物件を探していると、「リースバック」物件があります。

「リースバック」物件とは、今の所有者が家を売り、購入者に賃料を支払いそのまま借り住み続けます。まぁ、入居者が元所有者ということですがオーナーチェンジ物件に近いですね。

もちろん、引渡しと同時に賃貸借契約を元所有者と契約します。

 

購入にあたり、確認・検討すべき点があります。

①オーナーチェンジ物件と違って内覧は可能ですので、室内の状況を確認しましょう。 

確認して退去した時の修繕内容を把握しておいてください。

きれいにお使いであればいいですが、室内が荒れていることもあります。

 

②長期に入居することを考え勝ちですが、リースバックだからと言って長期入居になるかはわかりません。 

事情はひとそれぞれですので、すぐに退去することもあります。

 

③現所有者の職業、年収、家族構成内容を確認。通常の入居者募集時の審査と同じです。

入居してもらうのですから、きちんと賃料が支払い出来るのかを確認します。

 

 ④可能であれば、売買契約書の特約条項に、賃貸時には保証会社に加入を条件としてください。保証会社の審査が通らない場合は白紙解除になるようにするか、売主さん(所有者)は入居させない(リースバックなし)としてもらうようにします。心配な場合は、事前に保証会社の審査をしてもらいます。

 

⑤退去した場合の賃料相場を確認。

リースバックの賃料が適切かを把握しましょう。

 

⑥賃貸中の修繕については、入居者の負担で行うことを賃貸借契約条項に入れてください。

賃貸に変わったとたんに、修繕を言われても困りますから。

 

 ⑦売却理由はもちろん聞いて見てください。

③と関連しますけどね。

 

 以上 ご参考にしてください。

 

~続く~