誰でも所有している土地は有効に使いたいですよね。

東京だと、ほんと限られた土地。

土地面積いっぱいに建物を建てたい!!!

 

新築建売りを見ると、敷地ほぼいっぱいに建築している物件を目にします。

「これ建ぺい率大丈夫なの?」

(建ぺい率:わかりやすく言うと、その土地の中で家を建てられる面積の割合のこと)

と思うけど、確認申請しているんだからOkなんでしょう。

土地面積40㎡以下の物件も目立つようになって来たんですよねー。

 

で、たまたま新築物件の建築概要書を見る機会があって、

計算すると建ぺい率60%なのに、70%となっている。

「あれれ、ここって角地緩和?

確か、一つは通路扱いだったけど・・・」

*角地だと隅切りしないとならないので、建ぺい率が10%緩和されます。

 

おかしいなぁ???

と、考えていたら失念していたことを思いだしました。

建築基準法が改正されたんでした(令和元年)。

 

『準防火地域の耐火・準耐火建築物の建ぺい率が10%緩和』

東京都ってほぼ準防火地域のはず。新築は準耐火構造で建築しますので建ぺい率が10%緩和されるんです。

つまり、用途地域で建ぺい率が60%となっていても、実際には70%使える!

昔、建てた時は60%ギリギリで建てたけど、建て直せば70%まで建築出来るってことなんです。

 

なるほどね。その手があったのね。

 

~続く~