター」
旅に出たいとさっき言ってたばっかりだけど…レポートが無理だよな。


「チョキ、バラエティ」
賢二くん、お笑い好きだからこれかなぁ?


「パー、ニュース番組のキャスター」
無理!


「ちょ…ちょっと待って下さい…グーなんでしたっけ…」




先行きが不安です。



とりあえず、答えは「バラエティ」
「いや、トークは出来ないけど、あの罰ゲームみたいなのなら出来るかなぁって」


おお!私は、芸人さんに会えるかも、というヨコシマな考えで選んだものだと思ったんですが、賢二くんはちゃんと、仕事として「出来るもの」を選んでいたんですね?
立派です!

「遊園地に行くと必ず乗るものは?グー、ジェットコースター」
これだな。


「チョキ、メリーゴーランド」
キャラ的にはこっちの方が可愛いけど、ちゃうな。

「パー、観覧車」

これはないな。


回答は、グーのジェットコースター。


「松田さんはジェットコースターお好きなんですか?」
「いや、僕ね、メリーゴーランドとかのグルグル回るヤツに乗ると具合悪くなるから」
「え?じゃあコーヒーカップなんかも駄目?」
「ワイヤーアクションで、クルッと回るだけで気持ち悪くなる…」
それ、アクション俳優としては致命的だよね(笑)
っつーか、コーヒーカップは?


「松田さんが、女性に一番求めるものは?グー、家事」
いや、それは、ご飯だけ作れれば良くない?


「チョキ、愛情」
普通だな。


「パー、ルックス」
何だかんだ言って、男ならまずルックスだよね?でもルックス選ぶと角が立つよなあ。
ここは、甘えっこ賢ちゃんらしく、愛情かな?

答えは「愛情」

まあ、無難だよね、と思っていたら、松田さん
「愛情がある人はエッチだと思うんです」

うん?
意味分かんねーどむぅ…


「愛情がある人はエッチになれると思うんです!」

ああ、なるほどー。

愛のない人はエッチにも積極的じゃないと(笑)

つーか賢二くん、かなり彼女(たち)に邪険にされてきたな(笑)

「松田さんがオススメする、大阪の観光スポットは?グー、大阪城」
ベタ過ぎる。


「チョキ、通天閣」
これもベタだなあ。


「パー、道頓堀」
歓楽街!これだ!

答えは「道頓堀」

「実は…僕、道頓堀しか行ったことなくて…」
「ええ?出身は大阪ですよね?」
「僕、学生時代は漫画家志望で…家から出なかったんです」
「インドアだったんだ…。でも、学生時代に遊びに出て来たりしなかったんですか?」
「どっちかというと、京都の方が近かったから…」

なるほど!
賢二くんは京都の血が流れているのか!(いや!ちゃう!)


いやあ、あのトロい、もとい、おっとりとした喋り方は、大阪人らしくないなぁと常々思っていたんだよね。
そっかー、やっぱり京都の方が近いのかぁ。

※距離的には、大阪と京都のほぼ中間みたいです。


「仕事で一番つらい仕事はどれ?グー、朝早い仕事」

松田さん、朝は強いって言ってたよな。


「チョキ、夜遅い仕事」

飲み会が平気なんだから、夜遅い仕事も平気だろうなあ。


「パー、休みなしのぶっ通しの仕事」

いや、これしかないだろう。


答えは当然「ぶっ通し」


「僕は、朝早いのも夜遅いのも平気なんですよ」

「え?じゃあ、遅刻とかしたことはないんですか?」

「一度もないです…と思います」


「女性のどんなしぐさに惹かれますか?グー、髪をかきあげる仕草」

いや、今日び、そんな仕草でクラッとくる男はいないと思うなあ。


「チョキ、口紅をつける仕草」

リップをつけてん~ぱってやる今の加藤くんが、ちょっと怖かったよ(笑)


「パー、落としたものを拾う仕草」

うーん、どれもイマイチ。

まあ、パーかなあ。


「…ない」

「無理やり答えて下さい」

「じゃあ、チョキ。一番エロいと思うから。でも、一番好きなのは、チューブトップをこう、直すしぐさ」


はいはい、回して回して~!

つーか、エロから離れて離れて~!

そのうち、ブラを直すしぐさだとか、髪を上にまとめている時のしぐさだとか、エロスのうんちくを語りかねないからね~その人は!


実をいうと、私が外したのはこれだけです。

他は何となくわかりましたが、これは分からなかったんです。

まあ、答えがなかったんだから仕方がありません。


で、何問か終わって、人数が少なくなったところでジャンケンをし、最初の一人が決まりました。


「じゃあ、松田さんから、直接手渡していただきましょう」

「はい!」


そう言って、タタタッと階段を降りてきた松田さん。

そのまままっすぐ私の方に歩いてきたかと思うと。私の目の前にポスターを差し出し


「はい!」







は?



え?



なに?ちょ!

何なの?何なの?まさか!がーん





…この私にボケろと?叫び汗




いやいやいや、ここは笑顔で乗ってやらねば終わらない。

受け取るフリだけすればいいんだよね?

そのあとは賢二くんが何とかしてくれるんだよね?


「あ、はい!有難うございます!」

ニッコリ笑ってポスターを受け取りました。


すると、なんと賢二くん!

ポスターから手を離してしまいました!




ちょっとー!この男~!おののくあせ

ノープランよ~!わーんあせ




手ぇ離しちゃダメでしょ!

どうすんのよ!これ!あせ

後ろで勝った人が立って待ってるんでしょ?



ちょっと!加藤くん!加藤くん助けて~!あせ


「松田さん松田さん!違うでしょ!」

加藤くんが突っ込んでくれました。


ふう、やれやれ。



というようなハプニング(?)もあり、とっても楽しいゲームのコーナーは終わりました。


つづく