「新 おもちゃ」物件の給湯管を延長させるのには既存の洗面台の有った所から延長させました。
蛇口まで管が遠回りしている為、お湯が出るまでちょっと時間が掛かります。
使っているとやはり不満。
銅管と銅管を接続させて行く方法は「ロウ付方法」でハンダで接続してのですが床下だと辛い。
簡単なのは、銅管と架橋ポリ管を接続させる方法です。
銅管と架橋ポリ管の接続方法をググったのですが、参考になるものがありませんでした。DIYで行う人がいないからなのか、それとも余りにも簡単だからなのか。
なので、誰かの参考になる様に投稿しておきます。
まず、用意する物
右から
銅管と架橋ポリ管を接続させるアダプター
銅管を丸くするサイジングツール
パイプカッター
その上は銅管の切り口を修正するリーマー
被覆されている部分を剥ぎ取る電工ナイフ(カッターでも可能)
以上です。
では、床下に潜ります。
左の白いのが銅管です。冷めない様に被覆となっています。
これと右のピンクの架橋ポリ管とをこの辺りで接続させます。
パイプカッターをクルクルと締め付けながら回転させて銅管をカットします。
カット出来ました。
水が吹き出すと思っていたら、プシューっと予想通りに吹き出しました。
電工ナイフで被覆部分を剥ぎ取ります。
電工ナイフが中々切れない様になってますので結構、硬い。カッターの方が切れやすいですが逆に銅管に傷が付く可能性も高くなります。
カットした銅管は切り口が変形しています。
バリを取る為に「リーマー」で切り口を擦ります。バリがあると隙間が出来てしまいます。
中と外側をリーマーで擦りました。
次に、切り口の変形を修正する為にサイジングツールを銅管にはめます。
はめたら、叩き込んで修正します。
入りました。
これで銅管の切り口が丸くなりました。
赤いのは、架橋ポリ管から取って来た保護材。
銅管と架橋ポリ管を接続させるアダプターを取り付けます。
今回使用するのは、
『エスロカチットS銅管変換アダプター』
色んなメーカーから変換アダプターが発売されていますのでが自分の好きなメーカーをお選びください。
エスロカチットは自分では結構使いやすいと思ってます。
13mm簡単に接続させる為使用するのは、
「13×15A」
13は水道の呼び系13m mのことで、15は銅管のサイズです。1/2サイズとも言います。
サイジングツールは1/2サイズを使用してます。
ここはFacebookで教えて貰いました。
右から、
継手本体
インコア(銅管の中にはめ込む)
スリーブ
ナット
銅管にはめた状態です。
締め込む前の状態。
手で締めた状態です。施工書によると銅管の先端から25 m mの所になります。マジックで印を付けました。
結構、硬く締めます。
金具を取り付けたら、架橋ポリ管を入れ込みます。
金具にピンクのリンクが見えたら、接続完了の合図です。
これで水漏れしていなければOKです。
開栓後に水漏れはしませんでしたが、施工書を良く読むと、「ネジ山が見えなくなるまで締め付けしないと締め込み不足」となっていました。
うーん、施工不良かも知れないので後日やり直します。
銅管と架橋ポリ管の接続はそれほど難しい作業ではありませんでした。ご参考になれば有り難いですね。
*メーカーのサイトに「銅管変換アダプター施工手順書」があります。
〜続く〜