弟夫婦の家に、マリモ羊羹を持って(笑)およばれして参りました。
実際、去年の10月頃から遊びに来てくれと言われていたんですが、ご存知の通り
松賢サンバカーニバル
に突入していたためそれどころではなく(←酷い)結局こんなに遅くなってしまったんですね。
まあ、食事の時間にかからないように気を使ったっちゅーのに、お嫁さんがつまみは出すわビールは出すわ(私はコーラですが)
昼間っからババァのテンション鯉の滝登りで、お嫁さんが聞きたがっていた、弟の暴露話で盛り上がってしまいました。
しかし、受け狙いで持って行ったマリモ羊羹なのに、弟の奴が最後にお菓子と一緒に出してきやがりまして(笑)妹と2人で
「食べるわけないじゃないそんなもの」(←酷い)
「笑いを取るために持って来たのよ~!」(←酷い2)
と、鬼の鬼のようなことを言う姉でございました(笑)
その後も姉達の馬鹿話はとどまることを知りません。
「マリモ羊羹を床に落とすとさあ、拾った時はもう羊羹がホコリまみれでさぁ、その羊羹を水で洗って食べるのがマジで情けないのよねぇ。こんなことまでして食べたい美味しいものじゃないのに!しかも、羊羹の転がった床はべとべとになるしさあ」
「まあ、私たちが子供の頃って、北海道土産っていったらマリモ羊羹か『わかさ芋』しかなかったからね」
「わかさ芋!まんじゅうの中に何故昆布が入ってるんだ?っちゅーあの饅頭!」
「俺、マリモ羊羹食べた記憶ないなぁ」
「マ~ジ~?」
「ヒデが生まれた頃は、もう結構美味しいお菓子出てたもの!」
「じゃあホラ、マリモ羊羹うまく食べてみ?」
「ツマヨウジで刺すんだよ!」
すると弟は、力いっぱいツマヨウジを刺し、羊羹をあさっての方向にすっ飛ばしておりました。
私の言ったことが嘘ではないことを証明してくれましたが、あそこまで派手に転がした奴も初めて見ました(笑)
それを水で洗ってパクリと食べて、弟
「ん!うまい」
「マ~ジ~?アンタ味覚おかしいんじゃないの~?」(←超・酷い。笑)
で、弟の家に、なんと!本物の「花畑牧場の生キャラメル」がありました!
で、ひとつ貰って食べた本物の味は…
私がいつも買っているバッタモンの生キャラメルと同じ味でした。(そらそうや)
2時間以上もギャアギャア騒いで、お嫁さんには大変ご迷惑をおかけいたしましたが、スイマセン。こういってはなんですが、ソイツお姉ちゃんたちが大好きなんです。
結婚式で同僚に「シスコン」と暴露されるくらいの「お姉ちゃんっこ」なんです。
でも、私が弟の小さな手に拳銃を握らせて(もちろんエアガンです)
「いいか?人は撃っちゃダメだ!動物もダメだからな!犬とか撃ったりしたら拳銃取り上げるからな!」
「干してあるダイコンは?」
「ダメに決まっとるだろうがぁっ!」
と、ちゃんと教育をしたおかげで、弟は立派なお巡りさんになりました(笑)
(そして、歳下とは付き合うことができず、ガッツリ年上のお嫁さんをもらいました)
まあ、男のようにガサツで、下品で、乱暴者で、ワガママな姉たちに育てられて、弟はイイ子に育ったんで、いつまでも仲良くしてやって欲しいと思います。
余談ですが、遅いバレンタイン用に買った生キャラメル。
どれが美味しいか食べ比べてるヒマもないし、いっぱい買って、カゴの中に詰めて送ろうと思っていたんですが、以前買ってあったカゴにキャラメルをあけると…2箱入れてもスッカスカです。
「…マジ?」
3箱入れても、カゴはまだまだ余裕です。
「マ~ジ~?何でこんなおっきなカゴ買って来たの~?私のバカ~!」
4箱入れても隙間があります。
「い~や~!私の分がなくなる~!全部賢二くんに持ってかれる~!」
たんまり買って来ていたはずの自分の分にも手をつけなければカゴが埋まりません。
「はっ!そうだ!全部食べたらご褒美に、賢二くんの大好きなプチプチが出てくるっていうのはどうだ!」
(つまり上げ底にする作戦)
まあ、そんなこんなで、キャラメルを入れる手も震える有様でしたが、上げ底にもせず、みっちりと色々な味の生キャラメルを詰めさせて頂きました。
で、その話を妹にすると
「パッケージを開けたものって、芸能人の人は食べないって話だよ」
え?なんで?
「だって、中には変なファンがいるじゃない。何入れられてるか分からないからよ」
そっか~
そんなこと考えてもいなかった…
賢二くん…ごめんね
その生キャラメル…
返して