不動産投資で物件を購入する時に、売却することって考えていますか?

たぶん、ほとんどの方が考えていない。

「ずーっと、所有するに決まっているじゃない」

って方がほとんどだと思います。

 

因みに、不動産投資で売却を絡めた方が、拡大スピードはあがります。

 

売却をすることを考えて購入する場合、個人で所有するか、法人で所有するかによって税金が変わりますので注意が必要なんです。

 

個人だと、売却益が出た場合短期と長期で税率が変わります。

①個人 5年以内の短期の場合

所得税30%+復興特別所得税0.63%+住民税9%=合計39.63%

 

②個人 5年超の長期の場合

所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%=合計20.315%

 

③法人の場合は事業税の他がありますので、約30%

 

上記から税金は、

①>③>②

となりますね。

つまり、5年以上保有して売却益が出た場合は②が一番税金が安いことになるんです。

勿論、個人の場合は分離課税ですが、法人の場合は他の経費と相殺は出来ます。ただ、金額が高額になると相殺しきれないんですよね。一度、大変な目にあったことがあります。

 

例えば、5年超保有した物件で売却益が3000万としたら

③法人: 3000万×30%=900万の税金

②個人5年超:3000万×20.315%=609.45万

 

③と②の差 290.55万

これってかなりデカい。

 

なので、5年超保有する前提なら個人で物件を所有した方が譲渡税が安くなるんです。

 

ご参考に。

 

~続く~