先程ちょっと疲れたので
布団の上に横になろうと毛布をめくったら
カメムシが居ました
そう、秋の訪れを感じる瞬間です
もう本当に勘弁して下さい
さて先日AqillaのLiveで数年ぶりに名古屋へ行ってきました
そこで昔より懇意にさせて戴いているGuyatoneの鳥居利彦氏と久しぶりの再会
お土産に、と鳥居さんが開発しているピックを数種類戴きました
自分のピック①はもう何十年と同じ種類を使っていて
最近はあまり他種のピックを試したりした事が無かったのですが
材質、硬さだけでなく形状の個性も様々で楽しめました
滑り止め加工やピック先端に向かって薄くなるテーパー加工
左右のアールを変えているもの等、流石のクレイジーな職人っぷりです
例えば個性的なタイプだと③のやつ
材質はポリカーボネイトで硬く、ペッキペキなアタックが面白い
巻弦辺りで単音のリフとか味が出て良い感じ
ちょろっと引き比べてみるとこのような違いに
次に⑩
材質はポリアミド・ナイロンでメチャメチャ柔らかい
アコギで優しいプレイをするのに良さそう
とても繊細な響きになります
個人的に1番のお気に入りは⑦
自分のピックはビニールナイロンとかいう柔らかい材質で厚みがあるやつなので
アタックはモソってリリースは太め
これはポリカーボネイトで硬め、自分のより先端薄め
音の立ち上がりが早くリリースはシャープめ
まあ興味の無い人からしたら
「どっちも同じじゃん、何が違うん?」
と思われるのでしょうが
弾いている立場からしたら
「自分」と「楽器」を媒介する重要な存在ゆえ
わずかな違いも大きな差として感じられるものだったりするのです
そういやThe Transformer期のアコギのレコーディングの時
数種類試した後「これが一番良い音がする」
と選んだピックがあって、確かまだ工具箱に忍ばせてありました
Guyatoneに関してもう一つ
現在も私のライブでのボードの中で欠かせないエフェクターがあります
それは
ソニックシェーパー SS-m5
歪まず倍音をブーストしヌケを良くするみたいな
クリーンブースター的なエフェクターなのですが
私は本来とはちょっと違う使い方で重宝しています
私は元々ライブで
歪み用、クリーン用、と2台のアンプを使っていたのですが
セットの簡素化を図るべく1台のアンプにしたいと考え
しかしあくまで基本は直なアンプの歪みを使いたい
との事でこのエフェクターを使用することにしました
Marshall JCM800で歪んだアンプセッティングから
入力を落としてクリーン/クランチにしたい
しかしそうすると大概はボソボソしたり腰の無い音になってしまう
そこでSS-m5のアッテネーターVOLを最小に下げ歪みを無くし
かつ倍音をブーストさせコシとハリを持たせた音にする
ONでクリーン/クランチ
OFFでアンプ直の歪み
つまりこんな感じ(アンプはシミュレーターですが)
今現在では入手困難かもしれないこのエフェクターですが
アンプ直の歪みにこだわる人には良い武器になるかもしれません。