体調不良にて昨日は寝てました。
その代わり、中国経済について勉強しましたよ。
不動産価格が崩壊している中国。
「白菜のような価格で売られている」と言うことで、中国地方で売れ残っているマンションを「白菜マンション」と呼ばれています。
人口流出が進むのに、バンバン建設してマンション。そりゃ、売れ残るよね。
15棟で440万で投資家が購入したらしいです。
また、ネット通販を始めた人がどこでも仕事が出来るとして地方の物件、63平方メートルを3万6千元(約70万円)で購入したらしいですよ。
さて、こんな話。どこかで聞いたことないですか?
そうです。日本のバブル崩壊。
今、中国ですでに起こり始めています。
ゴールドマン・サックスによると中国の隠れ債務は94兆元、1880兆円。
恒大集団の建設途中で建設が止まっているマンションが162万戸。
8月の売れ残ってた住宅の総床面積が6億4800万平方メートル。 平均90平方メートルで換算すると720万戸が売れ残っている状態。
中国の住宅ローンは引渡しから返済が始まるのではなく、購入時点(建設中)から住宅ローンの返済が始まる仕組みなんです。建設停止のマンションに住宅ローンの返済をしている。
そんな状況だと、どうなりますか?
「ローン未払い運動」が勃発。
政府への不満。
そこで、政府は「売ったマンションを完成させろ!」と。
銀行へも圧力を掛けている訳ですよ。
さて、倒産仕掛けているマンション業者に銀行が融資をしたら・・・。
返済がない!ってことになって今度は銀行が破綻しますよね。
もう、中国経済無茶苦茶な状態なんです。
そして、16歳から24歳までの失業率21.3%。しかし、北京大学教授の調査だと、ほんとは46.5%らしいですよ。もう、若者は何もしたくないと「寝そべり族」となっています。
完全にデフレ状態に突入ですよ。
中国からの爆買いを期待した日本へも影響が・・・。
2019年の中国からの来日は959万人で全体の30%にもなっていたんですが、団体旅行が解禁になった10月でも、10%です。
コロナに引き続き、中国から世界経済に影響が出る可能性が高まりますね。
~続く~